カメラは1台、カメラマンもいない。それでも「引き」「寄り」「2ショット」を切り替えられたら——。それを実現するのが、V-1-4Kの目玉機能ROI(Region of Interest)モードです。
体験会ダイジェスト6本目は、約11分かけたROIの実演。4Kカメラ1台の映像から複数のHDショットを切り出し、まるでマルチカメラのように見せていく様子を、伊藤さんが本体とiPadの両方で見せてくれています。この機能は動画で見るのが圧倒的に分かりやすいので、ぜひ本編を。
約11分。ROIモードのオン/オフ、ショットの作り込み、Tバーでの切り替え、iPadでのスワイプ操作まで、ひと通りのワークフローが実演されています。
動画で紹介しているスイッチャーはこちら:
ROIモードとは:4KからHDを“切り出す”
4Kは、HDの約4倍の画素を持っています。ROIモードは、その広い4K映像の中から好きな範囲をHDで切り出し、複数のショットとして扱う機能。1台のカメラ・1つの信号から、引き・寄り・別アングルを作り出せます。
動画では、HDMI1番に入れた4K映像を、クロスポイント1〜4にそれぞれ別のショットとして設定。マルチビュー上に赤枠(プログラム)と緑枠(プレビュー)が表示され、今どこが本線でどこが次か、ひと目で分かるようになっています。
「4Kのカメラ1台、信号を入れれば、すぐ使える」
伊藤さんいわく、従来のローランド機でもROI自体はできたものの、マルチビューが使いづらいという声があり、今回そこを強化したとのこと。専用マルチビューのおかげで、操作の見通しが良くなっています。
ズームは200%が画質の目安、最大400%
ショットの作り込みは、Zoomとポジション(縦・横)のパラメーターで行います。動画での数値感はこうです。
- 100%:全体の引き
- 200%:いわゆるドットバイドット。4KからHDをぴったり切り出す状態で、画質的にちょうど良い目安
- 最大400%:寄れるが、エッジは少し甘くなる傾向。ただし200%を超えた瞬間に破綻するわけではない
本体のメニューダイヤルは、回すと0.1%単位、押し込みながら回すと大きく動く——というローランド機おなじみの操作。細かい追い込みもしやすくなっています。
iPadアプリならスワイプで直感操作
動画で「メニュー操作は正直あまり直感的ではない」と率直に認めたうえで紹介されるのが、iPadアプリ。アプリ上でショットを選び、指でスワイプしてROIのポジションを動かせます。マルチビューと並べて見ながら使うと、かなり直感的にショットを作れる、というのが実演の印象です。
作ったROIショットは通常の映像ソースと同じように扱えるため、スプリット(画面分割)などと組み合わせることも可能。引きから2ショット、また登壇者へ……と、Tバーやオートでディゾルブしながら切り替えれば、本当に複数カメラがあるかのような画になります。
この記事の機材が向いていそうな人・現場
- カメラマンを増やせない、ワンオペ/少人数の配信現場
- セミナー・講演・対談を、1台のカメラで“それっぽく”見せたい人
- 引き/寄り/2ショットの切り替えで、間延びしない配信にしたい人
- iPadで直感的にショットを作りたい人
「自分の画でどこまで使えるか」はレンタルで試すのが一番
ROIは被写体や構図によって、どこまで寄れるか・画質がどう見えるかが変わります。200%・400%の見え方は、自分のカメラと被写体で確かめないと判断しづらい部分。1台運用でどこまで“マルチカメラ風”にできるか、本番前にレンタルで一度試してみる価値が大きい機能です。
パンダスタジオでの取扱
Roland V-1-4Kは、パンダスタジオレンタルでも取り扱います(2026年6月25日発売の新製品)。最新の空き状況は商品ページからご確認ください。
→ Roland スイッチャー・AVミキサーの他モデルを見る:
Roland 製品一覧(レンタル)
→ 新着機材一覧
体験会本編アーカイブ
本動画では、Rolandご担当者による製品解説を通して、V-1-4Kの基本仕様から、4Kカメラ1台の映像を複数ショットのように切り出せるROI機能、USB-Cによる配信出力、Web会議で重要になる音声ルーティング/マイナスワン運用まで、実機を交えながら紹介しています。
小規模セミナー、企業配信、ハイブリッドイベント、Web会議、ライブ配信、収録現場などで、コンパクトに4K映像と音声をまとめたい方におすすめの内容です。
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