Spark 2.0 は標準で50mmのスイート50が付いていますが、先端の光学部分(オプティック)を交換できます。この動画では、たまたま前回の撮影で付け替えたまま戻し忘れていたスイート35と、寄って撮るためのエッジ80を使って、江戸川の土手のコスモスを撮っていました。
レンズを何本も持たずに、ポケットに入る小さなオプティックで焦点距離を替える。花撮影で荷物を減らしたい人には、かなり実用的な使い方です。
※この動画はパンダスタジオの動画ではありません。ケンコー・トキナーのデモンストレーター田原栄一さんのチャンネルの公開動画(メーカー社員による製品紹介・#pr表記あり)を、参考になった動画として紹介しています。
見どころは6分すぎ。手前の薄いピンクのコスモスにピントがある状態から、蛇腹を引くと奥の濃い色のコスモスにピントが移ります。最後はアゲハチョウがコスモスの間を飛ぶ場面まで撮れていました。ピント送りを指でやる感覚がよく分かる場面です。
動画で使っている Spark 2.0 は、パンダスタジオレンタルで取り扱いがあります。
→ レンズベビー Spark 2.0(Sony Eマウント):
スイートとエッジ、2種類のオプティックの違い
動画内の説明を整理するとこうなります。
- スイート(35・50):中心にピントの合う「スイートスポット」があり、周辺は放射状にボケる
- エッジ(80):まっすぐにすると割とシャープに写り、曲げるとピントの位置が変わる。スイートに対して「シャープなモデル」
エッジ80の後ろには銀と黒の輪(マクロコンバーター)が付いていて、レンズが前に繰り出されるので接写ができる、という説明もありました。さらにエッジ80本体には「マクロモード」があり、引き出すとさらに寄れます。
絞りリングが硬くて片手で回らない
エッジ80の絞りは指標側が回るタイプで、田原さんは「多少硬い。あ、やっぱり片手で回らなかった」と両手で設定し直していました。現場で慌てないように、絞りは撮影前に決めておくのがよさそうです。
三脚は「狙う花より低め」に立てて、エレベーターで合わせる
この動画で実用的だったのが三脚の立て方です。
- 綺麗に咲いている花と同じくらいの高さで、脚を狭めた状態で立てる
- 脚を広げると、花より少し低い位置になる
- そこからエレベーターで「ちょうどいい高さ」に合わせる
花より高い位置から撮ってもいいけれど、順光だとカメラの影が花に落ちないよう注意、とも話していました。撮る前に花の状態を見て、枯れた花を避け、濃い色と薄い色の両方が入る場所を探す、という手順も丁寧に見せています。
持ち帰りメモ:花撮影でのオプティックの選び方
| オプティック | 向いている場面 | 動画でのポイント |
|---|---|---|
| スイート35 | 花畑の広がりや奥行きを入れたいとき | 周辺が放射状に流れる。動画では少し絞って「ピントを深めに」して合わせていた |
| スイート50(標準) | 一輪を中心に、周りを流したいとき | Spark 2.0 の標準 |
| エッジ80 | 寄って一輪を大きく、背景をピンクに溶かしたいとき | マクロコンバーターとマクロモードで接写。絞りリングは両手で |
→ オプティックを使い分けたいなら、まず本体から:
この機材が向いていそうな人・現場
- 毎年秋に昭和記念公園などのコスモスを撮りに行くが、標準ズームと望遠の2本を持ち歩くのに疲れてきた人
- ガーデニングやフラワーショップのSNS用に、同じ花でも雰囲気の違うカットを何枚も用意したい担当者
- ピント送りの映像表現を、フォローフォーカスなしで手軽に試したい映像制作者
レンタルで試す価値があるところ
パンダスタジオレンタルでは、スイート35やエッジ80は、ピントリング式のコンポーザープロⅡと組み合わせた形でも取り扱いがあります。同じオプティックでも、蛇腹で操る Spark と、リングで回すコンポーザーでは操作感がまったく違います。どちらが自分に合うかは、両方触ってみるのが一番早い比較です。
→ Spark 2.0 の歴史と基本操作の回
→ Spark 2.0 にエッジ80を付けて紅葉を撮る回
レンタルはこちら
→ レンズベビー Spark 2.0(Sony Eマウント):
→ スイート35をピントリング式で使うなら:
→ エッジ80をピントリング式で使うなら:
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→ 新着機材一覧
📦 レンズを3本持つ代わりに、ポケットにオプティックを2つ。
花撮影の荷物を減らしたい人ほど、一度試してほしいレンズです。
