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この記事の内容
ワイヤレスマイクのアナログとデジタルの違い
最近では音声の転送や映像の転送方法もワイヤレス化が進んできており、技術の進化に驚くばかりですが、そもそもワイヤレスマイクの「アナログ」と「デジタル」の違いについてわかりやすく説明していきたいと思います。
ワイヤレスマイクは、マイクに入力された音声の波形を電気の信号に変換し、チューナーへ無線伝送しますが、この転送の際に音声を波形のまま信号処理するものが「アナログ方式」、音声をデジタル信号処理するものが「デジタル方式」となります。
アナログ方式ワイヤレスマイクとは
アナログ方式では、音自体を圧縮して音データとして送るほか、デジタル電波とは対照的に、アナログ電波は入り組んだ場所でも使用できます。 音質はデジタル電波に劣りますが、入り組んだ場所で音声を届けることを重視して使用する場合には適します。
アナログの場合、直進距離こそデジタルより短いですが街中や屋内など入り組んだ場所でもよく届きます。地形に関係なく確実に電波を届けることができるのです。 またデジタルでは通信が途中で切れてしまうような場合でも、聞き取りづらくはなりますが途切れることなく通信を続けられます。
デジタル方式ワイヤレスマイクとは
デジタル方式では一旦デジタルデータ(0と1)にしてから転送して受信機側でまた音に戻すという仕組みで音データを送ります。SN比がたかく、ノイズが少ないクリアな音になります。チャンネルも多くとれ、混線もありません。いいことだらけのように見えますが、電池の持ち時間がアナログより短かったり、他の電波の影響や、距離が遠くなることで、音がプツプツ切れるなどの弱点があります。
アナログ方式とデジタル方式ワイヤレスマイクの比較
わかりやすくアナログとデジタルの違いと、メリット・デメリットについて表にまとめてみました。
種類 | アナログ方式 | デジタル方式 |
---|---|---|
音質 | こもって聞こえる | ◎クリアに聞こえる |
混線 | あり | ◎なし |
チャンネル数 | 少ない | ◎多い |
遅延 | ◎なし | あり |
セキュリティ | 危険 | ◎安全 |
電池消費 | ◎少ない | 多い |
価格 | 安い | 高い |
メリット | ◎遅延がない ◎受信感度が悪い場合でもノイズは多くなるが聞き取れる ◎チャンネルを合わせれば受信可能 ◎連続使用時間が長い | ◎高音質 ◎同時使用チャンネル数が多い ◎混信の可能性が低い ◎直線通信距離が長い ◎受信機から送信機の設定を変更できる(機種による) ◎ペアリング機能によるセキュリティー面 |
デメリット | 音質・ダイナミックレンジ共にデジタルに劣る 同時使用チャンネル数が少ない 混信の可能性が高い 直線通信距離が短い 送信機を触らなければ設定を変えられない | 受信感度が一定以下のなると音が途切れる 連続使用時間が短い 遅延 |
最安値 | 【ハンドヘルドマイク】AKG WMS40 PRO MINI VOCAL 【ラベリアマイク】CLASSIC PRO CWT804LS PLUS | 【ハンドヘルドマイク】CLASSIC PRO CWM241S 【ラベリアマイク】CLASSIC PRO CWT244S |
定番おすすめマイク (ハンドヘルドマイク) | 【ハンドヘルドマイク】SONY UWP-D12 | 【ハンドヘルドマイク】Line6 XD-V75H 【ハンドヘルドマイク】audio-technica ATW-1322(2ch) |
定番おすすめマイク (ラベリアマイク) | 【ラベリアマイク】SONY UWP-D11 | 【ラベリアマイク】Line6 XD-V75L 【ラベリアマイク】audio-technica ATW-1311 2ch |
定番おすすめマイク (ヘッドセットマイク) | 【ヘッドセットマイク】SAMSON CR288 | 【ヘッドセットマイク】Line6 XD-V75HS-T |
最大波数(最大本数) | 【最大6波ラベリアマイクセット】 【6波セット】SONY MB-X6/UWP-X7 ラックマウントセット | 最大10波 SYSTEM10シリーズ |
最大14波 LINE6 XD-Vシリーズ |
最安値のワイヤレスマイクのレンタルは?
各種ワイヤレスマイクの最安値レンタル商品を紹介します。。
最安値:アナログ方式ワイヤレスマイク
AKG WMS40 PRO MINI VOCAL SET
CLASSIC PRO CWT804LS PLUS
最安値:デジタル方式ワイヤレスマイク
CLASSIC PRO CWM241S ハンドヘルドマイクセット レンタル
CLASSIC PRO CWT244S ラベリアマイクセット
同時利用の最大は?デジタル14波+アナログ6波
同時10波 デジタルワイヤレス─SYSTEM10シリーズ
オーディオテクニカは、サマーソニックやグラミー賞といった音楽の祭典からオリンピックなどの国際的なスポーツイベント、官公庁や企業の会議室に至るまで、プロフェッショナルな現場での業務用ワイヤレスシステムの経験を長年に渡って、蓄積してきた安心のメーカー。SYSTEM10は、その確かな技術と豊富な知識が惜しみなく注ぎ込まれた、オーディオテクニカ初のデジタルワイヤレスシステムです。
同時14波 デジタルワイヤレスマイク
XD-Vデジタルワイヤレス・システムは2.4GHz ISMバンドで最大通信距離100mの安定したシグナルで動作します。最大10本のマイクを同時接続することができるワイヤレスマイクシリーズです。メーカー公表値では常時利用できる14チャンネルから任意のチャンネルを選択し、トランスミッターとレシーバーをロックするだけで利用ができます。
Line6 デジタルワイヤレスマイク XD-V75HS-T ヘッドセットモデルセット Tan レンタル
Line6 デジタルワイヤレスシステム XD-V75L ラベリアマイクセット レンタル
Line6 デジタルワイヤレスマイク XD-V75H ハンドヘルドワイヤレスセット レンタル
XD-Vデジタルワイヤレス・システムのレシーバー1台に対して使用できるトランスミッターは1台のみです。複数チャンネルのワイヤレスシステムを使用する場合には、レシーバーとトランスミッターを、それぞれ必要チャンネル数分ご用意ください。(4チャンネルを同時使用する場合はレシーバーも4台必要です。)
関連リンク 同時14波 デジタルワイヤレスマイクをチェック
同時6波セット アナログワイヤレスマイクセット(ラベリア)
上記ノデジタルワイヤレスマイクと周波数がことなるため、デジタル方式、アナログ方式をまぜてチャンネル数を増やして利用することができます。
ワイヤレスマイクの選び方まとめ
アナログ・デジタルワイヤレスマイクの違いと選び方まとめでした。種類や用途、運用に関して様々な条件の他、アナログとデジタルのメリット、デメリットがあります。これらを総合し、仕事に合うワイヤレスマイクを選びましょう。
一般的には、免許や運用調整の必要がないB型やC型ですが、その中で音質上業務用でもっとも多く使われるのはB型のワイヤレスマイク。
そしてB型の最大使用数7波を超える場合にA型(特定ラジオマイク)をレンタルして使うのがおすすめです。
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