「ソニーやパナソニックなど業界のトップとも競合できます。価格は3分の1ほどで品質は同水準です」——BIRTV 2026のTelycamブースで、担当者がはっきりこう言い切りました。2014年から放送・企業・会議向けの中高級PTZカメラに注力してきたR&D主導の専業メーカーが、今回持ち込んだ新製品は2つ。AVオールインワンのスイッチャー「Mix One」と、12G-SDI・SFP+・Genlock対応の放送グレードPTZです。
この動画でわかること
- Telycamは2014年から放送・企業・会議向け中高級PTZに注力する、研究開発・生産・販売一体の専業メーカー
- 新製品1:AVオールインワン設計のスイッチャー「Mix One」。音声・映像6chの入出力に対応し、1台で番組制作が完結
- 新製品2:放送グレードPTZ。12G-SDI・SFP+・Genlockなど放送用入出力に加え、SDI・HDMI・USBも装備
- 最大のセールスポイントはDCブラシレスモーター採用による滑らかで正確な首振り
- フォーカスはPDAF+CDAFのハイブリッドで、AFも速く正確で安定という説明
PTZの勝負どころは「モーター」と「AF」
PTZカメラのカタログはセンサーサイズや解像度に目が行きがちですが、実運用での差は首振りの滑らかさとAFの信頼性に出ます。本番中のゆっくりしたパンでカクつかないか、寄りのAFが迷わないか。TelycamがDCブラシレスモーターとハイブリッドAFをセールスポイントの一番に挙げたのは、運用者の悩みどころを分かっている証拠です。Genlock・12G-SDI・SFP+まで載せて「価格3分の1」を掲げるなら、日本の中継・スタジオ市場でも検証してみる価値があります。
※Telycamの新製品(Mix One・放送グレードPTZ)は、展示会で見つけた新規取り扱い候補として紹介しています。現時点でパンダスタジオレンタルでのレンタル開始が決定しているものではありません。商品ページ公開後、リンクを追加します。
いま借りて試せる、同系統のレンタル機材
「1台で番組制作が完結するAVスイッチャー」と「放送グレードPTZ」の運用イメージは、既存機材で検証できます。
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なぜ「借りて試す」のが向いているか
「大手と同水準」を謳う新興PTZこそ、導入前の実機検証が必須です。
- 低速パン・チルトの滑らかさが、本番の画として使えるレベルか
- AFの追従・安定性が、自分の被写体(人物・動きもの)で実用になるか
- スイッチャー込みのワークフローを、現場の人数で回せるか
まず現行の定番構成(AVミキサー+放送品質PTZ)をレンタルで組んで基準を作っておけば、Telycamのような新顔が来たときに、同じ土俵で比較評価できます。
この機材が向いていそうな人・現場
- 会議室・講堂・スタジオのPTZシステムを、コストを抑えて更新したい導入担当者
- 1台完結のAVスイッチャーで配信・収録を内製したい企業・教育機関
- 大手PTZからの乗り換え・併用候補を探している中継・制作技術者
用途別に見るなら
PTZカメラ・コントローラーを探したい人
AVミキサー・配信スイッチャーを探したい人
まとめ
DCブラシレスモーターとハイブリッドAFを前面に出す構成は、PTZの「効くところ」を突いた正攻法でした。「価格3分の1・品質同水準」の真偽は、実機で確かめるのがいちばん。日本展開が始まったら検証したいメーカーです。それまでは、現行の定番PTZ+AVミキサー構成をレンタルでどうぞ。
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出典:パンダスタジオ BIRTV 2026 北京取材動画「BIRTV 20260823 Telycam 01」
動画:https://www.youtube.com/watch?v=QNYkycJFDWg
