Nikon Z7Ⅱ × NIKKOR Z 14-30mm F4 S レビュー

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一瞬の風景を、見たことのない景色に変える組み合わせ

夜の東京スカイツリーを下から見上げた広角写真。タワーの鉄骨が白くライトアップされており、先端部分はオレンジ色に光って雲に少し隠れています。手前には「東京ソラマチ」や「すみだ水族館」のロゴが見える商業施設ビルがあり、ふもとには木々が植えられています

ライトアップされた夜の東京スカイツリー

東京スカイツリーを撮った時、正直「肉眼で見た方が綺麗じゃないか」と思っていた。 しかし、撮った写真を見返した瞬間、その考えは変わった。ライトの色や周りの暗さが残りながら、実際に見ていた景色よりも綺麗にまとまって見えたからだ。 今回はNikon Z7ⅡとNIKKOR Z 14-30mm F4 Sを使用して撮影を行った。高画素ボディと超広角ズームレンズの組み合わせは、ただ景色を記録するだけではなく、その場で感じた空気まで残せるような撮影体験だった。

Nikon Z7Ⅱを使って感じたこと

Z7Ⅱを初めて持った時の印象は、正直「そこそこ重量があるな」というものだった。 持ちやすさについては、普段使っていたSonyのカメラと大きな差は感じなかった。しかし、ボタン配置や操作方法はSonyとは違う部分があり、最初は少し戸惑った。 ただ、その分設定項目や操作の考え方がしっかり作られていて、使っていくうちに「初心者向けというより、撮影に慣れた人が自分の設定を作り込んでいくカメラなのかな」と感じた。 特に良かったのは、撮影中の設定確認のしやすさだった。 ISO感度・シャッタースピード・F値など、撮影に必要な情報が一つの画面で確認しやすく、現在の設定状況を把握しながら撮影できる。 写真撮影と動画撮影の切り替えも簡単で、場面に合わせて素早く変更できる点も使いやすかった。 また、CFexpressに対応しているため、高画素のデータを扱う場面でも安心感がある。 一方で、高画素機ならではの注意点もあった。 夜景など暗い場所ではISOを上げる場面があり、ノイズが少し気になることもあった。高画素だからこそ細かい部分まで写る反面、設定による違いも出やすいカメラだと感じた。

NIKKOR Z 14-30mm F4 Sを使って感じたこと

このレンズを使って一番変わったのは、写真の考え方だった。 今まで一眼レンズでは、目の前の一部分を切り取って撮ることが多かった。しかし14-30mmでは、周りの風景全体をどう見せるかを考えるようになった。 14mmの広角では、目の前の広い空間を一枚に収めることができる。 風景撮影ではこの広さが大きな武器になり、建物や自然など、その場所の雰囲気まで写真に入れられる。 ただ、最初は広角の扱いに少し難しさも感じた。 写る範囲が広い分、ただ広く撮るだけではまとまりのない写真になってしまう。何を見せたいのか、どこを中心にするのかを考える必要があり、今までとは違う撮影の感覚が必要だった。 また、超広角ズームでありながら軽量でコンパクトなため、持ち歩きやすい点も魅力だった。 広角レンズは大きく重いイメージがあったが、このレンズは気軽に持ち出すことができ、旅行や街歩きでも使いやすい。

夜撮影で感じたこと

高層ビルの展望台から見下ろした、夜の広大な都市の夜景。眼下には無数のビルの明かりが広がり、遠くには地平線と暗い海や空が広がっています。手前のガラスには、展望台の中にいる人々のシルエットがおぼろげに写り込んでいます

展望台から見下ろした美しい都市の夜景

夜の撮影でも使用したが、暗い場所では少し難しさがあった。 特に暗い部分と明るい部分がはっきりしている場所では、ISOやホワイトバランスの設定によって写真の印象が大きく変わった。 「広角だからどんな場面でも綺麗に撮れる」というわけではなく、光の状況を見ながら設定を調整する必要があると感じた。 逆に、明るい場所や昼間の風景撮影では、このレンズの良さがより出ると思う。 色味や明るさの表現が自然で、風景の広がりを綺麗に残すことができる。

この組み合わせがおすすめな人

Nikon Z7ⅡとNIKKOR Z 14-30mm F4 Sは、風景を撮る人には特に相性が良い組み合わせだと思う。 一方で、人を主役にした撮影では少し難しさがある。 広角なので人物と背景を一緒に入れることはできるが、背景の情報量が多くなるため、人物を引き立たせるには構図をしっかり考える必要がある。 この組み合わせは、ただ景色を記録するカメラではない。 その瞬間に見た風景を、自分がまだ見たことのない景色へ変えてくれるカメラだと感じた。
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Nikon NIKKOR 14-30mm F4 S Zマウント レンタル

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