ATEMオペレーターのためのIP通信・ネットワーク講座②
IPアドレス・サブネットマスク・ゲートウェイ

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パンダスタジオの創業メンバーの1人。東京都立産業技術大学院大学で修士号を取得。電気通信大学大学院、熊本大学大学院、グロービス大学院でも学ぶ。PANDASTUDIO.TVでは、主に、BlackMagic Design製品を担当しスタジオ構築や配信を担当。
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PANDASTUDIO.TVのCEOの西村正宏のWeb上ニックネーム。東京都中央区在住。兵庫県たつの市出身。早稲田大学大学院で情報工学の修士号。駒澤大学大学院で経営学の修士号を取得。IT,インターネット、AI、映像機器、音響機器を愛す。

配信で「LANケーブルでうまくいかない」原因の多くは、ネットワーク設定の理解不足にあります。第2回は、IP通信の“住所”にあたるIPアドレスと、それとセットで使うサブネットマスク・ゲートウェイの役割を、やさしく整理します。

なぜネットワークの知識が必要になったのか

かつてはカメラからモニターへ映像を出すのに、SDIやHDMIといった同軸ケーブルを「繋げば映る」のが当たり前でした。ところが近年はLANケーブルを使って映像を送る方式が増加。便利な一方で、SDI時代には不要だった「設定」が必要になり、その分だけ複雑になりました。だからこそ、IPの基礎を押さえる必要があるのです。

IPアドレスは「通信の宛先(住所)」

IPアドレスは、通信の宛先を指定するための“住所”。現在広く使われているIPv4では、192.168.0.240 のように0〜255の数字4つをピリオドで区切って表記します(各塊は0〜255の範囲というルール)。「192.168」で始まるものをよく見かけますが、これに限らず 10.0.0.1 のような書き方もあります。

豆知識:IPv4とIPv6
最近は新しい IPv6 も普及してきています。この記事を数年後に読むと表記が変わっているかもしれませんが、まだまだIPv4が現役。まずは「IPv4とはこういう書き方」と覚えておけば十分です。

IPアドレスは“3点セット”で運用する

実は、IPアドレスは単独では使いません。IPアドレス/サブネットマスク/ゲートウェイの3つをセットで設定するのが基本です。ATEMスイッチャーにIPを設定するときも、この3点を入力することになります。

設定項目役割(イメージ)
IPアドレス通信の宛先=機器の「住所」
サブネットマスク「同じネットワークか/別のネットワークか」を判別する区切り
ゲートウェイ異なるネットワーク同士をつなぐ“出入口”

サブネットマスクとゲートウェイの働き

サブネットマスクは、相手が「同じネットワークの中にいるのか、別のネットワークにいるのか」を判別するための仕組み。そしてゲートウェイは、別のネットワークへ出ていくときの出入口の役割を果たします。配信機材同士が通信できる・できないは、この3点セットの設定が噛み合っているかどうかで決まります。次回以降の実機設定にもつながる、重要な基礎です。

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※本記事は講座動画の内容をもとに構成しています。仕様・在庫状況は変更される場合があります。最新情報は商品ページをご確認ください。

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