ソフトフィルターを付けたのに、思ったほどふんわりしない。そういうときは、フィルターを強くする前に「逆光」を足してみると変わります。ケンコー・トキナーで開催されたポートレート撮影会の作例を、デモンストレーターの田原栄一さんが解説している動画は、その組み方を具体的に見せてくれていました。
ポイントは、白い背景布の裏側からLEDを1灯当てて、モデルさんの頭の後ろあたりを光らせること。ソフト効果が強く見える、と話していました。
※この動画はパンダスタジオの動画ではありません。ケンコー・トキナーのデモンストレーター田原栄一さんのチャンネルの公開動画(メーカー社員による製品紹介・#pr表記あり)を、参考になった動画として紹介しています。
見どころは2分すぎ、作例の左上に見える白い光が「背景の裏から入れたLED」だと種明かしするところです。
背景の裏に回したのはGODOXの小型LED ML100Bi。パンダスタジオレンタルで同じ機種を扱っています。
→ GODOX ML100Bi:
撮影の組み立て
| 要素 | 動画内での説明 |
|---|---|
| カメラ・レンズ | ソニーZV-E10+SAMYANG AF 85mm F1.4 FE II(APS-Cで約127.5mm相当)。軽い85mmなので小型ボディでも使える |
| 背景 | Westcottのポータブル背景(白)。三脚のような骨組みで布を張るのでシワが寄らない |
| 正面の光 | 200WクラスのLED。F5.6・1/125秒・ISO400 |
| 背景の裏 | GODOX ML100Bi。スリムなので背景の後ろに入れやすい |
| フィルター | プロソフトンB。強い効果を中望遠で使っている |
カラーLEDと反射光の演出
後半は、ZHIYUNのRGB LED(MOLUS X200RGB)で赤や青の光を当てたカット(F5.6・1/125秒・ISO800)、反射光で海の中のような模様を作るアクセサリーを使ったカット(F1.4・ISO4000)、シルバーやゴールドの反射板で強い光を当てたカットが続きます。反射光のシルバーは「モデルさんが訓練された人じゃないと目がきついかも」という注意もありました。
持ち帰りメモ:ソフト効果を強く見せる3つの順番
| 順番 | やること |
|---|---|
| 1 | 正面の光を決める(ソフトボックスでもLED直当てでも) |
| 2 | 背景の裏から小型LEDを1灯、頭の後ろあたりに光が来る位置へ |
| 3 | ソフトフィルターを付けて、逆光部分のにじみを確認。強すぎたらLEDの出力を下げる |
→ 背景の裏に回すLEDはこちら:
この機材が向いていそうな人・現場
- 撮影会で毎回同じような明るい写真になってしまい、背景に光の「にじみ」を入れてみたいポートレート好き
- 自宅で白い背景紙を使って家族写真を撮っていて、もう一段やわらかい雰囲気にしたい人
- 小規模な撮影会を主催していて、少ない灯数で作例の幅を出したい人
レンタルで試す価値があるところ
逆光の効き方は、背景布の素材やモデルさんとの距離でかなり変わります。1灯でどれだけ変わるかは、実際に置いてみるのが一番早い。動画で使われたSAMYANGのAF 85mm F1.4 FE IIとプロソフトンは取り扱っていませんが、ZV-E10とマニュアルフォーカスのSAMYANG 85mm F1.4、近い用途のZHIYUN MOLUS X100(バイカラー)はあります。
→ 撮影ボディのZV-E10:
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📦 フィルターを強くする前に、背景の裏に1灯。
