ソフトフィルターは「絞りを開けて使う」は本当? F13でもふんわりした理由と、ソフトレンズとの違い|参考になった動画(ケンコー・トキナー 田原さん編)

ソフトフィルターは「絞りを開けて使う」は本当? F13でもふんわりした理由と、ソフトレンズとの違い|参考になった動画(ケンコー・トキナー 田原さん編)

※本記事はパンダスタジオレンタルのデータベースを元にAIを活用して制作しています。 リンク経由のレンタルや購入で収益を得る場合があります。

この記事を書いた人・監修した人

パンダスタジオの創業メンバーの1人。東京都立産業技術大学院大学で修士号を取得。電気通信大学大学院、熊本大学大学院、グロービス大学院でも学ぶ。PANDASTUDIO.TVでは、主に、BlackMagic Design製品を担当しスタジオ構築や配信を担当。

ソフトフィルターは、絞りを開けて使うもの。どこかでそう聞いて、ポートレートでいつも開放にしていたら、背景のボケが大きすぎてスタジオなのか屋外なのか分からない写真になる。そんな悩みに、そもそもその「常識」は本当なのか、と実写で確かめたのがこの動画です。

ケンコー・トキナーの田原栄一さんが、撮影会の写真を見せながら「F13でもソフト効果は出る」と説明していました。後半では、絞ると効果が変わる「ソフトレンズ」との違いにも触れています。この後半の部分が、レンタルで機材を選ぶときに役立ちます。

※この動画はパンダスタジオの動画ではありません。ケンコー・トキナーのデモンストレーター田原栄一さんのチャンネルの公開動画(メーカー社員による製品紹介・#pr表記あり)を、参考になった動画として紹介しています。


見どころは4分すぎ、F13相当で撮った写真です。被写界深度は深いのに、ソフト効果はしっかり効いている。7分すぎの、絞りを開けた写真と絞った写真の比較も分かりやすく、絞ると背景のライトスタンドの形が出てきて「スタジオで撮っている」ことが伝わるようになります。

後半で田原さんが「もう1つごっちゃになるもの」として挙げたソフトレンズ、レンズベビーのベルベットは、パンダスタジオレンタルで取り扱いがあります。

→ レンズベビー ベルベット56:

レンズベビー ベルベット56mmBK F1.6 Eマウント


なぜ「ソフトフィルターは絞り開放」と言われるのか

田原さんの説明では、誤解の元は同じケンコーの別のフィルター「ソフトスペックB」だろう、とのことでした。

  • ソフトスペックB:ガラスの表面にポツポツと加工を入れてソフト効果を出す昔ながらのタイプ。パッケージにも「中望遠レンズで絞りを開けて使用」とある。絞り込むと、写真の中にそのポツポツの形がなんとなく分かってしまう
  • プロソフトン[B]:表面を特殊な加工にしたタイプで、拡大しても加工のパターンがほぼ見えない。だから絞ってもソフト効果が出る。説明にも「中望遠で」「絞りを開けて」とは書いていない

名前が似ている2つのフィルターの使い方が混ざって、「ソフトフィルター=開放」という話が広まったのでは、という見立てです。

F6.3、F10、F13相当でもソフト効果は出ていた

作例はすべて撮影会の写真で、SAMYANGの60-180mm(APS-CのZV-E10で使用)にプロソフトン[B]を付けたもの。F6.3でも、F10でも、F13相当でもソフト効果は効いていました。被写界深度は深いまま、顔のまわりはふんわり。

ちなみに田原さんは、F13の作例でセンサーのゴミまで写ってしまったことを「恥ずかしいんですけど」と言いながら見せていました。絞り込むとゴミが目立つ、というのも実写ならではの話です。

なお、プロソフトン、ソフトスペックB、作例で使っていたSAMYANG 60-180mmは、パンダスタジオレンタルでは現在取り扱いがありません。


ソフトフィルターとソフトレンズ、何が違うのか

後半で田原さんが説明していたのが、レンズベビーのベルベット(56mm・28mm・85mm)のようなソフトレンズとの違いです。

ソフトフィルター(プロソフトンなど)ソフトレンズ(ベルベットなど)
絞ったとき絞ってもソフト効果が出る絞るほど普通の描写に近づく
効果のかかり方画面全体に均一にかかる中心は普通に、周辺にソフト効果が残る
使い方手持ちのレンズに付けるだけレンズごと交換。絞りでソフトの量を調整
向いている場面背景の情報も残しつつ、全体を柔らかく中心をしっかり見せて、周りを溶かすような表現

つまり、ソフトレンズは「絞りでソフトの量を決められる」。ソフトフィルターは「絞りとソフトを別々に決められる」。どちらが上ではなく、欲しい絵で選ぶものだと分かります。

→ ソフトレンズで「絞りでソフトの量を変える」感覚を試すなら:

レンズベビー ベルベット 85mmBK F1.8 ソフト Eマウント


この機材が向いていそうな人・現場

  • 撮影会でソフトフィルターを開放で使い続けて、背景が全部溶けてどこで撮ったか分からない写真ばかりになっている人
  • フィルター1枚で全体を柔らかくするか、ソフトレンズで中心を残すか、どちらが自分の作風に合うか決めかねている人
  • APS-CのZV-E10などで中望遠のポートレートを撮っていて、レンズ交換式のソフト表現を一度試したい人

レンタルで試す価値があるところ

ソフトの「量」と「かかり方」は、作例を見ても自分の被写体でどうなるかは分かりません。光の向き、背景の明るさ、絞りで大きく変わるからです。ソフトレンズは特に、絞りを1段変えるだけで印象が変わるので、実際に回して確かめるのが一番早い。

1日借りて、開放から絞り込みまで同じ構図で撮り比べてみる。それで「自分はフィルター派か、レンズ派か」が決まります。


ソフトレンズのレンタルはこちら

→ レンズベビー ベルベット56(Eマウント):

レンズベビー ベルベット56mmBK F1.6 Eマウント


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📦 「絞りを絞ってソフト効果というのもちゃんと意味がある」。
フィルターで全体を柔らかくするか、レンズで中心を残すか。まずはソフトレンズを一度借りて、絞りを回してみてください。

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