発表会・学芸会のような暗い会場で、AX700ほどの料金は出したくない人には、同じ1.0型センサーを積んだ旧型のFDR-AX100があります。2014年のカメラですが、「暗さに強いのはセンサーの大きさ」という物理は変わっていません。ピントの速さと手ブレ補正はAX700に劣るので、三脚に据えて撮る発表会向きです。
→ 1.0型センサーの旧型(安い):
暗さに強いかどうかは、年式ではなくセンサーで決まる
ビデオカメラが暗い場所でざらつくかどうかは、センサーの面積でほぼ決まります。AX100のセンサーは1.0型で、現行の上位機AX700と同じ大きさ。家庭用の代表格AX45(1/2.5型)の数倍の面積があります。
つまり、体育館の舞台照明だけの発表会で「ざらざらしない」という一点に関しては、AX100は今でも現役です。12年前のカメラというと古く聞こえますが、暗所の強さは古くなりません。
AX700との差は「ピント」と「手ブレ補正」
| FDR-AX100(2014年) | FDR-AX700(2017年) | |
|---|---|---|
| センサー | 1.0型 | 1.0型 |
| 光学ズーム | 12倍(29〜348mm) | 12倍(29〜348mm) |
| ピント合わせ | コントラストAF(動く被写体で迷いやすい) | ファストハイブリッドAF(像面位相差・追従が速い) |
| 手ブレ補正 | 光学式 | 光学式(アクティブモード) |
| ファインダー | あり(0.39型 OLED) | あり(0.39型 OLED・高精細) |
| 付属バッテリーの連続撮影 | 約135分 | 約190分 |
| 重さ(本体) | 約790g | 約935g |
| 内蔵メモリー | なし(SDカード必須) | なし(SDカード必須) |
| レンタル料金 | 安い(旧型) | 高い |
映像の「暗さへの強さ」は同じで、差が出るのは「動く子どもにピントが追いつくか」です。だから使い分けはこうなります。
- 合唱・演奏・劇のように、舞台の上であまり動かない → AX100で十分。三脚に据えて、ピントを合わせたら動かさない
- ダンス・お遊戯で子どもがよく動く、前を人が横切る → AX700。ピントの追従が効く
→ 動く被写体が多いならこちら:
AX100を発表会で使うときの段取り
| 項目 | やること |
|---|---|
| 三脚 | 必須。本体約790gを30分手持ちは厳しい。TH-X級で十分 |
| ピント | 出番前に舞台中央で合わせて、できればマニュアルに固定。動くたびに迷わせない |
| ファインダー | 暗い客席では液晶を閉じてファインダーで。周りに光が漏れない |
| バッテリー | 約135分と短め。予備のNP-FV100Aを1本 |
| SDカード | 内蔵メモリーなし。128GBを一緒に |
正直に書くと
AX100の弱点は、動くものへのピントと、液晶やメニューの古さです。「オートで何も考えずに」撮りたい人には向きません。逆に「据えて、合わせて、回すだけ」の発表会なら、1.0型の暗所の強さを一番安く借りられる選択肢です。
この記事が役に立ちそうな人
- 去年の発表会の映像が暗くてざらざらだったが、AX700の料金で迷っている親
- 合唱コンクール・音楽会など、舞台の動きが少ない行事を撮る人
- 三脚に据えて撮る前提で、本体の重さが気にならない人
レンタルで試す価値があるところ
「1.0型センサーの暗所の強さ」を一番安く体験できるのがAX100です。発表会の1回で借りて、去年の映像と見比べてみてください。次にAX700を選ぶか、AX100で十分かが、自分の会場で分かります。
用途別に探すなら
ほかのハンディカムと見比べたい人
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