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解像度・フレームレート・信号タイプ | 動画の学校 #02

はいそれでは、ケーブルの補足のお話をしたいと思います。

前回、ケーブルのお話のときに、こんな感じでコンバーターの画面を見てくださいという話をしました。
その際、720pとか1080iとか、そういった、いろんな記号が出てきましたね

こんな奴ですね。
今回はこの部分を簡単に説明をしていきたいと思います

例えばコレ

例えばコレですね、1080p60 これを例にとってみましょう。

解像度とフレームレートとpとかiとか

この1080の部分が解像度、Resolution になります。

60の部分 ここは、frame rateですね
真ん中のp とか i が信号種別、インターレースとかプログレッシブとか、そういうものを表しています。

上記の画像でいうと解像度が1080で、信号種別がプログレッシブで、フレームレートは60ですと、こんな意味になるわけですね。

では一つずつ見ていきましょう.

解像度

まず 解像度 Resolution ですが、これは、画面表示の細かさですね。

どれくらい細かく、いい画質で細部まで書き出されるか、ということになります。

縦と横の数値で表されるんですけれども、映像関係の場合は4:3 とか16:9とか画面の比率が決まっているので、大抵は先程の1080pみたいに縦の数字だけで表されます。

1080 フルHD ということになります。
例えば、冒頭の画像、ブラックマジック社のページにあったような 1080p60とか1080i60 この部分の、1080という数字が一緒ですから、どちらも解像度に関しては同じくフルhd で一緒という意味になります。

フレームレート

では次ですねフレームレートを見ていきましょう
フレームレートっていうのは、動画において1秒あたりに表示するフレームの枚数になります。

フレームというのはコマの数ですね、動画っていうのは、静止画を、ぱぱぱぱぱぱぱーと、いっぱい表示させることによって動きを表現していますので、そのコマの数がフレームレートです。

通常はfps という単位で表されまして、英語で言うとフレームパーセカンド(frames per second)です。

フレーム毎秒という単位で要は1秒に何枚の絵(コマ)が切り替わっているかという意味ですね
p60だと1秒に60枚の絵が変わっているという形になります。

ちなみに、このフレームレート用途によってよく使用されている値が異なります。

フレームレート

23.98 fps だと映画
等のはフィルムのコマ数換算した値

29.97 NTSC規格
テレビ、アナログテレビとかビデオソフトの映像がこれくらい

59.94 NTSC規格
これもNTSC規格なんですけれども、先ほどの29.97よりも滑らかなコマ数になった形になります

23.98とか59.94とか謎に端数があるんですけれども、これは電波で映像を送ってきた時の周波数との兼ね合いでこういう風な端数が出てます。
例えばパソコンの場合だと電波関係ないので、例えば29.97 → 30 fps とか59.9 → 60 fps のように置き換えて使われることがありますね。

例えば youtubeなんかでも動画は1080 p 30だったり1080 p 60だったいっていうような数値になっていると思います。

この辺は、より細かくはまた別の動画で紹介していきたいと思います

まとめますと、
フレームレートの部分っていうのは1秒間あたりに何コマ切り替わるか、単位は fps ですよということですね。

プログレッシブやインターレース

では次この真ん中の部分ですね
インターレースとかプログレッシブとかここの部分を紹介します。

これですねちょっと時代がさかのぼるんですけども、
テレビ放送が始まった時に二次元平面のテレビの映像をどういうふうに送るかって問題がありまして、
これは電波で映像を送りますから、二次元平面である映像を1次元の信号である電波で送りますので、それをどういうふうに送ろうか、細かく分割して送ろう、という方法がとられました。

インターレース

こんな感じですね、ざっくり言うとこういう
イメージがありますこう1本分ずつ信号を送って、それを受け取ったテレビの方で再構成をして絵を作る、そういう形です。
こういうふうに送るんですが、当時テレビは525本分の横線で映像を表示しておりました。

それを60コマくらいで伝送する、50から60くらいでフレームレートで送ろうとするとチラツキがない、いい感じで送れる、という知見がすでにありました。
ただし、帯域の都合、電波の都合で60コマ分も送れなかった。

そこで、走査線の半分ずつを送って飛び飛びに描画するという方法がとられました。

これをインターレース方式と言うんですね。
テレビの場合だと最初に奇数番13579みたところの線を送って、次に偶数を送るとそんな形でやっていきました。
これがインターレース方式という形になります

一枚の画像全部一緒に送るのがプログレッシブ方式という形です

こんな形でプログレッシブとインターレースという2つの方式で送られます。
細かくはまた別の動画で紹介しようと思いますが、とにかくプログレッシブとインターレス、あるいはpとかiとかそういう、信号のタイプが異なるものがある、まずはそのように覚えていただければと思います。

最後に

ということで、この1080p60解像度と信号のタイプとフレームレートというところでわかったかと思います。

例えばコレ

冒頭でお伝えしたように、メーカーのサイトなどで、仕様を見直してみて、この3つの数字の意味がわかるということを確認してください。

Micro Converter SDI to HDMI 12G
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/microconverters/techspecs/W-CONU-18

ATEM Mini Extreme ISO
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/atemmini/techspecs/W-APS-18

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