1080p Full NDI PTZ カメラ BirdDog Eyes P200 を試してみたのでご紹介いたします。
この記事の内容
BirdDog Eyes P200のおすすめポイント
BirdDog Eyes P200の詳細なスペックは、メーカーのホームページを参照いただくとして、
個人的には、以下がポイントだと思います。
・光学30倍ズーム&高速なオートフォーカス
・高速・静音設計のリモートカメラ(PTZカメラ9
・NDI対応
光学30倍ズームや静音設計はこの価格帯のリモートカメラ、例えばJVC KY-PZ100 と遜色のない性能といえます。
例えば、100名~200名収容クラスの講演会場で後ろから狙っても大丈夫なレベルなので、予算・人員が圧縮されがちなセミナー配信でも安心な性能ですね。
で、このあたりだけなら、まぁ遜色ないよね、で終わるワケですが、今回わざわざ検証したポイントは、
NDI対応
という事に尽きます。NDI|HXでなく、ネイティブなNDI。
NDI|HXでは、わずかとはいえ、ネイティブなNDIよりも遅延が発生してしまうので、ネイティブなNDIは嬉しいです。
セミナー配信くらいなら大して気にならないかもしれないですが、現在需要が高まっている、スポーツ中継ニーズにNDIを使用するという点では、より低遅延なネイティブNDI対応は大変重要と思われます。
BirdDog Eyes P200を試してみた
というワケで、JVC KY-PZ100 と比較してみました。会場は、パンダスタジオ浜町 Bスタジオです。ちょうどボクササイズがあったので収録してみました。
システム図はこんな感じです。仕様カメラは、BirdDog EYES P200 および JVC PZ-100 で、TC1にNDIで入ってます。(LANケーブル)KY-PZ100は、NDIはついていませんので、NC1でNDIにしています。
浜町Bスタジオは、タングステンライトなので、ちょっと暖かい色味の調光になっています。ホワイトバランスは、どちらもオートで、相互に色味は合わせていません。
BirdDog Eyes P200で撮影したサンプル動画
初見なので操作に不慣れですが、NDIで懸念されるカメラ切替のラグなども気にならず、これならば問題なく使用できるのではないかと思います。
BirdDog Eyes P200の使い方
Eyes P200は、PoE給電・NDIに対応のカメラなので、LANケーブルだけ1本つなげばよいです。背面が恐るべきスッキリさです。
このようなケーブルのスッキリ具合は、仮設が主体となる中継案件でもケーブル取り回しの容易さが嬉しいですし、天吊りなどの用途での常設(例えば、学校やセミナー会場など)でも工事の幅が広がり、おススメではないかと思います。
NDIなので、TC1側でもインプットソースをNDIに切り替えればサクッと認識します。
認識させたら、PTZのタブで、プリセットを選択したり、モニター上のスティックで操作が可能です。
プリセットの設定(該当部分のキャプチャが撮れるので、「こんな場面」というのを把握するのに便利)
この画面下部のスティックアイコンでもカメラの操作が可能
(操作については、TC1などのハードウェアコンソールで行ったほうがやり易いとは思います。)
とりあえず、絵を撮るだけなら、これだけで大丈夫ですが、
もうちょっと細かな設定をしたい、あるいは、そもそも認識しない、などの場合は、P200の管理画面にWebブラウザでアクセスします。
IPアドレスを知る方法は、
(NDIで認識していれば)NewTek NDI Analysis を使用するか、IP探索ツールを使用することになります。
今回は、NetEnumという探索ツールを使いました。
こんな感じで表示されます。 Eyes とか P200 とかで表示されず、おそらくNIC製造メーカーのMicrochip Technology と表示されるのが迷いどころですが、このIPにブラウザでアクセスすれば管理画面が表示されます。
BirdDog Eyes P200のまとめ
というわけで、使ってみた感触は良かったです。
NDIを利用した、少人数カメラワーク、少人数配信などにかなりの力を発揮するのではないでしょうか。
気になる方は、メーカーページのマニュアルをご覧ください。
P200 user guide
https://www.bird-dog.tv/extra/P200_user-guide-PART-1.pdf
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