レンタルで照明が届いて、現場で箱を開けて、最初にやることは電源を入れることです。INKEE GOLD CROW はここで一回つまずきます。ボタンが1個もない。本体を見回しても、あるのは明るさを変えるリングと、Type-Cの端子だけ。
電源も色温度もモードも、全部そのリング1つでやります。知っていれば30秒、知らないと説明書を探して10分。借りる前に読んでおく記事として、動画の手順を書き起こしておきます。
見どころは1分15秒あたり、「半クリック」で色温度表示に切り替わるところ。リングのクリック感を1段分まで回しきらず、途中で2秒止める。文章だと伝わりにくい操作なので、ここだけは手元の動きを見てください。あと、電源を入れた直後に出る「バッテリー62%・残り1時間16分」の表示も映っています。
動画で操作している INKEE GOLD CROW は、パンダスタジオレンタルで3サイズ(30W/60W/150W)を取り扱っています。操作は共通なので、この記事を読んでおけばどのサイズを借りても初日から使えます。
→ INKEE GOLD CROW 60W:
電源の入れ方:リングを「勢いよく」回す
リングを、画面の緑のゲージが満タンになるまで勢いよく回します。ゆっくり回すと反応しません。動画のスタッフも「勢いよく」を2回言っていて、ここがコツです。
電源が入ったら、同じリングが光量調整になります。
- ゆっくり回す → 1%ずつ
- 速く回す → 10%ずつ
画面にはバッテリー残量と、今の明るさでの残り使用時間が出ます。動画では100%出力にした時点でバッテリー62%、残り1時間16分と表示されていました。これは画面の表示値で、実測の連続点灯時間ではありません。ただ「あと何分もつか」が出るのは、休憩時間に充電すべきか判断できるので現場では助かります。
Type-C端子からの給電しながらの使用もできると動画で説明しています。長時間のインタビューや配信なら、最初からモバイルバッテリーかACにつないでおく運用が安心です。
色温度の変え方:1クリック手前で止めて2秒待つ
ここが一番迷うところです。ボタンがないので、色温度の切り替えもリングでやります。
- 光量を変えるリングには、1%ごとのクリック感があります
- そのクリックを1段分まで回しきらず、半分のところで止めて2秒(動画の言い方は「半クリック2秒」)
- 画面が色温度の表示に変わる
- 表示が出ている間にリングを回す。時計回りで色温度が上がり、反時計回りで下がる
- 動画で確認できた範囲は、下が2700K、上が6500K
注意点がひとつ。2秒くらい触らないと、光量調整モードに勝手に戻ります。色温度を決めかねてリングから手を離すと戻ってしまうので、「数値を決めてから触る」くらいの気持ちで。戻ってしまったら、もう一度半クリックからやり直せば済みます。
モードの変え方:反対向きに半クリック
時計回りに半クリックすると色温度、反時計回りに半クリックするとモード切替になります。SOSモードのような効果系のモードもいくつか入っていますが、動画のスタッフは「正直あんまり使わないと思う」と言っていて、私も同感です。普通の撮影なら、M1(CCT=色温度が変えられるモード)にして使うのが結論です。借りた個体が違うモードになっていたら、ここで戻してください。
電源の切り方:0%まで勢いよく回して、そのまま置く
光量を下げる方向に、これも勢いよく回して0%まで持っていきます。0%で止まったらそのまま少し置いておくと電源が切れます。「ゆっくり下げて0%にした」だけだと消灯しているだけで電源は切れていない可能性があるので、片付けの前に画面が消えたことを確認してください。
検証条件
| 確認日 | 【要確認:収録日】 |
|---|---|
| 使用機材 | INKEE GOLD CROW(動画で操作している個体のサイズは【要確認:30W/60W/150W】) |
| ファームウェア等 | 【要確認】 |
| 接続構成 | 本体のみ(内蔵バッテリー駆動)。Type-C給電は説明のみで、動画内では接続していない |
| 環境・条件 | 屋内(パンダスタジオ)。バッテリー62%・残り1時間16分は100%出力時の画面表示値で、実測の連続点灯時間ではない |
| 確認者 | パンダスタジオ スタッフ |
持ち帰り用:GOLD CROW 操作早見表
現場でスマホから見返す用。リングの回し方は3パターンしかありません。
| やりたいこと | 操作 | メモ |
|---|---|---|
| 電源を入れる | リングを勢いよく回し、緑のゲージを満タンに | ゆっくりだと反応しない |
| 明るさを変える | リングを回す | ゆっくり=1%刻み、速く=10%刻み |
| 色温度を変える | 時計回りに半クリックで2秒止める → 表示が出たら回す | 時計回りで上がる。2秒放置で光量モードに戻る。2700〜6500K(動画で確認した範囲) |
| モードを変える | 反時計回りに半クリックで2秒止める | 通常は M1(CCT)にしておく |
| 給電しながら使う | Type-C端子に接続 | 長時間ならモバイルバッテリー併用 |
| 電源を切る | 光量を勢いよく下げて0% → そのまま置く | 画面が消えたことを確認 |
→ この表を手元に置いて試すなら、まず一番小さい30Wから:
この機材が向いていそうな人・現場
- 撮影当日に初めて機材に触る、社内イベントの記録担当。説明書を読む時間がないので、「リングを勢いよく回す」「半クリック2秒」の2つだけ覚えて現場に入れる
- 電源が取れない場所で1時間程度の撮影をする人。残り時間の表示を見ながら、休憩中にType-Cで継ぎ足す運用ができる
- ボタンの多いライトで、本番中に間違えてエフェクトモードに入った経験がある人。ボタンがないぶん、触って変わるのはリングだけ
レンタルで試す価値があるところ
操作は上の表で全部です。でも「半クリック」の加減は、文章でも動画でも伝わりきらない。自分の指でどこまで回すと色温度表示に切り替わるのか、本番前に一度やってみると、現場で焦りません。
一度借りて3つの操作を体に入れておけば、次に借りるときはサイズだけ選べばいい。「使い方で迷わない機材」になっているかどうかは、レンタル機材を選ぶときに案外大きい基準だと思っています。
用途別に探すなら
INKEE の他のライトも見たい人
バッテリー駆動のLEDライトを他にも探したい人
最新の入荷機材をチェックしたい人
→ 新着機材一覧
📦 覚えるのは「勢いよく回す」と「半クリック2秒」。
それだけで、ボタンのないライトが現場で動きます。スタンドに立てるなら、ハンドル標準付属の150Wが扱いやすいです。
→ INKEE GOLD CROW 150W:
