DJI SDR Transmission 2 をテレビの撮影部が社内で試した。「切れても即復帰」「ロッカーの中からでも粘る」「Osmo Pocket を USB-C で直接飛ばせる」|参考になった動画(SDR Transmission 2編)

DJI SDR Transmission 2 をテレビの撮影部が社内で試した。「切れても即復帰」「ロッカーの中からでも粘る」「Osmo Pocket を USB-C で直接飛ばせる」|参考になった動画(SDR Transmission 2編)

※本記事はパンダスタジオレンタルのデータベースを元にAIを活用して制作しています。 リンク経由のレンタルや購入で収益を得る場合があります。

この記事を書いた人・監修した人

パンダスタジオの創業メンバーの1人。東京都立産業技術大学院大学で修士号を取得。電気通信大学大学院、熊本大学大学院、グロービス大学院でも学ぶ。PANDASTUDIO.TVでは、主に、BlackMagic Design製品を担当しスタジオ構築や配信を担当。

無線映像伝送を現場で使うときの本当の恐怖は「切れること」ではなく「切れた後、戻らないこと」です。技術スタッフが慌ててペアリングし直し、制作側が待たされ、空気が悪くなる。その経験がある人ほど、新しい伝送機を素直に信じられない。

テレビ朝日映像の撮影部の方々が、DJI SDR Transmission 2 を自社の建物の中で試した動画は、まさにその「切れた後」を見せてくれます。DJI提供の動画ですが、検証の仕方が現場の人のそれで、感想も現場の言葉でした。

※この動画はパンダスタジオの動画ではありません。「テレビ朝日映像撮影部」さんの公開動画(DJI JAPAN提供)を、参考になった動画として紹介しています。


見どころは9分以降。送信機を持った人がロッカー室に入り、金属ロッカーの中に送信機を入れて扉を閉める。受信側の数字が0.4〜0.6まで落ちて切れ、扉を開けると即座に戻る。「切れた、切れた」「来た来た来た」のやり取りがそのまま検証結果です。もう一つは7分あたり、Osmo Pocket の映像をUSB-Cケーブル1本で送信機に入れて飛ばす実演。HDMI出力のない小型カメラが無線で飛ばせる、という話は僕も見直しました。

動画で使っている DJI SDR Transmission 2 コンボ は、パンダスタジオレンタルで取り扱いがあります。「自分の会場の壁で粘るか」は、借りて歩いてみるのが一番早い。

→ DJI SDR Transmission 2 コンボ:

DJI SDR Transmission 2 コンボ【DST-2】4K60p対応 ワイヤレス映像伝送システム


初代からの変化:小さくなって、送受信が1台で兼用、8台に配れる

動画の前半は、初代 SDR Transmission と並べた外観と仕様の説明です。要点を並べます(数値はいずれも動画内の説明)。

  • ケースも本体も小さくなった。アンテナは縦2本を残して横がつながったH型のような形に
  • TX/RXをスイッチで切り替える1台兼用になり、「送信機と受信機を分けて管理しなくていい」
  • 初代は1台の送信機で2台受けだったのが、1台で8台に。「8カメの送り返しに同軸を8本引かなくていい」と撮影部の方
  • 同じ場所で送信機5台まで使えて、最大40台受信。「混信しない」
  • Auto Channel 2.0 で電波が途切れてもすぐ繋がる。前日に試して「本当に繋がりが早かった」
  • 4桁の認証で不正アクセスを防げる
  • 4K60p・10bit・50Mbps で伝送。初代より明らかに映像が綺麗、と
  • 見通し4km、遅延35ms(約1フレーム)。「他のカメラと混ぜるなら他を遅らせて揃える」

「8台受け」の話で撮影部の方が即座に「送り返しに使える」と反応していたのが印象的でした。光ケーブルなら送り返しは要らないが、同軸で回す現場なら、これ1台で8本分のケーブルが消える。テレビの現場の人の発想です。


注意点:本体はHDMIのみ。SDIとバッテリーは「合体」で足す

ここは借りる前に知っておいた方がいい話です。本体にはHDMIの入出力しかなく、初代にあったSDI端子とバッテリー取り付け部がなくなっている。代わりに、

  • バッテリーアダプターをUSB-Cで取り付けると、ソニーのLバッテリーが付く
  • エクスパンション・アクセサリーキット(別売り)でSDIの入出力を足す。ただしネジを外して組み合わせる「合体ロボみたいな」作業が要り、組むと1/4インチのネジ穴が一つ減る

一方で、キットにはHDMIとUSB-Cの抜け止めが付いていて「初代にはなかった」と評価されていました。SDIケーブルではメタデータ(REC情報など)もスルーで通るので、VEの立場では助かる、と。

レンタルでSDI運用を考えている人は、借りる前に「キットも必要か」を確認してください。当社の取り扱い状況は商品ページでご確認ください。


Osmo Pocket を USB-C で直接入力できる

撮影部の方が「この機能を一番押したい」と言っていたのがこれです。アクションカメラや Osmo Pocket のようにHDMI出力がない小型カメラの映像を、生で配信や収録に使いたいと思ったことがある。それがUSB-Cケーブル1本で送信機に入る。動画では実際に Osmo Pocket の映像が受信側に出ていました。「Iではなくて P(プログレッシブ)だが、配信はほとんどPだから問題ない」というやり取りも。

当社でも Osmo Pocket 4/4P をスイッチャーに入れたい、という相談は増えています。これまではUSB-C→HDMI変換を挟む構成でしたが、無線で直接という選択肢が加わります。対応機種はDJI公式でご確認ください。

この機材が向いていそうな人・現場

  • ロケで、マネージャーやメイクの方を会議室で待機させ、そこに現場の映像を見せたい制作会社のディレクター
  • 講演会やイベントで、複数のモニターに同じ映像を配っていて、同軸ケーブルの本数に疲れている技術担当
  • Osmo Pocket で撮った映像を、ケーブルなしでスイッチャーや配信PCに入れたい人

社内検証の中身:会議室から会議室、ロッカー、階段

検証は「ロケ隊が外に出ていて、マネージャーさんが会議室で待っている」という想定で、建物内を送信機を持って歩き回る形でした。結果を動画のまま書きます。

場所結果(動画内)
同じフロアの会議室(50m程度)電波良好、映像もリップシンクも問題なし
ロッカー室(金属ロッカーが多数)数字が下がるが映像は見えている。0.4〜0.6で切れる
金属ロッカーの扉の中に送信機を入れて閉める切れる。開けた瞬間に復帰、「速攻」
別の階の会議室(受信側のほぼ真上)50mの最大表示まで回復。「天井を突き抜けている」
コンクリート壁のある階段付近数字が下がる。「ちょっと苦手」

撮影部の方の総括は「強いというより粘る。切れても電波のあるところに出た瞬間に早い。だから現場が変なパニックにならない」。そして「電波の強さが数字で見える」ことを、もう少し近づこう、という判断ができる点で評価していました。

正直に書くと、僕がこの動画で一番安心したのは「復帰が速い」という一点です。切れない機材は存在しない。切れたときに人間が何もしなくていい、という方が現場では価値がある。


持ち帰り用:会場で歩くときのチェック項目

確認すること見る場所メモすること
見せたい部屋まで届くか受信機の電波強度の数字部屋ごとの数字
壁・階をまたいだときの落ち方同上どこで何まで落ちたか
切れた後の復帰の速さ受信側の映像体感で何秒か
遅延が他カメラと揃うかスイッチャーのマルチビュー他カメラに入れたディレイ量
入力はHDMIかUSB-Cか送信機の端子SDIが要るならキットの有無

→ このリストを持って会場を一周するなら:

DJI SDR Transmission 2 コンボ【DST-2】4K60p対応 ワイヤレス映像伝送システム


レンタルで試す価値があるところ

この動画の検証場所はテレビ局の社屋です。自分の会場はロッカーの数も壁の材質も違う。「粘るか」「復帰が速いか」は、自分の会場で歩いて確かめるしかない。本番前に1日借りて、上の表を埋めておけば、当日は配置を迷いません。


DJI SDR Transmission 2 と周辺のレンタルはこちら

→ USB-C直接入力を試す相手、Osmo Pocket 4:

DJI Osmo Pocket 4 スタンダード コンボ (マイクロSDカード128GB付属)

→ モニター付きで運用したいなら上位の DJI Transmission:

DJI Transmission(高輝度モニター コンボ)


用途別に探すなら

スイッチャーと組み合わせて配信・収録したい人

→ スイッチャーをカメラ台数・端子から選ぶ

最新の入荷機材をチェックしたい人

→ 新着機材一覧


📦 切れない機材はない。切れた後に慌てない機材を選ぶ。
自分の会場で、わざと切って、戻る速さを見てください。

→ 映像制作・撮影技術のセミナー情報
→ PANDASTUDIO TV をチェックする

この記事が役に立ったらハートを押してね

メニュー
  • 今日
  • 週間
  • 月間
  • 累計

集計中

カテゴリー