ATW-RC13J等を網羅。オーディオテクニカATW-1322のシステム構成を解説

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PANDASTUDIO.TVのCEOの西村正宏のWeb上ニックネーム。東京都中央区在住。兵庫県たつの市出身。早稲田大学大学院で情報工学の修士号。駒澤大学大学院で経営学の修士号を取得。IT,インターネット、AI、映像機器、音響機器を愛す。

イベントやビジネスの現場において、クリアで安定した音声環境の構築は成功に不可欠な要素です。本記事では、プロフェッショナルな現場から高い評価を得ている「audio-technica(オーディオテクニカ) ATW-1322 4chマイクロホンワイヤレスシステム」について詳しく解説いたします。本製品は、ATW-RC13J(レシーバーシャーシ)、ATW-RU13J(レシーバーユニット)、およびATW-T1002J(ハンドマイク型トランスミッター)を組み合わせた4波分の4本セットとなっており、2.4GHz帯域を利用したダイバーシティ方式による高い通信安定性を誇ります。業務用マイクやイベント用マイクとして、干渉回避機能やラックマウント対応などの優れた特性を持つATW-1322のシステム構成とその魅力をご紹介します。

オーディオテクニカATW-1322とは?業務用4chワイヤレスシステムの全体像

ATW-1322が選ばれる理由と基本スペックの解説

オーディオテクニカのATW-1322は、ビジネスユースからプロの音響現場まで幅広く対応するマイクロホンワイヤレスシステムです。本システムが数多くの現場で選ばれる最大の理由は、2.4GHz帯域を利用したデジタル無線通信による極めてクリアな音質と、免許不要で即座に導入できる利便性にあります。基本スペックとして、サンプリングレート24bit/48kHzのデジタル伝送を採用し、有線マイクに匹敵する高音質を実現しています。また、見通し最大約60mの運用範囲を誇り、中規模から大規模な会場でも安定したパフォーマンスを発揮します。システム全体が直感的に操作できるよう設計されており、音響専門のエンジニアが不在の環境でも容易にセットアップが可能です。

さらに、audio-technica ATW-1322 4chマイクロホンワイヤレスシステム(4波分・4本セット)は、必要な機材がオールインワンで揃っているため、機材選定の手間を大幅に削減できます。システムには、最大10チャンネルまでの同時使用を可能にするリンク機能も備わっており、将来的な規模拡大にも柔軟に対応できる拡張性の高さも、多くの企業やイベント主催者から高い評価を受けている要因です。

4波同時運用を可能にする4本セットパッケージの魅力

ATW-1322の大きな魅力は、あらかじめ4波同時運用が想定された4本セットのパッケージとして提供されている点です。通常、複数のワイヤレスマイクを同時に運用する場合、チャンネル設定や周波数の調整といった複雑な作業が求められますが、本パッケージではシステムが自動的に最適な周波数を割り当てるため、導入直後からスムーズに4本のマイクを同時使用できます。パネルディスカッションや複数人が登壇するセミナー、バンドのボーカルとコーラスなど、複数のマイクが必須となるシーンにおいて、このパッケージは非常に高いコストパフォーマンスと運用効率をもたらします。

また、この4本セットには、ATW-RC13Jレシーバーシャーシを中心に、ATW-RU13JレシーバーユニットとATW-T1002Jハンドマイク型トランスミッターがそれぞれ必要な数だけ含まれています。これにより、機材同士の相性問題を気にすることなく、確実に動作する環境を構築できます。機材の追加購入や複雑な設定を省き、パッケージを開封してすぐにプロフェッショナルな音響環境を整えられる点は、多忙なイベント準備において大きなアドバンテージとなります。

イベントや業務用途に求められる堅牢性と信頼性

業務用マイクやイベント用マイクとして運用される機材には、頻繁な移動や過酷な使用環境に耐えうる高い堅牢性が求められます。オーディオテクニカのATW-1322は、金属製のシャーシを採用したATW-RC13Jをはじめ、各コンポーネントがハードな現場での使用を前提とした堅牢な設計となっています。運搬時の衝撃や設置時の負荷に対しても高い耐久性を誇り、長期間にわたって安定した性能を維持することが可能です。この物理的な頑丈さは、機材トラブルが許されないビジネスシーンにおいて、運用者に対する大きな安心感に繋がります。

さらに、信頼性の面では、audio-technicaが長年培ってきたワイヤレス通信技術が惜しみなく投入されています。後述する干渉回避機能やダイバーシティ方式により、電波が飛び交う過酷な環境下でも音声の途切れやノイズの発生を最小限に抑えます。重要な企業カンファレンスや、一度きりのライブイベントなど、失敗が許されないミッションクリティカルな状況において、ATW-1322の揺るぎない信頼性はプロジェクトを成功へと導く強力な武器となります。

ATW-RC13Jを含むATW-1322を構成する3つの主要機材

【ATW-RC13J】拡張性と視認性に優れたレシーバーシャーシ

ATW-1322システムの心臓部となるのが、ATW-RC13Jレシーバーシャーシです。ハーフラックサイズのコンパクトな筐体でありながら、最大2基のレシーバーユニット(ATW-RU13J)を内蔵できる高い拡張性を備えています。フロントパネルには視認性に優れた大型のLCDディスプレイが搭載されており、各チャンネルの電波受信状況、オーディオレベル、トランスミッターのバッテリー残量などを一目で確認することができます。暗いステージ袖や照明の落とされたカンファレンスルームでも、直感的にシステムの状態を把握できる設計は、現場のエンジニアにとって非常に実用的です。

また、ATW-RC13Jは複数台をリンクケーブルで接続することで、システム全体のチャンネル数を容易に拡張できる機能を備えています。最大5台のシャーシをリンクさせることで、最大10チャンネルの同時運用が可能となり、小規模な会議室から大規模なイベントホールまで、現場の規模に応じた柔軟なシステム構築を実現します。この優れた拡張性と操作性により、あらゆる音響現場での中核機材として活躍します。

【ATW-RU13J】安定した受信環境を構築するレシーバーユニット

ATW-RU13Jは、ワイヤレスマイクからの電波を正確に捉えるための高性能なレシーバーユニットです。このユニットの最大の特徴は、レシーバーシャーシ(ATW-RC13J)から取り外して外部設置が可能である点です。付属のLANケーブルを使用することで、シャーシから離れた場所にユニットを配置できるため、電波の障害物となる壁や大型機材を避けて、最も受信状態の良い見通しの効く場所にアンテナを設置することが可能です。これにより、通信の安定性が飛躍的に向上します。

現場のレイアウトが複雑な場合や、トランスミッター(マイク)とレシーバーシャーシの距離が離れている場合でも、ATW-RU13Jの外部設置機能を活用することで、デッドポイント(電波の届かない死角)を効果的に解消できます。この柔軟な配置能力は、2.4GHz帯域を利用する無線マイクシステムの運用において、電波干渉を防ぎ、途切れのないクリアな音声を届けるための極めて重要な役割を担っています。

【ATW-T1002J】クリアな音質を提供するハンドマイク型トランスミッター

ATW-T1002Jは、ボーカルからスピーチまで幅広い用途に対応するダイナミック型のハンドマイク型トランスミッターです。オーディオテクニカの伝統的なマイク設計技術が活かされており、ハウリングに強い単一指向性のカプセルを採用しています。これにより、周囲の雑音を拾いにくく、狙った音源だけをクリアに収音することが可能です。24bit/48kHzのデジタル伝送技術と相まって、声のニュアンスやディテールを損なうことなく、極めて高品位なサウンドをレシーバーへと届けます。

運用面においても、ATW-T1002Jはユーザーフレンドリーな設計が施されています。グリップ部分には、誤操作を防ぐための電源/ミュートスイッチが配置されており、手元で素早く確実な操作が可能です。また、単3形アルカリ乾電池2本で動作し、長時間の連続使用にも耐えうる省電力設計となっています。人間工学に基づいた持ちやすいフォルムと適度な重量感は、長時間のプレゼンテーションやライブパフォーマンスにおいても、使用者の疲労を軽減します。

2.4GHz帯域を活用した3つの通信安定化技術

電波の混信を自動で回避する高度な干渉回避機能

ATW-1322は、Wi-FiやBluetoothなど多くの機器が利用する2.4GHz帯域を使用していますが、独自の高度な干渉回避機能により安定した通信を実現しています。システムは常に周囲の電波状況をモニタリングし、干渉の少ない安全な周波数を自動的に選択して通信を行います。もし運用中に他の機器からの電波干渉を検知した場合には、瞬時に別のクリーンな周波数へと自動で切り替えるため、音声の途切れやノイズの発生を未然に防ぎます。

この自動周波数設定・変更機能により、ユーザーは複雑な周波数管理やチャンネル設定から解放されます。特に、多数のスマートフォンやWi-Fiルーターが存在する展示会場やイベントスペースといった電波環境が過酷な現場において、この干渉回避機能は絶大な効果を発揮します。専門的な知識がなくても、電源を入れるだけでシステムが自律的に最適な通信環境を構築してくれる点は、多忙な現場において大きなメリットです。

途切れのない音声通信を実現するダイバーシティ方式

ワイヤレスシステムにおいて、電波の反射や干渉による音声のドロップアウト(音切れ)は致命的なトラブルです。これを防ぐため、ATW-1322は「時間」「周波数」「スペース」の3つの次元でダイバーシティ方式を採用しています。時間ダイバーシティでは、わずかに時間をずらして同じ音声信号を送信し、周波数ダイバーシティでは2つの異なる周波数で同時に信号を送信します。さらに、スペースダイバーシティにより、2つのアンテナで受信した信号のうち、より状態の良い方を自動的に選択します。

これら3つのダイバーシティ技術を高度に組み合わせることで、電波のデッドポイントを極限まで排除し、いかなる環境下でも途切れのない強固な音声通信を確立します。演者がステージ上を激しく動き回るライブパフォーマンスや、障害物の多い会場でのプレゼンテーションにおいても、ATW-1322は安定した接続を維持し、聴衆にストレスのないクリアな音声を届け続けることができます。

デジタル伝送ならではの高音質設計と低遅延の確保

アナログ方式のワイヤレスマイクでしばしば問題となるのが、音声信号の圧縮・伸長(コンパンディング)に伴う音質の劣化やノイズの混入です。ATW-1322は、2.4GHz帯域を利用した完全なデジタル無線通信を採用しているため、音声信号を圧縮することなく、24bit/48kHzの高解像度で伝送します。これにより、有線マイクと聞き間違えるほどのフラットでクリアな音質を実現し、原音に忠実なサウンド再生が可能です。

さらに、デジタルワイヤレスシステムにおいて課題とされがちな「音声の遅延(レイテンシー)」に関しても、ATW-1322は極めて優秀な性能を誇ります。システム全体の遅延を最小限に抑える設計がなされており、演者が自身の声をモニターする際や、映像と音声を同期させる場合でも、違和感のない自然な運用が可能です。高音質と低遅延を高い次元で両立させた本システムは、妥協を許さないプロフェッショナルな音響現場の要求にしっかりと応えます。

現場での設置をスムーズにする3つのラックマウント・セットアップ手順

EIA規格対応のラックマウント金具を用いた確実な設置方法

常設の音響設備や移動型のPAシステムにおいて、機材をラックに固定して運用することは、配線の整理や機材保護の観点から非常に重要です。ATW-1322のレシーバーシャーシ(ATW-RC13J)には、EIA規格に準拠したラックマウント金具が標準で付属しています。これにより、一般的な19インチラックに対して、特別な追加オプションを購入することなく、確実かつ美しくマウントすることが可能です。

ラックマウントの手順は非常にシンプルで、付属の金具をシャーシの側面に取り付け、ラックのレールにネジ止めするだけで完了します。ハーフラックサイズのATW-RC13Jは、連結プレートを使用することで2台を横並びにして1Uサイズに収めることもでき、ラックスペースを有効に活用できます。この標準対応のラックマウント機能は、限られたスペースでの機材配置が求められるイベント用マイクシステムとして、設営の迅速化と安全性の向上に大きく貢献します。

レシーバーユニットの外部設置とLANケーブルによる配線

前述の通り、ATW-1322システムのレシーバーユニット(ATW-RU13J)は、シャーシから取り外して外部に設置することができます。このセットアップ手順は、音響ラックがステージから離れた場所や、電波を遮断しやすい金属扉の奥などに設置されている場合に特に有効です。ユニットとシャーシの接続には、市販のカテゴリー5(CAT5)以上のストレートLANケーブルを使用するため、専用の特殊なケーブルを用意する必要がなく、低コストで容易に配線を延長できます。

LANケーブルによる配線は最大100メートルまで対応可能であり、大規模なホールや屋外のイベント会場でも、アンテナ(レシーバーユニット)をマイクの最適な受信エリア(ステージ袖や天井付近など)に配置することができます。設置の際は、付属のホルダーを使用してマイクスタンドや壁面にユニットを固定でき、現場の環境に合わせた最も効率的で安定した受信ネットワークを柔軟に構築することが可能です。

複数台のリンク接続による最大10チャンネルへのシステム拡張

イベントの規模が拡大し、使用するマイクの本数が増加した場合でも、ATW-1322は柔軟に対応できる拡張性を備えています。付属のRJ12リンクケーブルを使用して、複数のATW-RC13Jレシーバーシャーシをデイジーチェーン接続(数珠つなぎ)することで、システム全体を統合して管理することが可能です。このリンク機能により、複数のシステムが互いの通信状態を共有し、電波干渉を避けながら最大10チャンネルまでの同時運用を安定して行うことができます。

リンク接続のセットアップは、各シャーシ背面のLINK IN / OUT端子をケーブルでつなぐだけの簡単な手順で完了します。煩雑なネットワーク設定やパソコンを用いた専用ソフトウェアでの調整は一切不要です。現場で急遽マイクの追加が必要になった場合でも、シャーシを追加してケーブルを繋ぐだけで即座にシステムを拡張できるこの直感的なセットアップ手順は、時間的制約の厳しいイベント運営において非常に強力なサポートとなります。

ATW-1322が活躍する3つの主なビジネス・イベントシーン

安定した音声が不可欠な企業カンファレンスやプレゼンテーション

企業の株主総会、大規模なカンファレンス、新製品の発表会など、ビジネスの重要な局面において、マイクのトラブルはイベントの進行を妨げるだけでなく、企業のブランドイメージを損なうリスクを孕んでいます。このような失敗が許されないビジネスシーンにおいて、audio-technica ATW-1322の安定性と高音質は絶大な威力を発揮します。デジタル伝送によるクリアな音声は、登壇者の声を明瞭に最後列の参加者まで届け、説得力のあるプレゼンテーションを後押しします。

また、4波分・4本セットという構成は、司会進行役、メインスピーカー、そして質疑応答用のマイクといった役割分担に最適です。高度な干渉回避機能により、会場内で多数の参加者がスマートフォンやWi-Fiを使用していても、電波の混信によるノイズや音切れの心配がありません。設置や操作が直感的であるため、専任の音響スタッフが手配できない社内イベント等においても、総務や広報の担当者が容易に運用できる点も大きな魅力です。

柔軟な機材配置が求められる音楽ライブや屋外イベント運営

音楽ライブや地域のお祭り、スポーツイベントなどの屋外イベントでは、会場のレイアウトが変則的であったり、PAブース(音響席)がステージから遠く離れた場所に設置されたりすることが多々あります。このような環境下で、ATW-1322のレシーバーユニット(ATW-RU13J)の外部設置機能が非常に役立ちます。LANケーブルを用いてレシーバーユニットだけをステージ付近の電波状況が良い場所に引き出すことで、PAブースの場所に関わらず、安定したワイヤレス環境を構築できます。

さらに、ATW-T1002Jハンドマイクは、ボーカルの微細な表現から力強いシャウトまで、幅広いダイナミックレンジを歪みなく捉える高い音響性能を持っています。堅牢な金属製シャーシは運搬時の衝撃にも強く、ツアーで各地を巡るバンドや、頻繁に設営・撤収を繰り返すイベント業者の過酷な使用にも耐えうる耐久性を提供します。天候や環境に左右されやすい野外の現場において、信頼できる業務用マイクシステムとして確固たる地位を築いています。

確実な運用が重視される学校行事や公共施設における常設音響

学校の体育館や講堂、公民館やホテルの宴会場など、不特定多数の人が利用する公共・商業施設における常設音響設備には、「誰でも簡単に、かつ確実に使えること」が求められます。ATW-1322は、複雑な周波数設定が不要で、電源を入れるだけで自動的に最適なチャンネルが設定されるため、音響の専門知識を持たない教職員や施設スタッフでも安心して運用することができます。この直感的な操作性は、日々の業務負担を大幅に軽減します。

また、EIA規格のラックマウントに対応しているため、既存の音響ラックにすっきりと収まり、機材の盗難や破損を防止する安全な管理が可能です。2.4GHz帯域を使用しているため、特定ラジオマイクの周波数移行に伴う免許の更新や機材の買い替えといった将来的な制度変更のリスクを気にする必要がなく、長期間にわたって安心して運用できる点も、設備投資を行う教育機関や自治体にとって非常に重要な選定基準となります。

他の無線マイクシステムと比較した際の3つの優位性

4chシステム一括導入による初期コストと運用コストの最適化

新たにワイヤレスマイクシステムを導入する際、単一チャンネルのシステムを複数台個別に購入すると、機材費だけでなく、アンテナ分配器や追加のラックマウント金具など、周辺機器のコストが嵩む傾向にあります。しかし、audio-technica ATW-1322は、最初から4chマイクロホンワイヤレスシステム(4波分・4本セット)として設計・パッケージングされているため、必要なコンポーネントがすべて揃っており、個別購入と比較して初期導入コストを大幅に抑えることが可能です。

運用コストの面でも優位性があります。ATW-1322は単3形アルカリ乾電池で長時間駆動する省電力設計を採用しており、ランニングコストを低減します。また、システム全体が統合されているため、メンテナンスやトラブルシューティングにかかる時間的コストも削減されます。予算が限られている中小企業や教育機関、イベント運営会社にとって、この優れたコストパフォーマンスは他のシステムにはない強力なアドバンテージとなります。

無線局免許が不要で即時導入可能な2.4GHz帯域の利便性

プロフェッショナル向けのワイヤレスマイクの中には、B帯(800MHz帯)やA帯、ホワイトスペース帯を利用するものがあります。特にA帯やホワイトスペース帯を使用するシステムは、運用にあたって総務省への無線局免許の申請や運用調整が必要となり、導入までに時間と手間がかかります。一方、ATW-1322が採用している2.4GHz帯(ISMバンド)は、免許や面倒な手続きが一切不要で、購入したその日から誰でも合法的に使用することができます。

この「免許不要で即時導入可能」という特性は、急なイベント開催や、海外からのゲストが持ち込んだ機材と併用する際などに極めて便利です。また、日本国内だけでなく、世界中で共通して利用できる周波数帯域であるため、グローバルに展開する企業が各国の支社で同じシステムを標準機材として導入・運用する際にも、国ごとの電波法規制に悩まされることなく、スムーズな機材展開が可能となります。

トラブルシューティングの容易さと現場担当者に優しい直感的な操作性

イベントの現場で音声トラブルが発生した際、いかに素早く原因を特定し復旧できるかがシステムの真価を問われる瞬間です。ATW-1322のレシーバーシャーシ(ATW-RC13J)に搭載された大型LCDディスプレイは、各チャンネルの電波強度や音声入力レベル、マイクの電池残量などをリアルタイムで視覚的に表示します。これにより、トラブルの原因が電波の遮断なのか、音声ケーブルの抜けなのか、あるいは電池切れなのかを瞬時に判断し、適切な対応をとることができます。

さらに、ペアリング操作も非常にシンプルです。レシーバー側のボタンを押し、トランスミッター(ATW-T1002J)を近づけるだけで、システムIDが自動的に同期され通信が確立します。分厚いマニュアルを読み解く必要がなく、直感的に操作できる設計は、音響専任スタッフがいない現場において担当者の心理的プレッシャーを大きく軽減します。この「現場での使いやすさ」を徹底的に追求したインターフェースこそが、オーディオテクニカ製品が広く支持される理由の一つです。

安定運用を継続するための3つの保守・メンテナンス手法

ハンドマイク(ATW-T1002J)の日常的な清掃と適切な保管方法

ワイヤレスマイクシステムを長期間にわたって最良の状態で使用し続けるためには、日常的なメンテナンスが欠かせません。特に口元に近づけて使用するATW-T1002Jハンドマイクは、飛沫や汗、皮脂などの汚れが付着しやすいため、使用後の清掃が重要です。マイクのグリル部分は取り外すことができるため、定期的に中性洗剤を含ませた布で優しく拭き取り、完全に乾燥させてから元に戻すことで、衛生面と音質を保つことができます。本体部分は乾いた柔らかい布で乾拭きすることを推奨します。

保管環境にも配慮が必要です。高温多湿や直射日光を避け、風通しの良い乾燥した場所に保管してください。特に、長期間使用しない場合は、必ずトランスミッターから乾電池を取り外して保管することが鉄則です。電池を入れたまま放置すると、液漏れが発生し、内部の電子回路に致命的なダメージを与える恐れがあります。適切な清掃と保管を徹底することで、機材の寿命を大幅に延ばすことができます。

確実なバッテリー管理と長時間のイベントに備えた運用計画

ワイヤレスマイクの運用において、最も頻繁に発生するトラブルの一つが本番中のバッテリー切れです。ATW-1322のトランスミッターは単3形アルカリ乾電池2本で長時間の運用が可能ですが、重要なイベントや長時間のカンファレンスにおいては、確実なバッテリー管理が求められます。イベント前には必ず新品のアルカリ乾電池、またはフル充電された信頼性の高いニッケル水素充電池に交換する運用ルールを設けることが推奨されます。

また、ATW-RC13Jのディスプレイに表示されるバッテリー残量インジケーターを、イベント進行の合間に定期的に確認する体制を整えることも重要です。休憩時間や登壇者の入れ替えのタイミングを利用して、残量が少なくなったマイクの電池を早めに交換する運用計画を立てておくことで、本番中の不意な音声途絶を確実に防ぐことができます。予備の電池を常にPAブースやステージ袖に常備しておくことも、リスクマネジメントの基本です。

オーディオテクニカの充実したサポート体制と製品保証の活用

業務用音響機材を安心して運用するためには、メーカーのサポート体制も重要な要素です。日本を代表する音響機器メーカーであるオーディオテクニカは、充実したカスタマーサポートと修理体制を提供しています。万が一、ATW-1322システムに不具合が発生した場合でも、国内メーカーならではの迅速な対応が期待でき、ダウンタイム(機材が使用できない期間)を最小限に抑えることができます。

製品導入後は、保証書を大切に保管し、メーカーの保証規定を事前に確認しておくことが重要です。また、定期的な動作チェックを行い、少しでも異常を感じた場合は、無理に自己修理を試みず、速やかにオーディオテクニカのサポート窓口や正規販売店に相談することが、被害を拡大させないための最善策です。信頼できるメーカーのサポートを有効に活用することで、システム全体のライフサイクルを通じて、常に高いパフォーマンスを維持し続けることが可能になります。

よくあるご質問(FAQ)

Q1. ATW-1322は購入後すぐに使用できますか?無線局免許は必要ですか?
A1. はい、購入後すぐに使用可能です。ATW-1322は2.4GHz帯域(ISMバンド)を利用しているため、面倒な無線局免許の申請や手続きは一切不要です。電源を入れ、マイクとレシーバーをペアリングするだけで、どなたでも簡単に運用を開始できます。

Q2. ATW-RU13J(レシーバーユニット)を外部設置する際のLANケーブルに指定はありますか?
A2. 市販のカテゴリー5(CAT5)以上のストレートLANケーブルをご使用いただけます。特殊な専用ケーブルは不要で、最大100メートルまで延長可能です。これにより、電波状況の良好な場所にユニットを柔軟に配置できます。

Q3. 4本以上のマイクを同時に使用したい場合、システムを拡張することは可能ですか?
A3. 可能です。付属のリンクケーブルを使用して、ATW-RC13J(レシーバーシャーシ)同士を接続することで、最大5台(10チャンネル)までシステムを拡張し、同時運用することができます。

Q4. Wi-Fiルーターが多数ある環境で使用すると、電波干渉で音が途切れませんか?
A4. ATW-1322には高度な干渉回避機能が搭載されています。周囲の電波状況を常にモニタリングし、Wi-Fi等の干渉を検知すると自動的にクリーンな周波数へ切り替えるため、過酷な電波環境下でも音切れを最小限に抑えた安定した通信が可能です。

Q5. ラックマウント金具は別売りですか?
A5. いいえ、EIA規格に対応したラックマウント金具は標準で付属しています。追加のオプションを購入することなく、一般的な19インチラックに確実かつスマートに設置することが可能です。連結プレートを使用して、シャーシ2台を1Uサイズにまとめることもできます。

audio-technica ATW-1322 4chマイクロホンワイヤレスシステム(4波分・4本セット)

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