ATEMオペレーターのためのIP通信・ネットワーク講座①
はじめに(講座の目的とゴール)

この記事を書いた人・監修した人

パンダスタジオの創業メンバーの1人。東京都立産業技術大学院大学で修士号を取得。電気通信大学大学院、熊本大学大学院、グロービス大学院でも学ぶ。PANDASTUDIO.TVでは、主に、BlackMagic Design製品を担当しスタジオ構築や配信を担当。

「ATEM Miniで配信はできるけれど、IPアドレスやSRT・RTMPと言われると自信がない」——そんな方のための連載講座が始まります。パンダスタジオ中村による「ATEMスイッチオペレーターのためのIP通信・ネットワーク講座」。第1回は、講座の目的・対象・ゴールと、YouTubeライブの基本的な原理を整理します。

この講座のゴール

本講座が目指すのは、配信の「なんとなく」を「分かる」に変えること。具体的には次の3つです。

  1. 映像配信の原理・IPネットワーク・必要機材に関する基礎知識を身につける
  2. SRTやRTMPなど、配信に関わる基本的なネットワーク用語を理解する
  3. YouTubeライブを用いたライブ配信ができるようになる

こんな人のための講座

対象は、ATEMスイッチャーやATEM Miniシリーズを使って配信した経験がある方。「LANケーブルを使って色々やっているけれど、うまくいったりいかなかったりする」「IPアドレスの設定まわりを復習したい」という方にちょうど届く内容です。

この講座で“やらないこと”
マイクの使い方、カメラの使い方、HDMIとは何か、SDIとは何か、解像度・フレームレートといった基礎は、別の講座で解説済みのため本講座では扱いません。あくまでIP通信・ネットワークにフォーカスします。

YouTubeライブの基本原理をおさらい

そもそもYouTubeライブとは何が起きているのか。流れをさかのぼると、配信者側のエンコーダー(その役割を兼ねるスイッチャー)から映像信号がYouTubeの「ストリームサーバー」へ送られ、そこから配信用のサーバー群を経由して、視聴者のスマホやPCに届きます。この一連の流れを理解することが、トラブルを切り分ける第一歩になります。

想定する最低限の配信構成

講座では、カメラをスイッチングし、マルチビューで確認し、USBやLAN経由でYouTubeへ——という基本的かつ最低限の構成を題材に、各機器へのIPアドレス設定など「この辺りでつまずきやすい」ポイントを順番に解説していきます。次回以降、IPアドレス・サブネットマスク・ゲートウェイといった具体的な話に入っていきます。

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※本記事は講座動画の内容をもとに構成しています。仕様・在庫状況は変更される場合があります。最新情報は商品ページをご確認ください。

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