結論から。手持ちで、ズームして、走る子を追うならソニーAX45。三脚や手すりに置いて、午前中の晴天で撮るなら、安いパナソニックVX992MSで十分。どちらも光学20倍・4K・64GB内蔵で、差が出るのは「手ブレ補正の方式」と「軽さ・料金」。自分の撮り方がどちらかで決まります。
→ 手持ちで追う人:
→ 据えて撮る人・安く済ませたい人:
並べると、ほとんど同じ。違いは3か所
| SONY FDR-AX45 | Panasonic HC-VX992MS | |
|---|---|---|
| センサー | 1/2.5型 | 1/2.3型 |
| 光学ズーム(4K時) | 20倍(26.8〜536mm) | 20倍(30.8〜626mm) |
| 手ブレ補正 | 空間光学式(レンズとセンサーごと動く) | 光学式+電子式のハイブリッド、傾き補正 |
| 内蔵メモリー | 64GB(4K 60Mbpsで約2時間) | 64GB(4K 72Mbpsで約1時間50分) |
| 4Kのビットレート | 60/100Mbpsから選ぶ | 72Mbps(1種類・迷わない) |
| 重さ(本体) | 約510g | 約355g |
| 液晶 | 3.0型 | 3.0型 |
| レンタル料金 | やや高い | 安い |
違いは、①手ブレ補正の方式、②重さ、③料金。この3つだけです。
手ブレ補正の差が出るのは「手持ちで望遠にしたとき」だけ
ソニーの空間光学手ブレ補正は、レンズとセンサーをまとめた塊ごと動かして揺れを打ち消します。望遠側で手持ちのとき、この方式の強さが一番出ます。パナソニックのハイブリッド方式も優秀ですが、望遠端で歩きながら、という条件では差が見えます。
逆に言えば、三脚に載せる・手すりに置く・ズームは中くらいまで、という撮り方なら、どちらで撮っても見分けがつきません。そして運動会で「場所が取れた人」の撮り方は、たいていこちらです。
軽さと料金は、パナソニックの勝ち
本体約355gは、AX45より150g以上軽い。一日首から下げて歩く人、一眼と一緒に持つ人には効きます。料金も安いので、「初めてビデオカメラを借りる」「保育園の半日運動会」のような、負担を軽くしたい場面に向きます。
自分の撮り方で決める(4問)
| 質問 | はい→ |
|---|---|
| 三脚なしで、ズームしたまま走る子を追う? | AX45 |
| 午後の逆光や、夕方の閉会式まで撮る? | AX45(暗さの余裕) |
| 三脚か手すりに置いて、午前中の晴天で撮る? | VX992MS |
| 家のカメラがパナソニックで、操作に慣れている? | VX992MS |
「はい」が上2つに付けばAX45、下2つに付けばVX992MS。両方なら、差額を払ってAX45にしておくと後悔が少ないです。
正直に書くと
この2台の差は、カタログで見るより小さく、手持ち望遠の1場面で見るより大きい、という厄介な差です。「自分は手持ちで追う人か、据える人か」を先に決めてください。そこが決まれば、どちらを選んでも失敗しません。
この記事が役に立ちそうな人
- レンタル一覧でソニーとパナソニックが並んでいて、料金差の理由が知りたい親
- 保育園の半日運動会で、一番安い4Kでいいか確かめたい人
- 去年手持ちで望遠にして揺れた経験があり、今年は失敗したくない人
レンタルで試す価値があるところ
手ブレ補正の方式の差は、スペック表では伝わらず、望遠で歩いた瞬間に分かります。春にVX992MS、秋にAX45と借り分けて、自分の撮り方にどちらが合うかを体で確かめるのが一番確実です。
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