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ATEM Mini Pro と AWS Elemental MediaLiveでライブ配信をしてみた

ATEM Mini Pro と AWS Elemental MediaLiveでライブ配信をしてみました。
文末のブログを見つけたので、ちょっと試しにやってみました。

最近はオンラインセミナーの問い合わせも多く、無料のセミナーであればYoutubeでも問題ないですが、課金ありきの有料セミナーの場合、Youtubeは規約的に難しいので様々なプラットフォームを調べています。
今回は、AWS Elemental MediaLive を使ってみました。

手順

  • AWS Elemental MediaPackage を設定する
  • AWS Elemental MediaLive の設定
  • ATEM Mini Pro の設定
  • 接続図

    AWS Elemental MediaPackage の設定

    まずは、Elemental MediaPackageの設定を行います。ここでチャンネルの作成を行います。

    Elemental MediaPackage で チャンネル作成

    ID, Description, Input type を入力します。

    ID, Description, Input type を入力します。

    CloudFront のディストリビューションを作成する事も出来ますが、今回は作成しません。

    チャンネル作成したら「Add endpoints」というボタンがあるので、エンドポイントの作成をします。↓

    Add Endpoint

    ID, Description, Type を入力

    AWS Elemental MediaLive の設定

    次は、映像を受け取って先ほど設定したMediaPackageに送る、Elemental MediaLive を設定します。
    まずは入力を作成します。タイプは RTMP(プッシュ)を選択します。

    Inputを作成

    RTMP(プッシュ)を選択

    次に入力セキュリティグループを設定します。

    セキュリティグループ

    上の画像だと、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、まずは、Create で作成します。入力ソース(映像を送ってくる元)のIPアドレスを設定ます。xxx.xxx.xxx.xxx/32 のような形式です。(適切なIPアドレス、マスクを設定)
    Createすると、既存のもの、Use existing 、に表示されるのでそれを選択します。
    次に、入力の送信先を設定します。「アプリケーション名とインスタンス」という文字列では、パスとストリームキーの設定になります。
    任意の値を入れて大丈夫なようです。

    入力の送信先を設定

    次にチャネルを作成します。チャネル名を入力し、ロールは MediaLive 用に作成済みのものを使用します。

    チャネルを作成

    「HTTP live streaming MediaPackage」を選択

    テンプレートを選択すると出力が自動で追加されます。

    出力グループ名設定

    出力グループ名をクリックして設定画面を開きます。
    出力グループ設定を開き、先ほど作成した MediaPackage のチャンネルIDを入力します。

    なお、自動作成される出力の「WebVTT」は削除しておきます。

    先ほど作成した入力をアタッチ

    最後に、先ほど作成した入力をアタッチします。

    作成後は↓こんな感じ。準備が出来たらStartをクリックします。(エンコーダー、ここではATEM Mini Pro が配信を始める前までには、Startしている必要があります。)

    MediaLive Channels

    ATEM Mini Pro の設定

    さて、ここまで非常に長い道のりでしたが、ATEM Mini Proの設定は単純です。
    ソフトウェアコントロールから設定を保存して、XMLファイルをダウンロードし、配信先の設定を書き換えるだけです。

    XML書き換え

    ※IPアドレスとキーは xxx に書き換えています。適宜設定に合わせて変更ください。


    配信した結果はこんな感じです。

    課題

    今回、どういうわけかATEM Mini Pro からの速度が1Mbps以下で、画質が微妙でした。

    速度が出なかった

    これは、回線がダメだったのか、AWSの設定がおかしいのか、ATEM Mini Proとの相性が悪いのか、切り分けができませんでした。
    ちょっと複数パターンをテストして確認したいと思います。

    また、この方式の場合、配信はHLS形式となるのですが、videoタグで再生させる場合は、PCの場合、EdgeかSafariしか対応していないようですね。
    再生させるためのプレイヤーをどうするかとという問題もあるみたいです。この辺も調べねばならないみたいです。

    参考:
    OBSとAWS Elemental MediaLiveでライブ配信をしてみた
    https://dev.classmethod.jp/articles/live-aws-elemental-medialive-with-obs/

    Blackmagic Design ATEM Mini Proのレンタル

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    ATEM Mini Pro で AWS Media Live に接続する方法 配信速度改善
    https://panda-times.com/atem-mini-pro-aws-media-live-2/

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