試飲会・試食会で“注ぐ手”が塞がっても商品を語らせる方法 ― 酒蔵・食品メーカーの無人接客

※本記事はパンダスタジオレンタルのデータベースを元にAIを活用して制作しています。 リンク経由のレンタルや購入で収益を得る場合があります。

この記事を書いた人・監修した人

パンダスタジオの創業メンバーの1人。東京都立産業技術大学院大学で修士号を取得。電気通信大学大学院、熊本大学大学院、グロービス大学院でも学ぶ。PANDASTUDIO.TVでは、主に、BlackMagic Design製品を担当しスタジオ構築や配信を担当。

試飲会や試食会の現場に立ったことがある人なら、この手詰まりが分かると思う。お客さんが来る。注ぐ。渡す。「どうぞ」。空いたカップを下げる。次のお客さん。注ぐ。渡す——この提供作業をやってる間、肝心の「この酒、どう造ってるか」「この食材の何がすごいか」を語る口が、ずっと塞がってる。手が2本しかないんだから当たり前だ。味は分かってもらえても、物語が伝わらないまま次の人へ流れていく。

しかも同じ説明を一日に何百回も繰り返して、夕方には声が枯れる。試飲会・試食会には、この業界ならではのキツさがある。整理してみる。

ディスプレイ1台で商品紹介を流し続ける仕組みの実演(約6分/展示会での収録)

試飲会・試食会、ここが固有にキツい

提供作業で両手が塞がる。説明する口がない

注ぐ・盛る・渡す・下げる。試飲試食は「手を動かす接客」だから、説明とのバランスが構造的に取れない。1人ブースだと、提供に集中した瞬間、商品の魅力を語る人がゼロになる。これは展示会で「商談中に他の客を逃す」のとはまた別の、提供そのものに人を取られる問題だ。

同じ説明を一日中。原材料・アレルギーまで毎回口頭

「原料米は」「酵母は」「この製法が」「アレルギーは小麦と乳と」——同じことを来場者ごとに繰り返す。声も枯れるし、食品は原材料・アレルギー表示の説明を省けないから、聞かれるたびに止まる。情報の正確さが要る項目ほど、口頭の繰り返しは事故のもとでもある。

「美味しい」と思った無言の数秒を、活かせていない

試飲試食には、口に入れて味わってる「無言の時間」が必ず生まれる。実はここが一番のチャンスなのに、提供で忙しくて、その瞬間に何も差し出せない。感動が冷めてから「通販あります」と言っても遅い。

「味」が主役のまま、商品を語らせる使い方

大事な前提:試飲会で主役はあくまで「味」。画面はそれを邪魔しちゃいけない。だから使い方も、提供の邪魔をせず、味の周りを固める方向になる。ここがこの用途の肝だ。

銘柄の物語を流しっぱなしにして、提供に専念する

原料・製法・蔵や工房の風景・受賞歴・造り手の想いを、ディスプレイでループさせる。提供で手が塞がっていても、お客さんは飲みながら・食べながら画面で「何を口にしているか」を知れる。語る口が1つ増えた状態になる。

原材料・アレルギー表示を画面に常時表示する

毎回口頭で答えてた原材料・アレルゲン・産地表示を、画面に出しっぱなしにする。聞かれる手間が減るうえ、口頭より正確で、見たい人が自分で確認できる。これは食品ならではの、地味だが効く使い方。

「美味しい」の瞬間に、購入QRを差し出す

味わってる無言の数秒——その目線の先に、画面で「この商品の購入・通販はこちら」のQRを出しておく。感動が冷めないうちに、その場で次の行動につなげられる。提供の人が「通販あります」と言わなくても、画面が言い続けてくれる。

BGMで蔵・ブランドの世界観をつくる

日本酒なら和の空気、クラフトビールなら醸造所の気分。BGMをワンタッチで流しておくだけで、試飲スペースの“格”と世界観が変わる。味の体験に空気感が乗る。

正直、ここは割り切りが要る

試飲試食は液体・水気・手指消毒が飛び交う環境だ。だから機材の置き場所は、こぼれや濡れを避けられる位置に最初から決めておくこと。あと繰り返すけど、画面はあくまで「味の脇役」。画面に見入らせて試飲の列を止めたら本末転倒なので、情報は“ちらっと見て分かる”くらいの密度に抑えるのが正解だ。

何を借りればいい? ―― まずディスプレイ1台から

最初の一歩は、スマートアタッシュ27型を1台。蔵や工房で撮った紹介動画や、原材料表示の静止画を入れて流すだけでいい。声で呼びかけたくなったらマイクとミキサーを足す、屋外の試飲ブースで電源が取りにくいなら電源も足す——と段階的に拡張できる。

構成の詳しい組み方・各機材のスペックは、ハブ記事にまとめてある。人手が足りない展示・催事ブースを“機材”で回す(STEP 1→3の作り方)

レンタルで試す

次の試飲会まで日があるなら、一度借りて、自社の紹介動画を流して見え方を確かめておくといい。提供台のどこに置けば濡れず・邪魔にならず・お客さんの目線に入るか、本番前に決めておくと当日が楽になる。

実機を触って相談したいなら、パンダスタジオレンタルでは映像制作・配信まわりのハンズオンセミナーを定期開催している。
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