Day2のAPARO/Falcon Eyesで「空気で膨らむエアーライト」を見た取材班が、Day3に見つけたのがINKEE(インキー)のブースです。中国のLED照明メーカーで、今年から世界の展示会に力を入れ、NAB、BIRTV、そしてIBCへ。日本の展示会への出展も検討しているそうです。ブースに社長がいたので、そのままインタビューになりました。
主役はバルーンライト。風船のように膨らむ30WのRGBライトで、空気を抜けばコンパクトに持ち運べる。IBCでは60Wモデルが加わりました。ほかに150W COBのバッテリー内蔵ハンドライト、1ポート140W×5口で合計700WのUSB-C充電器、全身を照らせる120cmのチューブライト。INKEEのLEDライトは、パンダスタジオレンタルでGOLD CROWシリーズ(30W/60W/150W)を取り扱い中です。
動画で見た方が早いのは、バルーンライトの大きさと光の柔らかさ。60Wの膨らんだ状態を社長が手に持つ場面で、サイズ感が分かります。後半、150W COBのハンドライトを「まだ最大にしていない」と言ってから最大にする場面と、120cmのチューブで人の全身に光が当たる場面も。
バルーン型とチューブ型はまだ未掲載ですが、INKEEのLEDライトは3つの出力でレンタル中です。動画に出てきた「150W COBのハンドライト」に最も近い現行品から。
→ INKEEの150W。バッテリー統合型で持ち出せるLEDライト:
バルーンライト:30Wに60Wが加わり、RGB対応。空気を抜けば小さく
社長の説明を順に。「私たちのバルーンライトをご覧になったことがあるかもしれない。こちらが30Wのバルーンライト。風船のような形でとても便利。空気を抜けばコンパクトに持ち運べる。30WのRGBライトで色を変えられる」。今回のIBCでは30Wに加えて60Wモデルを展示。「より大きく、明るく、柔らかな光を作れる。60WでRGBにも対応」。持ち運びやすさを重視し、外での撮影でも軽快に使える。外部電源につないで使うタイプと、バッテリー内蔵タイプがあり、内蔵タイプは最大出力で約1〜1.5時間。
「風船型のライト」の価値は、ソフトボックスが要らないことです。光源そのものが大きな面になるので、ディフューザーを組む時間がない現場や、機材を減らしたいロケで効きます。Day2で見たAPARO/Falcon Eyesのエアーライトも同じ発想でした(→ #22 APARO/Falcon Eyesの記事へ)。中国メーカーの間で「空気で膨らむ照明」がひとつの流れになっているのが、今回のIBCで見えたことのひとつです。
※INKEEのバルーンライト(30W/60W・RGB)は、現時点では新規取り扱い候補として紹介しています。パンダスタジオレンタルでのレンタル開始が決定しているものではありません。商品ページ公開後、この記事にもリンクを追加する予定です。
150W COBのハンドライト:バッテリー内蔵で約1時間、RGB版も
バルーンライトのほかに、撮影用のハンドライトも。バッテリーを内蔵し、通常は約1時間使用できる。「150WのCOBライトで非常に明るい。まだ最大の明るさにはしていない」と言ってから最大に。RGBタイプもあり、「こちらが150WのRGB COBライト」。
この系統は現行品でレンタルがあります。30W・60W・150Wのバイカラー機で、まず「バッテリー内蔵のハンドライトで何ができるか」を試せます。
→ 30Wの小型機。インタビューのキーライトやアクセントに:
700W充電器:USB-C 5ポート、各140Wを同時出力
「もうひとつ新製品を」と出てきたのが700Wの充電器。USB Type-Cを5ポート備え、各ポートで同時に140Wを出力できる。5台のUSB Type-C機器に合計700Wで同時給電。USB Type-C対応のVマウント電池や、INKEEのライトにも使える。「互いに影響せず便利に充電できる」。
照明メーカーが充電器を出す理由は明快で、いまのLEDライトとVマウントバッテリーはUSB-C PDで充電するものが増えたからです。撮影の帰りにライト5台を一晩で満充電にする、という運用が、これ1台と5本のケーブルで済みます。
※INKEE 700W 5ポート USB-C充電器は、現時点では新規取り扱い候補として紹介しています。パンダスタジオレンタルでのレンタル開始が決定しているものではありません。商品ページ公開後、この記事にもリンクを追加する予定です。
チューブライト:120cmと90cm、150Wで全身を照らす
取材班が「長さは何センチですか?」と聞くと、「こちらが120cm、1.2m。もう一方は90cm」。「全身を照らすことができる。このように全身に補助光を当てられる」「こちらは150Wでとても明るい。持ち運びも簡単で、このライトを持って撮影に出かけられる」。ブースの製品札には空気で膨らむタイプのチューブも見えていました(型番はメモに記載・要確認)。
※INKEEのチューブライト(120cm/90cm)は、現時点では新規取り扱い候補として紹介しています。パンダスタジオレンタルでのレンタル開始が決定しているものではありません。商品ページ公開後、この記事にもリンクを追加する予定です。
この機材が向いていそうな人・現場
- ソフトボックスを組む時間がない出張撮影で、光源そのものを大きくしたいカメラマン(バルーンライト)
- LEDライトとVマウントバッテリーを毎晩まとめて充電している撮影会社(700W充電器)
- インタビューやVlogで、バッテリー内蔵のハンドライト1本で済ませたい少人数チーム(GC30/GC60/GC150・レンタルあり)
持ち帰り:INKEEの製品、動画の説明から
| 製品 | 出力・仕様(動画内の説明) | 特徴 | レンタル |
|---|---|---|---|
| バルーンライト | 30W/60W、RGB | 膨らませて使い、空気を抜いて運ぶ。電源タイプとバッテリー内蔵(約1〜1.5時間) | 未掲載 |
| COBハンドライト | 150W(バイカラー/RGB) | バッテリー内蔵、約1時間 | 系統の現行品あり(GC30/GC60/GC150) |
| 700W充電器 | USB-C×5、各140W | Vマウント電池・ライトを同時充電 | 未掲載 |
| チューブライト | 120cm/90cm、150W | 全身を照らす補助光 | 未掲載 |
レンタルで試す価値があるところ
バルーンライトが入荷するまでは、GOLD CROWのバイカラー機を借りて「バッテリー内蔵ライトだけで撮る」現場を1回やってみるのが近道です。色温度の合わせやすさ、1時間のバッテリーが自分の撮影時間に足りるか、その2点が分かれば、バルーン型やチューブ型が来たときに「明るさと柔らかさの追加分」だけを見て判断できます。
用途別に探すなら
INKEEのライトをまとめて見たい人
空気で膨らむ照明を比べたい人
→ 【Day2 #22 APARO/Falcon Eyes記事の公開URLを挿入】/エアーライトを検索
展示会で見た新製品が入荷したかを確かめたい人
→ 新着機材一覧
INKEEは日本の展示会への出展も検討中、と取材班。Inter BEEで会えるかもしれません。バルーンライト、700W充電器、チューブライトは取り扱いが決まればこの記事にリンクを追加します。次の記事は、VILTROXのブースへ。
📦 ソフトボックスの代わりに、風船を膨らませる。
IBC 2026取材シリーズの動画は、撮れたものから順にPANDASTUDIO TVで公開しています。
→ 新着機材一覧(展示会で見た製品の入荷チェックに)
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→ PANDASTUDIO TV でIBC 2026取材動画をチェックする
出典:パンダスタジオ IBC 2026 アムステルダム取材動画「IBC Day3 07 INKEE Rough v01」(2026年9月13日収録)
※製品名・仕様・発売時期は取材時のブース担当者の説明(字幕)に基づくもので、収録時点の情報です。掲載のレンタル商品は商品一覧(2026年7月版)でIDの実在を確認済みです。
