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ATEM Mini Extreme ISO | SuperSourceとアップストリームキー、ダウンストリームキー

引き続き、ATEM Mini Extreme ISO の SuperSourceについてみていきましょう。
今回は、 SuperSourceとアップストリームキーとダウンストリームキーの関係についてです。

前回までの記事

ATEM Mini Extreme ISO | SuperSourceで4画面合成
ATEM Mini Extreme ISO | SuperSourceの背景

43%OFFキャンペーンが発表された ATEM Mini Extreme ISO

前回に引き続き、公式でわかりやすい動画がありましたので、
そちらに基づいて紹介したいと思います。

スーパーソースとアップストリームキー

先ほども申し上げた通りですね、このスーパーソースというのはソースの扱いになりまして、それとは別にアップストリームキーのピクチャーインピクチャーなどを使えます。

ちょっと技術的な話になりますけど、ピクチャーインピクチャーというのはDVE、デジタルビデオエフェクトというのを使っています。

これは従来のATEM Mini だと1系統で、今回はDVEは2系統ありますので、スーパーソースの上にさらに(DVEを使った)2系統の合成をすることができるということになります。

ちょっと今やってみましょうか。
アップストリームキーで好きな番号を選んでもらって、それを上にきます。
そうするとこんな感じで上に乗っかります。

でもう一個アップストリームキー2番、またDVEありますので、これでまた別の一番下のカメラ映像をのせます。
はい、そうするとこんな感じですね↓

スーパーソースの上にアップストリームキー

一番後ろに1枚映像があって、その上に4枚の映像を載せたスーパーソースがあって、さらにその上にDVEの2つの映像があるという構成になります。

若干DVE の方ができること多くて、細かいアニメーションを付けたりとか、ボーダーを付けたりとかっていうのは、このDVEのほうしか使えないんですけれども、単純な4画面合成ということであれば、スーパーソースというのが使えるということになります。

ダウンストリームキーも反映してよう

これとは別に、ダウンストリームキーありますので、ダウンストリームキーを使ってまた別のロップを入れたりすることもできます。

メディアプレーヤー1、2というがありますので、ここに素材を入れましてDSKをONAIRしてみましょう。
このようにテロップを2つ載っていることができるということになります。

画面上部にDSKが2つ乗りました。

特に、10万円くらいの安価なスイッチャーでこ、ういうたくさんのレイヤーを乗っけて合成するのは難しかったんですけれども、今回 ATEM Mini Extreme を使うことで、このようなことまで実現可能です。

合成が反映される順序

お話ししないといけないのが、レイヤーの話です。
今たくさんレイヤーを並べてみましたけれども、どれが先でどれが後でというのも、ちゃんと整理しておいた方が良いと思います。
こちらの図をご覧いただきたいと思います。

各レイヤーの反映順序

簡単にいうとこういう形になります。
アップストリームキーとダウンストリームキーがありますけれども、これは英語で言うと上流と下流ということを示しています。
なんの上流と下流ということかというと、処理の上流か下流かという事です。

その為、アップストリームキーが先に処理されます。
その後トランジションってのがあって、
その次にダウンストリームというのがある形になります。

レイヤー的に考えると一番下にバックグラウンドがありまして、その上にアップスリムキーヤー1,2,3,4 というふうに並んでいて、その後にダウンストリームキーヤー が1,2,というふうに入っているということになります。

上図の中でスーパーソースってどこなのかということなんですけども、スーパーソースは先言ったようにソースなので一番左ですね。
何も処理されてない状態のところ、ソースの一つになりますので、順番としてはスーパーソースの後にアップストリームキー があってその後にダウンストリームキーがあるということになります。

なので同じ位置にダウンストリームキーとアップストリームキーが並んだ場合にはウンストリームキーの方が上になります。
アップストリームキーの方が、スーパーソースよりも上になるということです。

さっきの画面がわかりやすいと思いますね。
この状態、スーパーソース1,2,3,4,乗ってますけど、この上にアップストリームキーが2つ乗っかって
その上にDSK(ダウンストリームキー)が2つ乗っかってきますということです。

スーパーソース→アップストリーム→DSK

たくさん重ねるときには、どっちが先で、どっちが後ろでというのをちゃんと理解する必要がありますので、一旦ここで整理ををさせていただきました。

スイッチャーの画面から

わかりやすくもう少しいうとですね、スイッチャーの画面が分かりやすいと思います。

この中で左から右に処理されていく、という風に考えてもらうといいと思いますね。
最初ソースがあって、1,2,3,4, のアップストリームキーがあってトランジションがあって、DSKの1,2,があるということです

スイッチャーの画面

もしくはこの右側の並びでも分かりやすいと思いますね。

スーパーソースが一番下にあって、その後に1,2,3,4,アップストリームキーが処理されて、トランジションがあってダウンストリームキーが来るということですね。

従来のATEM Mini だとあまり、こういうレイヤー並びというのは考えなくてもよかったと思うんですが、ATEM Mini Extrem だと、たくさんレイヤーが使えますので、考え方の整理をしておいてもいいかと思います。

スーパーソースの呼び出し

(続きます。)

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ATEM Mini Extreme の SuperSource について

ATEM Mini Extreme ISO | SuperSourceで4画面合成
ATEM Mini Extreme ISO | SuperSourceの背景
ATEM Mini Extreme ISO | SuperSourceとアップストリームキー、ダウンストリームキー
ATEM Mini Extreme ISO | SuperSourceを簡単に呼び出す方法

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