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LUTを当てたHDMI出力とLCD表示| Pocket Cinema Ccamera FAQ

みんさんこんにちは。
パンダスタジオ 中村です。

本日は、Pocket Cinema Camera のFAQ と ポケシネ6KFX3の比較について
ご紹介いたします。

発端

今回の記事は、いくつかのお客様からの質問が発端です。統合して要約すると

・ポケシネを購入したがなんか色が微妙(LCDやHDMI出力)
・SONYのFX3というシネマカメラが良いと聞いた。比較してどうか。

といった感じです。
こちらについて、簡単にご紹介したいと思います。

ポケシネのカラー調整(色が微妙)

ポケシネは基本的にはBlackmagic RAWという形式で収録を行います。
背面の液晶(LCD)にもRawのままで表示されます。

Rawのデータは、後で色調整(カラーコレクションやカラーグレーディング)を行う前提のため、そのまま表示すると彩度の低い映像になります。
(パッとしない、眠たい、等々言われる方もいますね)

これらの映像に彩度を与えるためにはLUTを当てる、という操作が必要です。
これは、カメラのメニュー画面で操作いたします。
ポケシネでよくある質問なので、以下の動画をご覧ください。

また、撮影したRawデータを色調整(カラーコレクションやカラーグレーディング)を
行う方法は、以下の公式の動画が詳しいので、ご覧ください。

そうそう、
– ATEM Miniシリーズを気に入って使っています。
– ポケットシネマカメラの映像がカッコいいと聞いたのに
スイッチャーに入れたら映像が微妙だった

というお問い合わせも、同様の問題(HDMI出力にLUTを当てていない)の場合がりますので、ご確認ください。

※ポケシネは収録は4Kや6Kですが、HDMI出力はHDなので、「収録映像よりも解像感が微妙」というお悩みでしたら仕様です。

FX3 と比較してみよう

というわけで、「ポケシネの色が微妙だった」というお問い合わせは、概ね、このLUTが原因なのですが、
ポケシネの色調整した映像とFX3の映像比べてみたらどうだろう。
と気になったので、ご紹介。

こんな感じです。
SONYカメラは、あまり触っていないので、細かな操作、調整はわからず、とりあえず撮って出しでこの映像です。
プロならもっと色々多い米そうですが、不慣れでもこれくらいは撮って出る。は「スゲー」の一言です。

SONY製のカメラはオートフォーカスが優れている、と聞いているのですが、確かに便利でした。
比較映像のポケシネの方、よく見ると若干ピントが甘いです。
(マニュアルのレンズ使って、適当にフォーカスすると、まぁこうなりますよね)

FX3の方は、人間の顔、場合によっては、瞳、を判別してピントを合わせてくれるので、ポケシネと同様に適当に撮ってますが、こんな感じになります。
ワンオペで色々やらないといけない現場だったら、これは大助かりかと思います。

というわけで、サクッと適当に撮って差がわかる 感じでしたので引き続き試してみたいと思います。

追記:
動画でも言及してますが、ポケシネの方はレンズが若干暗いので、F2.8くらいのレンズでも後日試してみたいと思います。

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