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ATEM Mini Pro をつかってリモートプロダクション的なことを試す。#01

今日はですねこちら、
ATEM Mini Proを使ったリモートプロダクション的な事
これについて考えていきたいと思います。

演者がスタジオに来なくても収録したい

当社パンダスタジオのスタジオで、遠方から先生をお招きして
e ラーニング的な収録を行いました。

先生の映像を撮影して、クロマキー合成映像を作る、というやつですね。
この時に先生がちょっと遠方から来られますので、リモートプロダクション的な、演者がスタジオに来なくても、なんかこういうのを作れないんですかね、ということを休憩時間にお話をいただきました。

やはり、昨今、多少落ち着いてきたとはいえ、感染症対策の話もありますし、
それがなくても特に、「先生」と言われるような方とか、様々な技術を持っている方というのは、なかなか時間をやりくりするのが大変なものですから、移動の時間を減らしたいという話は以前からありました。

リモートプロダクション的な感じで、遠隔操作とかでできるの方法はなんかないの?
今リモート流行ってるし、という雑談をしたわけです。

考えてみる 手法1 受けサブ

遠隔地の映像をスタジオで受ける

どんな手法があるかという話なんですが、
例えば手法の1つとしてあるのは、遠隔地にいる先生の映像を何らかの方法でスタジオで受ける、いわゆる、受けサブといわれるという方法です。

この何らかの方法というのは、先日紹介した

Newtek Live Call Connect
LiveU LU600送信機と LU2000受信機
ZOOM とか Skype 、 Discord

そういったもので、遠隔地からの映像をワイプで出す、という方法をみかけますね。
これらについては、それぞれのリンクを参考にしてみてください。

考えてみる 手法2 遠隔地で制作

今回考えてみたのは、この方法です。

遠隔地で制作してネット経由で確認する

遠隔地で制作してネット経由で確認する。
場合によってはリモート操作もするという方法です。

具体的には、
・先生のところにカメラと背景表示のPCを置く
・(先生のところで)合成映像を作る
・その作った映像をネット経由で確認する
・場合によっては、スイッチャー等も遠隔操作もする
・出来上がり

という感じになります。
システムのイメージ図がこういう形です。↓

システムのイメージ図

・先生のところにカメラと背景用の PCがあります。
・これをATEM Miniに入れます。
・そうすれば合成画像を作れます。
・ATEM Mini 操作用のソフトウェアコントロールPCも先生のところに置いときます。

これらの機材が、例えば宅急便で届くので現地でセットアップしてくださいとなります。

機材の電源入れてください、結線してください、は先生にお願いしないといけないです。
(ちょっとハードル高い?)
(逆にサクサクできるなら、自前PCにOBSいれて合成作ってください、で終わる話でもあります。ATEMいらない)

組み立てて結線したら、それをインターネット経由で確認ということですね。
確認方法はYoutubeに配信したり、Streaming Bridgeで受けたり、になるとおもいます。

ATEM Mini Pro ISO を考えたのは、
・映像配信機能で遠隔地でモニタリング用と、
・(PGM-OUT以外に)各ソースの個別収録ができる

という点です。
いざというときもちょっと安心です。

最悪機材とデータを送り返してもらった時に、素材からもう一回合成(編集)やり直せば、合成がちょっと悪くても、やり直しは効くかなということです。
(遠隔での確認になるので、クロマキーの抜け具合をきっちり確認するのは難しそうなので)

さらにカメラにもRECしておけば、カメラRECでバックアップも安心です。

検討事項

なんとなくイメージができたところで、具体的に検討してみたいと思います。
取り急ぎ、

・適当なカメラは何か
・ATEM Mini をリモートコントロールするには
・ネット回線はどうするか

こんなところが検討事項かと思いました。
というわけで、次回以降検討していきたいと思います。

関連

ATEM Mini Pro をつかってリモートプロダクション的なことを試す。
#01 はじめに
#02 カメラの検討
#03 遠隔操作の検討
#04 試してみた。

Blackmagic Design ATEM Mini Pro ISOのレンタル

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