浜町7階の会場、スピーカーから音が出ている中で撮ったショートです。手に持っているのはSHUREのハンドマイク。その根元に挿してあるのが、Saramonic K9シリーズの新しいプラグオン送信機「XTX」。有線のハンドマイクが、そのままワイヤレスになる、というだけの機材です。ただ、この「だけ」を実際に借りようとすると、最初に1つ決めることがあります。
動画の最後で「送信機単体での販売・レンタルもあるし、受信機とセットになっているものもある」と言っているとおり、借り方は2通りです。この記事はその2通りの選び方だけを書きます。キットの中身や初回セットアップは、前の2本に書いてあります。
見どころは30秒すぎ。「今、このSHUREのハンドマイクつけて使っていますけれども」と言いながら、ハンドマイクの根元に付いた送信機を見せるところです。文章で「プラグオン」と言われてもピンと来ない人は、ここだけ見れば分かります。
動画で挿している送信機は、パンダスタジオレンタルで単体の取り扱いがあります。「うちのハンドマイクに付くのか」が気になる人は、まずこのページのXLR端子の説明を見てください。
→ 送信機だけ借りる:
「送信機だけ」で足りる人、「受信機セット」が要る人
XTXはXLRのハンドマイクの根元に挿すプラグオン型の送信機で、単3乾電池2本で動きます。ただし送信機なので、受ける側がないと音はどこにも届きません。ここで2つに分かれます。
すでにK9の受信機を持っている、または借りる予定がある
K9の受信機はデュアルチャンネルで、同時に2本の送信機を受けられます。既存のK9セット(ピンマイク型の送信機2台)を使っている現場なら、送信機の1本をXTXに入れ替えるだけで「司会はハンドマイク、ゲストはピンマイク」という組み合わせになります。この場合はXTX単体で十分です。
受信機を持っていない
K9 XTX Kitを借ります。中身は受信機1台、XTX 1台、ピンマイク型送信機1台。ハンドマイク本体は入っていないので、自前のXLRハンドマイクを持ち込むか、別途ハンドマイクも借りることになります。「キットにハンドマイクが入っていると思っていた」は、いちばん起きやすい勘違いなので先に書いておきます。
→ 受信機から全部借りる:
持ち帰り:手持ち機材から決める早見表
| 手元にあるもの | 借りるもの | 当日できること | 注意 |
|---|---|---|---|
| XLRハンドマイク+K9受信機(既存セット) | XTX 送信機 単体(15961) | 司会ハンドマイク+ゲストピンマイクの2波 | 受信機は同時2本まで。3本目は入らない |
| XLRハンドマイクだけ | K9 XTX Kit(15959) | ハンドマイク1本+ピンマイク1本の2波 | キットにハンドマイク本体は入っていない |
| 何もない | K9 XTX Kit(15959)+ハンドマイク、またはK9セット(13423) | 構成は現場次第 | 司会がハンドマイクを握るならXTX Kit、全員ピンマイクならK9セット |
| (共通) | — | — | 受信機の出力先(スイッチャー・ミキサー・カメラ)とケーブルを忘れない。受信機だけでは会場に音は出ない |
→ 全員ピンマイクで済む現場なら、こちらのほうが素直です:
この機材が向いていそうな人・現場
- 社内ホールにSHUREのハンドマイクが何本も転がっているが、司会がケーブルを踏むたびに音が途切れる、という総務のイベント担当者
- セミナー配信でゲストはピンマイク、司会はハンドマイクで「マイクを渡す」演出をしたい運営の方
- K9を既に使っていて、受信機を増やさずに送信機の種類だけ変えたいと思っていた配信チーム
レンタルで試す価値があるところ
プラグオン送信機は「自分のハンドマイクに付くか」「付けたときの重さとバランスが握って気にならないか」が全部です。これはスペック表のXLRという3文字では分かりません。動画では会場のスピーカーが鳴っている中で普通に話していますが、自分の会場のPAとの相性も、1日借りて現場で鳴らせば分かります。
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送信機だけ借りるか、受信機ごと借りるか。手元の機材を見て、上の表の行を選んでください。
