プロの録音技師は「良いラジオマイク」をどう見るか。Saramonic K9のレビュー動画が勉強になった

※本記事はパンダスタジオレンタルのデータベースを元にAIを活用して制作しています。 リンク経由のレンタルや購入で収益を得る場合があります。

この記事を書いた人・監修した人

パンダスタジオの創業メンバーの1人。東京都立産業技術大学院大学で修士号を取得。電気通信大学大学院、熊本大学大学院、グロービス大学院でも学ぶ。PANDASTUDIO.TVでは、主に、BlackMagic Design製品を担当しスタジオ構築や配信を担当。

機材選びで一番参考になるのは、その道のプロが「何を見ているか」です。数百本のTV番組・映画を手がけてきた録音技師が、Saramonic K9をじっくり評価している海外レビューを見つけたので、参考になった視点を紹介します。

取り上げるのは、英国のチャンネル「FryFilm」の動画。撮影監督のJohn Fry氏が、ベテラン録音技師のKevin Harper氏に「良いラジオマイクの条件」を聞きながら、K9を一緒に検証していく約28分の対談形式です。


※動画はFryFilm(海外)によるSaramonic K9のレビューです。

この記事で紹介しているマイクはこちら:

Saramonic K9 デュアルチャンネル デジタルUHF ワイヤレスオーディオシステム(B帯)

プロが挙げる「良いラジオマイクの条件」

動画の冒頭、録音技師のKevin氏が挙げていた条件が、そのまま機材選びのチェックリストになります。

  • 電源が楽なこと(どこでも手に入るAA電池で動く)
  • 妥当な到達距離(見通しで最低100mほど)
  • 調整が分かりやすいこと(メニュー/スイッチ)
  • コンパクト・頑丈・柔軟であること

K9はこれらをひと通り満たしている、という流れで検証が進みます。AA電池で動き、アンテナはネジ込みの交換式(折れても替えられる、大型アンテナで受信改善も可)、ラベリアはロック式で抜けにくい、送受信機にカラー識別プレート——といった“現場で効く”作りが、プロ目線で一つずつ確認されていきます。


「本来もっと高い機材の機能」が詰まっている

この動画で特に勉強になったのが、タイムコードと内蔵録音まわりです。K9は各送信機にメモリー録音を持ち、タイムコードを一方の送信機に流し込むと、もう一方へワイヤレスで同期して2台が同じタイムコードで回る様子が実演されています。

Kevin氏は、タイムコードと内蔵録音は「本来もっと高価な機材の領分」で、K9は各分野の良いところを1台に取り込んでいる、という趣旨の評価をしていました。

もう一つの注目点がダイバーシティ受信。2本のアンテナのうち良い方を無音で自動選択し、それを2チャンネル同時に行います。「これだけコンパクトな“ダイバーシティ付きダブル受信機”は見たことがない」「コスパが高い」という評価でした。電池ケミストリー選択(残量表示の精度向上)やライン入力対応など、ハイエンド機並みの細かい配慮も拾われています。


距離は「使い方次第」。ここは正直に

英国Southampton(船・建物・車が多くRFの厳しい環境)での距離テストでは、最悪条件(送信機を後ろポケット+体で遮蔽)で約50〜75m程度。本格的な長距離が必要なら、大型・離間アンテナや受信機を高所に置くなどの工夫が要る、と現実的に語られています。標準アンテナ+ポケット運用の素の実力として、誇張のない評価でした。

K9とエントリー向けのSaramonic Ultraの違いにも触れ、「K9はプロ現場でも十分通用する」というのがKevin氏の結論。使いやすくプラグ&プレイで、イヤホンで聞く音も良い、という締めくくりでした。

この機材が向いていそうな人・現場

  • インタビュー・対談・ピーストゥカメラを業務レベルの音で録りたい人
  • タイムコード同期や内蔵録音を、できるだけ手頃な機材で実現したい人
  • 受信機を増やさず、1台で2人ぶんをダイバーシティ受信したい人
  • AA電池・交換式アンテナなど、現場での保守性を重視する人

到達距離も音も「自分の現場」で確かめるのが確実

距離やダイバーシティの効き方は、会場のRF環境やアンテナの置き方で大きく変わります。プロが「通用する」と言っていても、最後は自分の現場での見え方が判断材料。導入前に一度レンタルで、実際の会場・距離・人数で通しておくのがおすすめです。


パンダスタジオでの取扱

Saramonic K9は、パンダスタジオレンタルで取り扱いがあります。免許不要で使いやすいB帯モデルは在庫があり、1日からレンタルできます(A帯モデルは運用に申請が必要な場合があります。詳しくは商品ページをご確認ください)。

Saramonic K9 デュアルチャンネル デジタルUHF ワイヤレスオーディオシステム(B帯)

→ Saramonic のワイヤレスマイク・関連機材を見る:
Saramonic 製品一覧(レンタル)

新着機材一覧


紹介した動画・チャンネル

今回参考にしたのは、英国チャンネル「FryFilm」のレビュー動画です。プロ録音技師の解説は、ぜひ元動画でご覧ください。

What makes a good radio mic? – Saramonic K9 Professional Review(FryFilm)

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