DaVinci Resolveの「AI字幕」で編集方針まで作る。20分の素材をどう削るかをAIに相談する動画編集ワークフロー

※本記事はパンダスタジオレンタルのデータベースを元にAIを活用して制作しています。 リンク経由のレンタルや購入で収益を得る場合があります。

この記事を書いた人・監修した人

パンダスタジオの創業メンバーの1人。東京都立産業技術大学院大学で修士号を取得。電気通信大学大学院、熊本大学大学院、グロービス大学院でも学ぶ。PANDASTUDIO.TVでは、主に、BlackMagic Design製品を担当しスタジオ構築や配信を担当。

「無音カットまではできた。でも、20分喋ったこの素材をどこから削ればいいのか分からない」——この、一番しんどい工程を、DaVinci Resolve(ダヴィンチ・リゾルブ)の文字起こし機能とAIに手伝ってもらう方法があります。

今回の動画は、DaVinci ResolveでAI字幕(文字起こし)を作り、その字幕をAIに渡して「ここは切ったほうがいい」「掴みが弱いから最初はこの言葉にしろ」といった編集方針を出してもらう、という実際の作業手順を見せる回です。

ポイントは、字幕を作るときの1つのチェックボックスと、AIへの頼み方のコツ。ここを外すと日本語の文字起こし精度が落ちたり、AIの返しが使いにくくなったりします。

この動画で分かること(見どころ先出し)

  • DaVinci Resolveのタイムラインから「AIツールでオーディオ字幕を作成」する手順
  • 日本語の精度を上げる「拡張言語サポート(β)」の落とし穴と、必ずチェックすべき理由
  • できた字幕をAIに渡して「編集方針」を出してもらう流れ
  • AIの指示が多すぎるときの、整理してもらう頼み方

1. 荒編集ができたら、まず「AI字幕」を作る

スタート地点は、無音部分を削除して大体の荒編集ができた状態です。ここから動画では、タイムラインの「AIツールでオーディオ字幕を作成」を実行しています。

動画の中では、この手順について「もう絶対いります」と言い切っています。字幕テロップを実際に入れる・入れないに関わらず、まず作る、という運用です。

字幕ができたら、それを書き出します。書き出した字幕ファイルは、基本的に素材があるフォルダと同じ場所に入れておく、という整理の仕方が紹介されています。

2. 「拡張言語サポート(β)」は必ずチェックする(誤解しやすいポイント)

字幕を作るときの設定で、動画が強調しているのが「拡張言語サポート(β)」のチェックです。

ここは誤解が起きやすいところとして説明されています。動画いわく「拡張言語サポートって、日本語以外をサポートするって意味じゃない」。名前だけ見ると日本語には関係なさそうに見えますが、DaVinci Resolveの場合、これをチェックしたほうが日本語の文字起こし精度が良くなる、という話です。

注意点として、初めてチェックを付けると約6GBのファイルがダウンロードされてきて「すごい重い」とのこと。それでも「とにかく絶対チェックした方がいい」と動画では繰り返しています。

名称の紛らわしさから外してしまいがちですが、日本語素材で文字起こしする場合はここを有効にする、という運用が動画で紹介されています。初回のダウンロード容量が大きい点は、作業時間に余裕を見ておくとよさそうです。

3. できた字幕をAIに渡すと「編集方針」を返してくる

ここが今回の本題です。書き出した字幕をAIに渡すと、動画の言葉を借りれば「どうしろっていうのを言ってくれます」。

具体的には、「ここの部分は切った方がいい」といったカット箇所の提案や、「掴みが弱いから最初はこの言葉にしろ」といった構成の提案が返ってくる、と紹介されています。今回は内容を聞かず無音部分だけをカットした素材なので、こういう中身に踏み込んだ指摘が出てくる、という文脈です。

面白いのは、それを鵜呑みにしていないところです。動画では「別に無視してもいい」「任せます、そのディレクターはそちら(=人間側)なので」と明言しています。「うざいな」と感じる指摘や、めんどくさいことを言ってくるときはやらない。「なるほどね」と思える意見のときは、それを聞いて直している——という使い分けです。

ディレクションの最終権限は人間側に置いたまま、削り方の相談相手としてAIを使う。この温度感が、動画を見ると伝わってきます。

4. 指示が多すぎるときは「箇条書き・優先度付き・タイムコード付き」で頼む

AIがいっぱい言ってくるときのコツも紹介されています。動画の中では、こう頼み直しています。

  • 「編集指示だけ箇条書きで」
  • 「優先度付きで」
  • 「タイムコードも付けて(教えて)」

こう頼むと整理して返してくれる、という流れです。動画では「この21分喋ったやつをこうこうするのって結構辛いので、もう割と任せてます」と、正直な運用感が語られています。長尺を自力でどう削るか考えるのがしんどい人ほど、刺さる使い方だと思います。

さらに、この編集方針をMD(テキスト)ファイルにまとめておくと、編集作業用のAIに渡して使える、という発展形にも触れています(これは後日あらためてレクチャー予定とのこと)。

この動画のワークフローが向いていそうな人・現場

  • ロング尺のインタビューや解説動画を、どこから削るかで毎回止まってしまう人
  • 字幕テロップの有無に関わらず、文字起こしを編集の下地に使いたい人
  • 日本語素材の文字起こし精度を、DaVinci Resolveの標準機能内で上げたい人
  • 企業のオウンドメディア・YouTube運用で、編集の初動を少しでも速くしたいチーム

このワークフローは、レンタル機材+DaVinci Resolveで再現できます

今回の文字起こし・編集方針づくりは、DaVinci Resolveの機能が中心です。DaVinci ResolveはBlackmagic Design(ブラックマジックデザイン)のソフトで、同社は撮影・スイッチング・収録まわりのハードも幅広く手がけています。

つまり「撮る・切り替える・録る」までをBlackmagic Designの機材でそろえ、編集・文字起こし・編集方針づくりはDaVinci Resolveで、という一連の流れは、機材をレンタルでそろえても組み立てられる構成です。いきなり買いそろえる前に、同じ環境を一度手元で再現して試す、という進め方ができます。

同じ環境を試したいときの入口

DaVinci Resolveと組み合わせやすいBlackmagic Design製の撮影・収録・スイッチング機材は、メーカー一覧から探せます。

→ Blackmagic Design 製品一覧:
Blackmagic Design(ブラックマジックデザイン)製品一覧

→ 収録・配信機材を名前で探す:
「ATEM」で関連機材を検索

→ 最近入った機材から見る:
新着機材一覧

なぜ「借りて試す」がこのワークフローと相性がいいか

文字起こしの精度や、カメラ・収録機材との組み合わせの快適さは、スペック表だけでは判断しにくい部分です。

  • 自分の話し方・現場の音で、日本語の文字起こしがどこまで実用になるか
  • 手元のPCで「拡張言語サポート」を有効にしたときの処理の重さ
  • 撮影・スイッチング機材とDaVinci Resolveをつないだときの、収録から編集までの流れ

こうした「自分の環境で回るか」は、実際に一度触ってみないと分かりにくいところです。導入を決める前に、レンタルで同じ構成を組んで確かめてみる、という試し方に向いたテーマだと言えます。

Blackmagic Design DaVinci Resolve Studio (USBドングル版)のレンタル

📦 関連レンタル機材・セミナー

DaVinci Resolveと組み合わせやすいBlackmagic Design製の撮影・収録・スイッチング機材は、パンダスタジオレンタルでも取り扱いがあります。実際の使い勝手を試したい方は、下記からご覧ください。

Blackmagic Design 製品一覧

新着機材をチェック

🎓 映像制作・撮影技術のセミナーも定期開催中です。

セミナー情報はこちら

本記事は動画の内容をもとにした編集ワークフローの紹介です。ソフトの機能名・仕様・処理時間などは、お使いのDaVinci ResolveのバージョンやPC環境によって異なる場合があります。在庫・料金・貸出可否は、各レンタルページで最新情報をご確認ください。

この記事が役に立ったらハートを押してね

メニュー
  • 今日
  • 週間
  • 月間
  • 累計

集計中

カテゴリー