キャラクターにはイメージカラーがあります。赤、青、ピンク。その色を背景に入れられたら、コスプレ写真はぐっとそれらしくなる。池袋のコスプレイベント「ウルトラアコスタ!」に出展したケンコー・トキナーのブースは、まさにそのためのライティングを組んでいました。
デモンストレーターの田原栄一さんがブースを案内する短い動画ですが、「白い布だと色が飛ぶので、黒いバックに貼り替えた」という一言が、カラーLEDを使う人には一番の収穫でした。
※この動画はパンダスタジオの動画ではありません。ケンコー・トキナーのデモンストレーター田原栄一さんのチャンネルの公開動画(メーカー社員による製品紹介・#pr表記あり)を、参考になった動画として紹介しています。
見どころは1分50秒すぎ。ブースのセットを裏側まで見せながら、ライトと背景の組み方を説明しているところです。
背景に色を付けるRGBのLEDライトは、パンダスタジオレンタルにもあります。
→ RGBで背景に色を付けるなら:
ブースのライティング構成
動画で説明されていたセットは次のとおりです。
- メインの光:ぼんぼり型のソフトボックスに入れたストロボ(ブラケットで保持)
- 背景の色:ZHIYUNのRGBフルカラーLED(MOLUS X100RGB)で、キャラのイメージカラーを背景に当てる
- 背景:当初は白い布 → 撮影担当の先生の指摘で黒いバックに貼り替え
- 背景スタンド:三脚のような骨組みで布を突っ張る、Westcottのポータブル背景。シワがつきにくく、専用バッグに収まる
なぜ白ではなく黒なのか
白い布にカラーの光を当てると、メインの光も回り込んで色が薄く飛んでしまう。黒い布のほうが、当てた色だけが乗るので発色が出やすい。動画内では「黒いバッグの方が実は色が出やすい」と話していました。カラーLEDを初めて使う人がつまずきやすいところです。
撮った写真をその場で渡すブース
ブースでは、レンズベビーのOMNIやTwistといった表現系のレンズ・フィルターを使い、写真家の先生がコスプレイヤーさんを撮影して、その場で画像データを渡していました。カメラマン向けに出た前年の反省から、「コスプレイヤーさん本人がSNSに上げたくなる写真」を狙う方向に切り替えた、という話もありました。
持ち帰りメモ:イメージカラー背景を作るときの3点
| ポイント | 理由 |
|---|---|
| 背景は黒(または暗い色) | 白はメインの光が回って色が飛ぶ |
| 背景用ライトはRGB対応のもの | 色温度だけのバイカラーLEDでは色が付けられない |
| メインの光は背景に当てない | 人物と背景の距離を取り、ソフトボックスの向きで調整 |
→ 黒い背景布はこちら:
この機材が向いていそうな人・現場
- 即売会やコスプレイベントで撮影ブースを出す予定があり、背景を白い布でしか試したことがない主催者
- 自宅の6畳間でコスプレ撮影をしていて、キャラの色を背景に入れたいレイヤーさん・カメラマン
- VTuberやキャラクターグッズの物撮りで、ブランドカラーを背景に乗せたい担当者
レンタルで試す価値があるところ
カラーLEDは、色の出方が背景の素材と距離で大きく変わります。黒布にどれくらい近づければ狙った色になるか、ライト1灯で足りるかは、実際に当ててみないと分かりません。イベント前に一度、ライトと黒布をまとめて借りて試し撮りしておくと当日迷いません。なお、パンダスタジオのZHIYUN MOLUS X100は色温度を変えるバイカラー版で、RGBの色付けはできません。色を付けたいときはGodoxのRGB機を選んでください。
→ 背景に線状の色を入れたいなら:
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📦 色を乗せたいなら、背景は黒。
