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映像無線伝送装置(ワイヤレスビデオトランスミッター)の比較と選び方のまとめ

みなさんこんにちは。パンダスタジオレンタルのスタッフです。

今回は、レンタルで取り扱いを開始したワイヤレスビデオトランスミッター(無線映像伝送装置)と呼ばれる機材の紹介と、その選び方について説明していきます。

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ワイヤレスビデオトランスミッター(無線映像伝送装置)とは?

通常カメラからの映像信号をスイッチャーなどに入れようとした場合、会場の規模が大きくなればなるほど、必要となるケーブルも長さが必要になってきます。

ワイヤレスビデオトランスミッターは、ケーブル(HDMIやSDI)を使わずにワイヤレスで映像を必要な機器へ飛ばすことができます。また電波を使って映像を送受信するので、国内で利用できる製品は技術適合試験を行い工事設計認証を取得している必要があります。

ワイヤレスビデオ伝送システムの種類

ワイヤレスビデオトランスミッターには様々種類がありますが、その中でも撮影現場で重要になってくるのが以下となります。

  1. 入力、出力方式
  2. 伝送方式
  3. 伝送遅延(レイテンシ)
  4. 給電方法

パンダスタジオレンタルで取り扱いのあるワイヤレス伝送装置を以下でまとめてみました。

ワイヤレスビデオトランスミッター取り扱い製品の比較

製品名CW-D10CW-F25WHD-SLR600DDW-2000WiMi5200AWiMi6220
メーカー名IDXIDXLancerLinkDynacoreNIMBUSNIMBUS
最大伝送距離1000m(1km)2,000m(2km)350m700m1500m(1.5km)900m
伝送方式Wi-FiWi-FiWi-FiWi-FiWi-FiWi-Fi
伝送遅延
レイテンシ
250msec70msec32msec1msec30msec30msec
画質H.264
3〜25Mbps
H.264
8Mbps
1080p/50, 1080p/60, 1080/59.94i, 1080/50i, 1080/29.97p, 1080/23.98p, ,720/59.94p, 720/50p, 525i/59.94, 625i/50, 1080/24p, 1080/24PsF, 1080/23.98PsF,1080/25PsFSMPTE-425M
1080P (60 / 59.94 / 50)
SMPTE-274M
1080i (60 / 59.94 / 50)
1080p (30 / 29.97 / 25 / 24 / 23.98)
SMPTE-RP211 1080psf (30 / 29.97 / 25 / 24 / 23.98)
SMPTE-296M 720p (60 / 59.94 / 50)
SMPTE-125M 480i / 576i
ITU-R BT.656 576i (50)
HDMI Format
1080p (60 / 59.94 / 50 / 30 / 29.97 / 25 / 24 / 23.98)
1080i (60 / 59.94 / 50)
720p (60 / 59.94 / 50)
480i / 576i
SMPTE 244, BT601 (NTSC)、480i59.94

IEC61179-5, BT601 (PAL)、576i50

SMPTE 296M、720p23.98, 720p24, 720p25, 720p29.97, 720p30, 720p50, 720p59.94, 720p60

SMPTE 274M、1080i50, 1080i59.94, 1080i60,1080PsF23.98, 1080PsF24, 1080PsF25, 1080PsF29.97, 1080PsF30,1080p23.98, 1080p24, 1080p25, 1080p29.97,1080p30, 1080p50, 1080p59.94, 1080p60
SMPTE 244, BT601 (NTSC)480i59.94

IEC61179-5, BT601 (PAL)576i50

SMPTE 296M720p23.98, 720p24, 720p25, 720p29.97, 720p30, 720p50, 720p59.94, 720p60

SMPTE 274M1080i50, 1080i59.94, 1080i60,1080PsF23.98, 1080PsF24, 1080PsF25, 1080PsF29.97, 1080PsF30,1080p23.98, 1080p24, 1080p25, 1080p29.97,1080p30, 1080p50, 1080p59.94, 1080p60
映像伝送SDI
HDMI
SDISDI
HDMI
SDI
HDMI
SDISDI
HDMI
幅×高さ×奥行き送信機:W39 x H126 x D94mm
受信機:W52 x H199 x D139mm
送信機:W203 x H155.5 x D44mm
受信機:W213 x H150 x D51mm
送信機:W65 x H113 x D38mm
受信機:W125 x H178 x D38mm
送信機:W68 x H128 x D38mm
受信機:W126 x H188 x D47mm
送信機:W68 x H118 x D25mm
受信機:W68 x H258 x D25mm
-
重さ(本体のみ)送信機:約370g
受信機:約1,150g
送信機:約1,160g
受信機:約1,190g
送信機:255g
受信機:575g
送信機:250g
受信機:650g
送信機:260g
受信機:360g
-

ワイヤレスビデオトランスミッター到達距離ランキング ベスト5

1位 2000m

IDX CW-F25をレンタル

2位 1500m

WiMi5200Aをレンタル

3位 1000m

IDX CW-D10をレンタル

4位 900m

WiMi6220をレンタル

5位 700m

Dynacore(ダイナコア) DW-2000をレンタル

飛距離優先で選ぶなら

大きなホールや野外などで利用する場合には、映像の伝送距離が長く必要になります。
そういう場合には長距離利用が必要なワイヤレス伝送装置が必要となりますが、長距離での映像伝送ができるモデルで選ぶならこちらがおすすめ。

CW-F25をレンタル

伝送遅延が小さいモデル選ぶなら

伝送遅延(レイテンシ)とはデータ転送における指標のひとつで、転送要求を出してから実際にデータが送られてくるまでに生じる、通信の遅延時間のことをいいます。
この遅延時間が短いことをレイテンシが小さい(低い)、遅延時間が長いことをレイテンシが大きい(高い)と表現します。

この伝送遅延が小さいと、装置間(送信機・受信機間)の映像が届くまでの時間が早く、伝送遅延が大きいと映像が届く時間が遅くなります。業務用で利用するのか、趣味レベルで利用するのかによってもこの伝送遅延数値を気にする方も多いです。

レンタル商品の中では、伝送距離は700mですが、伝送遅延はわずか1msecという数字のDynacore DW-2000が伝送遅延が少ないモデルの中ではトップです。

Dynacore DW-2000

DW-2000をレンタル

入力・出力が多いモデル選ぶなら

映像伝送に利用するのはSDIかHDMIになりますが、商品によってはSDIのみでしか対応していないモデルやSDI/HDMIの両方が利用できるモデルも存在します。

入力・出力がSDI・HDMI対応のモデルで選ぶならこちらがおすすめ。

IDX CW-D10 ワイヤレスビデオ伝送システム (SDI/HDMI 最大伝送距離 1,000m)

CW-D10をレンタル

NIMBUS WiMi6220 ワイヤレスビデオ伝送システム (SDI/HDMI 最大伝送距離 900m)

WiMi6220をレンタル

Dynacore DW-2000 ワイヤレスビデオ伝送システム (SDI/HDMI 最大伝送距離 700m)

DW-2000をレンタル

ワイヤレスビデオトランスミッター(無線映像伝送装置)のまとめ

最近では昔に比べると、価格も安く性能が高い無線映像伝送装置が各社から販売されております。
今後もパンダスタジオレンタルでは様々な映像無線伝送装置を取り揃えていく予定です。

ワイヤレスビデオトランスミッター入門モデル

先月入荷したばかりのHollyland MARS300は1080P 60HzおよびHDMI信号伝送をサポートしているワイヤレスビデオトランスミッターをはじめて利用してみる方向けの機種です。

現在取り扱いを記念してレンタル料金の50%をポイントバック。レビューを書いて500円分のポイントプレゼント中!ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。

Hollyland MARS300をレンタル

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