近年の動画配信市場の拡大に伴い、高画質な動画を効率的に撮影できる機材の需要が急速に高まっています。その中でも、DJI(ディージェイアイ)が手掛ける「Osmo Action 6(オズモアクション6)スタンダードコンボ」は、過酷なアウトドア環境から日常のVlog制作まで、幅広い用途に対応する最先端のアクションカメラ(アクションカム)として、多くの動画クリエイターから注目を集めています。優れた手ブレ補正や高い防水性能、そして広角レンズによる臨場感あふれる映像美は、まさに次世代のウェアラブルカメラと呼ぶにふさわしい仕上がりです。本記事では、この最新デジタルカメラのポテンシャルを、コストパフォーマンスと撮影性能の両面から徹底的に比較・検証します。
オズモアクション6(Osmo Action 6)スタンダードコンボの基本スペックと進化点
高画質動画撮影を支える最新センサーと広角レンズの基本性能
DJI Osmo Action 6(オズモアクション6)スタンダードコンボは、革新的な大型イメージセンサーを搭載し、高画質動画の撮影性能を極限まで高めた次世代のアクションカメラです。進化したセンサーは、光の取り込み量を大幅に増加させることで、明暗差の激しい屋外や夜間のストリートなど、厳しいライティング条件下でもノイズを極限まで抑えた鮮明な描写を可能にします。さらに、歪みを最小限に抑えつつ広大な視野角を確保する超広角レンズの採用により、人間の視野に近い、あるいはそれを超えるダイナミックな構図での撮影が簡単に行えます。これにより、プロの動画クリエイターが求める緻密なディテールと豊かな色彩表現を小型カメラボディひとつで実現します。
本機は4K高フレームレートでの記録に対応しており、スポーツ撮影などの激しい動きも滑らかなスローモーションとして美しく表現できます。デジタルカメラとしても高い静止画性能を誇り、ウェアラブルカメラの枠を超えたVlogカメラとしての汎用性を獲得しています。直感的な操作が可能な大画面タッチスクリーンも前後に搭載され、セルフィー撮影時の構図確認もストレスフリーで行えるなど、撮影クオリティを底上げする基本スペックが凝縮されています。
暗所でもブレない強力な手ブレ補正機能(RockSteady/HorizonSteady)
アクションカムに求められる最重要機能の一つである手ブレ補正において、オズモアクション6はDJI独自の高度なアルゴリズムを結集した「RockSteady(ロックステディ)」および「HorizonSteady(ホライゾンステディ)」を搭載しています。RockSteadyは、激しいオフロード走行やランニング中のブレをインテリジェントに検知して排除し、滑らかで安定した映像をリアルタイムで生成します。これにより、マウントを固定しづらいアクティブなシーンでも、視聴者にとって見やすい高品質な映像を維持できます。モトブログや自転車でのスポーツ撮影において、路面からの強い衝撃を完全に吸収するその性能は、まさにプロ仕様と言えます。
さらに、カメラが360度回転するような極端な状況下でも水平を完全に維持し続けるHorizonSteadyは、ジンバルを使用しているかのような驚異的な安定感をもたらします。スノーボードのトリックや、激しいウォータースポーツでも画面の水平が崩れないため、映像のプロフェッショナルな仕上がりを約束します。暗所での撮影でも補正による画質の劣化やゴーストを最小限に抑え、薄暗い森林や夕景のシーンでもブレのないシャープな高画質動画を記録可能です。
水中撮影やアウトドアで活躍する進化した防水性能と防塵設計
アウトドアやスポーツ撮影において最も重要な信頼性を担保するため、オズモアクション6は過酷な環境に耐えうる優れた耐久設計を誇ります。本体のみで水深18メートルを超える驚異的な防水性能を実現しており、シュノーケリングや軽度な体験ダイビングであれば、専用の防水ケースを追加することなくそのまま水中に持ち込んで撮影が可能です。水分の付着を感知してタッチスクリーンの誤動作を防ぐ特殊コーティングも施されており、水滴がついた状態でもスムーズなメニュー操作や設定変更ができる点も、水中撮影における大きなアドバンテージとなっています。
また、強固な防塵設計により、過酷な砂漠地帯でのトレッキングや泥を伴うマウンテンバイクのダウンヒル、寒冷地でのスノーアクティビティといった過酷なアウトドアシーンでも、カメラの内部機構を完全に保護します。対衝撃性能に優れた強化ガラスを採用したレンズカバーは、傷や衝撃からレンズを強固に守り、万が一の破損時にも素早く交換可能な設計となっています。あらゆる過酷なフィールドで最高のパフォーマンスを発揮する、信頼性の極めて高い防水カメラです。
前作モデルからアップデートされたクリエイター向けの注目ポイント
オズモアクション6は、これまでのシリーズで培われたユーザーからのフィードバックを基に、より実戦的でスマートなアップデートを遂げています。特に注目すべきは、起動速度と録画開始までのレスポンスの向上です。電源オフの状態からでも、録画ボタンをワンプッシュするだけで即座に撮影が開始されるため、一瞬のシャッターチャンスも逃しません。さらに、カメラ本体の熱管理システムが大幅に改良され、高画質動画の連続撮影時に課題となりやすかった「熱暴走」による自動停止リスクを劇的に低減。長時間の安定した撮影運用が可能になりました。
また、クリエイター向けに色表現の幅を広げる高度なカラープロファイル(10-bit D-Log M)が最適化され、ポストプロダクション(編集)におけるカラーグレーディングの自由度が飛躍的に向上しました。マイクシステムも再設計され、風切り音をアクティブに低減するステレオ内蔵マイクにより、屋外でのVlog撮影でも極めてクリアな音声を収録可能です。これらの進化により、編集効率を高めつつ、アウトプットの質をワンランク上へと引き上げることができます。
スタンダードコンボをおすすめする4つのコストパフォーマンス(コスパ)の理由
必要十分なアクセサリーが揃う初期費用の圧倒的な安さ
DJI Osmo Action 6 スタンダードコンボは、最小限の投資で最大限の効果を得たい動画クリエイターにとって、最も賢い選択肢の一つです。このパッケージには、カメラ本体だけでなく、クイックリリース式のアダプターマウント、接着式フラットベース、止めねじ、そして大容量バッテリーといった、購入したその日からすぐに本格的な撮影を開始できる「必要十分」なアクセサリー類がすべて同梱されています。これにより、あれこれとサードパーティ製のマウントを買い揃える必要がなく、初期費用を大幅に抑えることができます。
| パッケージ内容 | 主な役割・メリット |
|---|---|
| Osmo Action 6 本体 | 最新センサーと広角レンズによる高画質動画撮影 |
| クイックリリースアダプター | 縦横の撮影スタイルを瞬時に切り替え可能 |
| エクストリームバッテリー | 低温環境にも強い高耐久・長寿命バッテリー |
| 保護フレーム | カメラを衝撃から守り、マウント拡張性を向上 |
初期投資を抑えつつ、浮いた予算をSDカードや照明機材、あるいはトラベル費用に回すことができるため、これからYouTubeやSNSで発信を始めたい初心者から、サブ機を求めるプロフェッショナルまで、抜群のコストパフォーマンスを実感できる仕様となっています。
Vlogカメラやウェアラブルカメラとしての高い汎用性
スタンダードコンボが提供する高いコストパフォーマンスの背景には、この一台がこなせる役割の多さ(マルチタスク性能)があります。日常の細かな記録を行うVlogカメラとしての手軽さ、ロードバイクや自動車の車載カメラとしての機能、過酷なスポーツ時のウェアラブルカメラとしての役割、さらにはパソコンと接続して高画質なWEBカメラとして配信に活用するなど、用途は多岐にわたります。高価なデジタルカメラや交換レンズを何本も購入することなく、この小型カメラ一台であらゆる画角とシチュエーションをカバーできます。
この高い汎用性を支えているのが、軽量コンパクトな筐体と、どこにでも設置できるスマートなマウントシステムです。服の胸元にクリップで固定して一人称視点(POV)の臨場感ある映像を撮ることも、自撮り棒を取り付けて旅行の様子をドキュメンタリー風に収めることも自由自在。一台で何役もこなせる機材だからこそ、結果として機材購入の総支出を抑え、抜群の費用対効果をもたらします。
他社製ハイエンドアクションカムと比較した価格優位性
アクションカメラ市場には複数の競合が存在しますが、それらの他社製ハイエンドモデルと比較した際、DJI Osmo Action 6 スタンダードコンボの価格優位性は非常に際立っています。競合他社の最新同等スペックモデルがオプションの追加によって最終的な乗り出し価格が高騰しがちなのに対し、本機は必要な機能と堅牢性をパッケージングした上で、非常に競争力のある価格設定を維持しています。単に「安い」だけでなく、画質、手ブレ補正、アプリの操作性といった主要機能がすべて業界最高水準であるため、スペックあたりのコストは極めて優秀です。
また、DJIはドローン開発で培った高度なワイヤレス技術や映像処理LSIの量産ノウハウを持っているため、優れたハードウェアをより合理的なコストでユーザーに提供することが可能です。サポート体制や公式保証プラン(DJI Care Refresh)なども充実しており、万が一の破損時にも安価で新品同様の製品への交換を受けられるなど、購入後の維持費を含めたトータルコストの面でも、他社の追随を許さない圧倒的なアドバンテージを誇ります。
長期的な使用に耐えうる優れた耐久性とバッテリーライフ
オズモアクション6 スタンダードコンボが長期にわたって高いコスパを発揮する理由として、製品寿命の長さと頑強なパーツ構造が挙げられます。特に付属する「エクストリームバッテリー」は、マイナス20度といった極寒のスキー場から、40度を超える夏の猛暑フィールドまで、安定した電力供給を維持できるように設計されています。一般的なリチウムイオンバッテリーに見られる、低温時の急激な容量低下や電圧降下が起こりにくいため、冬のアウトドアシーンでも安心して撮影に集中できます。
さらに、外装筐体には傷がつきにくく熱伝導性の高いプレミアム素材が使用されており、内部熱を効率よく逃がすことで、パーツの劣化を防ぎ製品寿命を延ばします。ファームウェアのアップデートも頻繁に提供されるため、購入後も最新の機能追加やバグ修正が行われ、常に最適な状態で使い続けることができます。数年にわたって第一線で活躍させることができる耐久性こそが、真のコストパフォーマンスを裏付けています。
利用シーン別に見るオズモアクション6の圧倒的な撮影性能
モトブログやサイクリングでの疾走感をリアルに伝える臨場感
バイクやロードバイクでの移動を記録する「モトブログ」やサイクリング動画において、オズモアクション6はその性能を最大限に発揮します。広角レンズがもたらす広い視野角は、ヘルメットやハンドルバーにマウントした際に、ライダーの視界とスピード感を忠実に再現します。流れるような景色と、バイクのメーター類、自身の操作する手元を一つのフレームに収めることで、視聴者がまるで一緒に並走しているかのような圧倒的な臨場感を作り出すことが可能です。
また、ロードノイズや風切り音はモトブログの大敵ですが、風切り音低減機能を備えた内蔵マイク、および外部接続マイクアダプターのスマートな対応により、排気音や自分の声をクリアに分離して記録できます。時速数十キロで走行する激しい振動の中でも、RockSteady機能がブレを完璧にシャットアウトし、アスファルトの細かな質感さえも鮮明に描く高画質動画を提供します。長距離ツーリングの頼もしい相棒として、これ以上の選択肢はありません。
登山やキャンプなど過酷なアウトドア・スポーツ撮影での信頼性
標高の高い雪山や、突然の雨に見舞われることの多いキャンプなどのアウトドア活動において、機材の信頼性は作品の成否を分けます。オズモアクション6は、雨や雪、泥跳ねを全く気にする必要のない防塵・防水カメラとして機能するため、どんな気候であっても撮影の手を止める必要がありません。グローブを着用したままでも電源のオン・オフや録画開始が確実に行えるよう、物理ボタンの配置やフィードバックが工夫されており、過酷なスポーツ撮影の現場でも直感的な操作をサポートします。
また、登山のパッキングにおいては1グラムでも荷物を減らしたいものですが、本機の極めて小型軽量なボディは携行時の負担を最小限に抑えます。バックパックのショルダーストラップにクリップで固定しておけば、歩行時の景色を自動で定点記録するタイムラプス撮影なども簡単に行えます。急激な気温変化による結露も発生しにくい防曇設計レンズカバーにより、寒暖差の激しいテント泊の朝でも、息をのむような美しい朝焼けの瞬間を逃さず高画質で捉えることができます。
ダイビングやシュノーケリングで真価を発揮する水中撮影モード
水中は光の屈折率が異なり、赤色光が吸収されやすいため、青みがかった色被りが発生しやすい特殊な撮影環境です。オズモアクション6には、高度な「色温度センサー」が搭載されており、水中でのホワイトバランスをリアルタイムで自動補正します。これにより、従来のアクションカムでは必要だったカラーフィルターを使用することなく、透き通るような海の青さや、色鮮やかなサンゴ礁、熱帯魚のありのままの色彩を忠実に再現した水中撮影が可能です。
水深18メートルの防水性能により、浅瀬でのシュノーケリングからボートダイビングまで、ケースなしで軽快に潜ることができます。水圧による故障リスクを低減する堅牢なシーリングが施されており、万が一汚れた海水が付着しても、真水で丸洗いするだけで簡単にメンテナンスが完了します。波打ち際でのサーフィン撮影や、川底の水中生物観察など、水が絡むあらゆるアクティビティにおいて圧倒的なクオリティの映像を約束します。
日常のVlog制作やSNS投稿に最適な小型軽量ボディと操作性
オズモアクション6は、本格的なプロの現場だけでなく、日々のVlog制作やTikTok、InstagramといったSNS向けのコンテンツ制作にも抜群の適性を持っています。ポケットに収まる超小型サイズなので、街歩きやカフェでの撮影でも周囲に威圧感を与えることなく、自然な表情を記録できます。前面と背面の両方にカラー液晶タッチディスプレイが搭載されているため、画角を厳密にチェックしながら自撮りを行うことができ、フレーミングの失敗がありません。
また、スマートフォンへのクイック転送機能(Wi-Fi/Bluetooth接続)が非常に高速で、撮影した動画を高画質のまま瞬時にスマホへ移行し、その場ですぐに編集してSNSへ投稿することが可能です。起動から撮影までのステップが極限まで簡略化されているため、「あ、これを残したい」と思ったその瞬間にカメラを取り出し、すぐにクオリティの高い映像として記録に残せる高い機動性が、日常使いでの満足度を大いに高めてくれます。
プロの動画クリエイターが評価するオズモアクション6の4つのメリット
縦向き撮影に素早く切り替えられるクイックリリース設計
ショート動画(YouTubeショート、TikTok、Instagramリールなど)の爆発的な普及に伴い、現代の動画クリエイターにとって「縦向き動画」の撮影効率は極めて重要な要素となっています。オズモアクション6は、画期的な磁気クイックリリース設計を採用しており、カメラ本体を固定するマウントからワンタッチで着脱が可能です。さらに、保護フレームに設けられた縦向きマウントスロットを使用することで、ネジを緩めるなどの面倒な手間を一切かけず、わずか数秒でカメラを90度回転させて縦位置での撮影を開始できます。
このスマートな設計により、同じ場所、同じ被写体であっても、横画面のYouTube用動画と縦画面のSNS用動画をシームレスに撮り分けることができます。マウント変更によるタイムロスが皆無になるため、限られた撮影時間の中でコンテンツのバリエーションを最大化することができ、制作効率を飛躍的に向上させます。この機動性こそが、日々多くのコンテンツを制作・投稿するプロのクリエイターから絶賛される最大の理由です。
編集時の自由度を広げるカラープロファイルと高画質データ記録
プロレベルの映像制作において、撮影後の色補正(カラーグレーディング)は作品の世界観を決定づける不可欠なプロセスです。オズモアクション6は、ダイナミックレンジが広く、ハイライトとシャドウのディテールを最大限に保持して記録できる独自の10-bitカラープロファイルをサポートしています。これにより、コントラストの強い屋外シーンでも白飛びや黒潰れを防ぎ、編集段階で自由なトーンへと仕上げることができます。カラー情報の豊かさは、デジタルカメラやシネマカメラと組み合わせたマルチカメラ編集時にも、色味の統一を極めてスムーズにします。
高ビットレートでのデータ記録に対応しているため、細かな木の葉の揺れや、激しく飛び散る水しぶきといった、エンコード時にモザイク状のノイズが発生しやすいディテールも、破綻することなく克明に描写し続けます。納品クオリティが厳しく問われる商業用動画や、シネマティックなVlogを手掛けるクリエイターにとって、この優れた記録性能は他には代えがたい大きなメリットとなります。
クリアな音声収録を可能にする内蔵マイクと外部マイク対応
「動画のクオリティの半分は音質で決まる」と言われるほど、音声は重要な要素です。オズモアクション6は、本体に3つのステレオマイクを最適に配置し、周囲の環境音を臨場感たっぷりに拾いつつ、話者の声をしっかりと捉える最新の音声処理技術を搭載しています。特に、風ノイズを物理的・デジタル的に抑制する風切り音低減機能が優秀で、強風が吹く海岸やマウンテンバイクでの走行中であっても、クリアなナレーション録音を可能にします。
さらに、プロの機材セットアップにも対応できるよう、USB-C端子を介した外部マイクの接続や、DJIのワイヤレスマイクシステム(DJI Micシリーズ)との直接ペアリングにネイティブで対応しています。レシーバーを介することなく、カメラ本体とワイヤレスマイクを直接リンクさせることができるため、極めて軽量かつシンプルな機材構成で、テレビ番組クオリティのクリアなピンマイク音声を収録することができます。
スマホアプリとのスムーズな連携による迅速な編集・共有プロセス
撮影後のワークフローをいかに高速化するかという点も、現代のクリエイターにとって死活問題です。DJIが提供する専用アプリ「DJI Mimo」および推奨の自動編集アプリ「LightCut」とオズモアクション6の連携は、非常に洗練されています。カメラ内の大容量データをスマートフォンにワイヤレス転送する際、高速Wi-Fi接続により待ち時間を最小限に抑制。さらに、動画を直接スマートフォンにダウンロードすることなく、アプリ上でプレビューやカット編集を行える「クラウドワンタッチ編集」にも対応しています。
「LightCut」アプリと連携すれば、AIが撮影された動画の最適なハイライトシーンを自動で検知し、音楽のビートに合わせて自動的にシネマティックなショート動画を数秒で構築してくれます。プロレベルのトランジションやカラーフィルターが自動で適用されるため、移動中やカフェでの隙間時間にスマホ一台でプロ品質の動画を仕上げ、瞬時にファンに向けて発信することが可能です。
オズモアクション6 スタンダードコンボ導入時に押さえるべき4つのポイント
アドベンチャーコンボとの付属品の違いと最適な選択肢
購入時に多くのユーザーが悩むのが、「スタンダードコンボ」と、より付属品の多い「アドベンチャーコンボ」のどちらを選ぶべきかという点です。アドベンチャーコンボには、予備バッテリーがさらに2本(計3本)、それらを同時に急速充電できる「多機能バッテリーケース」、そして最大1.5メートルまで伸びる「延長ロッド」が最初から同梱されています。旅行先で一日中カメラを回し続ける場合や、自撮りの頻度が高く高い位置からのアングルが必須な場合には、アドベンチャーコンボが非常に便利です。
一方で、すでに自撮り棒やモバイルバッテリーを所有している場合や、モトブログのようにバイク給電をメインとする場合、あるいは短時間の撮影が主であるならば、スタンダードコンボを導入するのが最も合理的です。差額分で自分の撮影スタイルに合ったサードパーティ製の特殊なマウント(チェストハーネスやヘルメットマウントなど)をピンポイントで購入した方が、結果として無駄のない最適なシステムを安価に構築できるため、まずはスタンダードコンボから始めることを強くおすすめします。
長時間撮影を快適にする外部電源と予備バッテリーの運用方法
4Kなどの高画質動画を長時間撮影する場合、どれだけバッテリー性能が向上したとしても、内蔵バッテリー1本のみでの運用には限界があります。オズモアクション6を快適に長時間運用するための賢いアプローチは、USB-Cポートを利用した外部電源(給電撮影)の活用です。市販の大容量モバイルバッテリーや、車載のシガーソケットからUSBケーブルを接続することで、内蔵バッテリーの残量を気にすることなく、数時間にわたるタイムラプス撮影やドライブレコーダー代わりの車載撮影を安定して継続できます。
外部給電を行う際は、給電中にバッテリーカバーを開けっ放しにする必要があるため、防水・防塵性能が損なわれる点には注意が必要です。雨天時や水中撮影では必ずカバーを密閉し、代わりに事前にフル充電した予備バッテリーを複数用意しておき、クイックに交換する運用が必須となります。自身の撮影する環境が「濡れる可能性があるか」を考慮し、外部給電と予備バッテリーの交換運用を賢く使い分けましょう。
熱暴走を防ぎ安定した高画質動画を撮影するための設定ガイド
超小型カメラで4K/60fpsや4K/120fpsといった負荷の高い高画質動画を撮影すると、内部に熱がこもりやすくなり、最悪の場合はカメラを保護するために自動シャットダウン(熱暴走)が発生します。これを防ぎ、過酷な夏場などでも安定して撮影を続けるためには、いくつかの設定のコツを把握しておく必要があります。まず、静止状態での撮影時には、フレームレートを必要十分な「4K/30fps」や「1080p/60fps」にトーンダウンさせることで、発熱量を劇的に抑えることができます。
また、不要な場合は「画面オフ(スクリーンセーバー)」の時間を最短(1分など)に設定し、液晶ディスプレイの発熱を抑えましょう。さらに、手ブレ補正のレベルを不必要に最大(RockSteady+など)にせず、通常のRockSteadyに抑えることもプロセッサの負荷軽減に大きく寄与します。撮影環境に応じて風が当たる場所にマウント(車のボンネットや自転車のハンドルなど)することで、自然空冷による熱対策を行うことも非常に効果的です。
撮影データの安全なバックアップと推奨ストレージの選び方
高画質動画、特に4K以上の解像度で記録された映像データは、非常に大容量かつ高速な書き込み速度を要求します。オズモアクション6のポテンシャルを最大限に活かすためには、使用するmicroSDカードの選び方が極めて重要です。「Class 10」や「UHS-I Speed Class 3 (U3)」、そして「Video Speed Class 30 (V30)」以上の規格を満たした、信頼できる大手メーカー(SanDisk、Samsungなど)のカードを選択してください。書き込み速度が不足していると、撮影中にエラーが発生して録画が突然停止する原因となります。
また、撮影データの安全性を高めるため、一日中撮影したデータは、可能な限りその日のうちにスマートフォンやポータブルSSDへバックアップを作成するワークフローを習慣化しましょう。万が一カメラが破損や紛失に見舞われたとしても、撮影データさえ無事であれば作品はお蔵入りになりません。データの二重化バックアップを徹底することこそが、プロの動画クリエイターとして最も重要な心がけの一つです。
よくある質問(FAQ)
Q1. オズモアクション6スタンダードコンボだけで、購入後すぐに撮影を始められますか?
A1. はい、撮影を始めるために必要なカメラ本体、バッテリー、基本的なクイックリリースマウントやフレーム、ケーブル類はすべて同梱されています。ただし、撮影データを保存するための「microSDカード」は付属していませんので、高速書き込みに対応した推奨SDカードを別途ご用意いただく必要があります。
Q2. 他社製(GoProなど)のマウント用アクセサリーと互換性はありますか?
A2. はい、互換性があります。オズモアクション6のクイックリリース保護フレームや付属のアダプターマウントは、アクションカメラ業界の標準的な2フィンガーマウント規格に対応しています。そのため、市販されているほとんどの他社製ヘルメットマウント、チェストハーネス、吸盤マウントなどをそのまま流用してご使用いただけます。
Q3. 水中撮影を行う際、防水ケース(ハウジング)は絶対に必要ですか?
A3. いいえ、一般的な使用であれば必要ありません。カメラ本体のみで水深18メートルまでの防水性能を備えていますので、シュノーケリングやプール、浅瀬でのダイビングであればそのままご使用いただけます。ただし、それ以上の深さに潜る本格的なスキューバダイビング(水深18m超)で使用される場合は、専用の防水ケースを装着してください。
Q4. モトブログ撮影時の外部マイク接続や風切り音の対策はどうすれば良いですか?
A4. オズモアクション6は風切り音をインテリジェントに低減する優れた内蔵マイクを搭載していますが、ヘルメット内にマイクを仕込むモトブログ撮影では、USB-C変換アダプターを介して市販のピンマイクを接続するか、DJI Micなどのワイヤレスマイクを直接Bluetoothでペアリングして収録することをおすすめします。これにより、風切り音を完全にシャットアウトしたクリアな音声が収録可能です。
Q5. 4Kでの長時間撮影時、熱でカメラが止まってしまうことはありますか?
A5. 本機は優れた熱放散システムを備えていますが、気温の高い密閉された室内や直射日光下で、風が当たらない無風状態で4K/120fpsなどの超高負荷撮影を続けると、安全装置が働き自動停止する場合があります。これを防ぐためには、解像度を4K/30fpsや1080pに変更する、画面を自動消灯させる、自転車やバイクなど風の当たる場所に設置するなどの対策が有効です。
