V-1-4Kには、従来のV-1シリーズになかった新機能が加わりました。リモートカメラ(PTZカメラ)の制御と、操作を自由に割り当てられるアサイナブルパッドです。第5回はこの2つの新機能と、その他の便利機能を紹介します。
最大5台のPTZカメラを制御。しかもメーカー混在OK
本体にLAN端子が追加され、スイッチングハブ経由で最大5台のリモートカメラ(パン・チルト・ズーム)を制御できるようになりました。ローランドのカメラコントロールの大きな特徴は、メーカーの混在が可能なこと。ソニー、パナソニック、キヤノン、JVCなど主要メーカーのプロトコルに対応し、海外メーカーも含めて、カメラごとに別々のメーカーを割り当てて制御できます。手持ちのカメラを活かしやすいのは嬉しいポイントです。
操作を自由に割り当てる「アサイナブルパッド」
切り替えボタンの列の上に、もう1列ボタンが追加されました。これがアサイナブルパッドです。上位機種のV-8HDやV-160HDにはありましたが、V-1シリーズでは初搭載です。
バンクA・B・C・Dを切り替えながら1〜8のボタンを使うことで、最大32個の操作を割り当て可能。各ボタンに「音声のミュート」「メモリーの切り替え」「どの出力にどの映像を送るか」などを個別に設定でき、現場のオペレーションを効率化できます。
その他の便利機能
設定を保存するメモリー機能や、ボタン・ノブごとに細かくロックをかけられるパネルロックも搭載。「機材に不慣れな方が誤って触っても反応しないようにする」といった使い方ができ、安心して任せられます。さらにオートスイッチング/オートミキシングなど、ローランドのスイッチャーで人気の機能もV-1-4Kに継承されています。
製品概要の解説はここまで。次回からは目玉機能のデモへ。まずは4Kカメラ1台でマルチカメラ風の演出ができる「ROI機能」を、第6回でじっくり紹介します。
製品情報・入手について
Roland V-1-4Kは2026年6月25日発売予定。発売後はパンダスタジオのレンタル・販売でもご利用いただけます。製品情報:https://rental.pandastudio.tv/
※本記事は体験会での解説をもとに構成しています。仕様・発売情報は変更される場合があります。最新情報はメーカー・販売店の公式情報をご確認ください。
