海外の展示会取材では、翻訳のために「声をいかにクリアに拾うか」が命。AI翻訳にかける以上、雑音まみれだと正しく訳せない。今回は、取材で実際に使い分けている2本のマイクの話だ。
動画では、Saramonic Air SEと、パンダスタジオ印のハンドマイクを、現場での使い分けとともに紹介している。「P&E 1日目はうるさくて困った→2日目から切り替えたら編集が一気に楽になった」という体験談が説得力大。
静かなブースで強い:Saramonic Air SE
Saramonic Air SE は、とにかく小さくて便利な豆粒型のワイヤレスマイク。演者にマグネットで付けることも、フリーマイクとして手に持って喋ってもらうこともできる。スマホにUSB-C(タイプC)で付けてワイヤレス連携できるのも取材向きだ。
ただし全指向性に近く、周りの音も拾いやすい。ノイズキャンセルをオンにするとBGMは消えても、人の声は際立たせるため、隣で人が喋っているとその声までがっつり拾ってしまう。つまり、静かなブースなら全然いける、というタイプだ。
うるさい現場で強い:パンダスタジオ印のハンドマイク
一方、隣でセミナーを大音響でやっているような騒がしいブースでは、指向性のハンドマイクが効く。パンダスタジオが自社で出しているハンドマイクは、向けたところの声をしっかり拾い、それ以外をあまり拾わない。隣のブースのセミナーや、周囲の話し声を抑えてくれる。
実際、China P&Eでは1日目に取材して「周りがうるさいな」と感じ、2日目からこのハンドマイクに切り替えたところ、編集が一気にやりやすくなった。編集に余裕が出た結果、サムネ作りまで充実した——というおまけ付きだ。
取材マイクは「ブラックマジック一択」に
前回NABではブラックマジックカメラ+このマイクの組み合わせで取材しつつ、Osmoなども併用していたが、最終的に海外取材は「ブラックマジック一択」に。録った後にすぐ確認できるワークフローで、翻訳前提のクリアな音が安定して録れている。
このマイクが向いていそうな人・現場
- 展示会・イベントで、騒がしい中でもインタビューの声をクリアに録りたい人
- AI翻訳・文字起こしにかけるため、声を正確に拾いたい人
- 静かな場所は小型ワイヤレス、うるさい場所は指向性ハンド、と使い分けたい取材チーム
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→ 小型ワイヤレス(静かな場所向き)Saramonic Air SE:
→ 指向性ハンドマイク(うるさい場所向き)パンダスタジオ RigMic:
まずレンタルで試す価値
マイクは、現場の騒がしさとの相性がすべて。同じマイクでも、静かなブースと大音響のブースではまるで結果が違う。自分の取材スタイル・編集ワークフローに合うのはどちらか、両方をレンタルで試して比べてみるのがおすすめだ。
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