StarlinkとPeplinkを繋ぐ①
帯域が微弱なときは「衛星回線」を足して安定配信

この記事を書いた人・監修した人

パンダスタジオの創業メンバーの1人。東京都立産業技術大学院大学で修士号を取得。電気通信大学大学院、熊本大学大学院、グロービス大学院でも学ぶ。PANDASTUDIO.TVでは、主に、BlackMagic Design製品を担当しスタジオ構築や配信を担当。

屋外イベントや中継現場で「携帯回線だけでは帯域が足りない」「配信が不安定」と悩んだことはありませんか。そんなときの選択肢が、衛星インターネットStarlinkと回線束ね(ボンディング)ルーターPeplinkの組み合わせです。パンダスタジオ中村による解説動画をもとに、仕組みと2つの接続方法を整理します。

そもそもStarlinkとは

Starlink(スターリンク)は、人工衛星を使って世界中どこからでも高速インターネットに繋がるサービス。「世界中で繋がる高速インターネット」とうたわれているとおり、地上の回線が乏しい場所でも通信を確保できるのが強みです。

Peplinkとは

Peplink(ペップリンク)は、複数の回線を束ねて1本の安定した回線にするボンディングルーター。携帯回線に限らず、さまざまな回線を組み合わせられます。動画で紹介されたMAX-HD4 MBXは、Zoom会議やYouTube配信に適したマルチSIMルーターです。

繋いでみた事例:1本より複数本で安定する

実際の事例として、Starlinkとボンディング機器(KILOVIEWなど)を組み合わせて配信したケースが紹介されます。たとえば自転車競技の中継のように移動を伴う現場でも、Starlink単体よりも複数回線を束ねることで安定性が増すという考え方です。Peplink社の事例では、強力な機種にStarlinkを何台も接続し、どれかが落ちても他で補う——という大規模な束ね方も紹介されています。「全部が同時に落ちることはないだろう」という冗長化の発想です。

接続方法①:Wi-Fiで繋ぐ(いちばん簡単)

最も手軽なのは、StarlinkのWi-FiをPeplink側で受ける方法。設定がシンプルで導入しやすい反面、展示会・イベント・お祭りなど、周囲にスマホやWi-Fi機器が大量にある環境では電波が混雑して不安定になりやすいという注意点があります。屋外であっても油断は禁物です。

接続方法②:有線LANで繋ぐ(混雑・長距離に強い)

Wi-Fiが使いにくい場面では、Starlink Ethernetアダプターを使った有線接続が有効です。Starlink本体とアンテナの間にアダプターを挟むと、電源とは別にLANケーブル用のポートが用意され、そこからLANケーブルを伸ばしてPeplinkのWAN側に接続できます。

有線LAN接続のメリット
・StarlinkとPeplinkの距離が離れているときに有効(屋外のアンテナ⇔屋内の機材など)。LANケーブルなら30〜50mと長く引ける
・会場に人が多くWi-Fiが使えない環境でも安定して繋げる
・地下イベントなど、携帯は入るが高速回線も併用したい現場に ▶ 続きのその②では、より具体的な接続手順を解説しています:StarlinkとPeplinkを繋ぐ2 Starlink × Peplink を試すなら
▼Starlink スタンダードキット UTR-211|商品ID:9173
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▼Starlink Ethernetアダプター【01560575-001】|商品ID:9792
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▼Peplink MAX-HD4 MBX(4回線付)|商品ID:3743
Peplink MAX-HD4 MBX レンタルページ

※本記事は解説動画の内容をもとに構成しています。製品名・仕様・在庫状況は変更される場合があります。最新情報は商品ページをご確認ください。

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