配信で必ず出てくるRTMPとSRTという言葉。「なんとなく使っているけれど違いは説明できない」という方へ。第5回は、この2つの代表的な配信プロトコルの仕組みと使い分けを整理します。
そもそも「プロトコル」とは
プロトコルとは、機器同士がやり取りするための「通信方法(決まりごと)」のこと。配信でよく登場するのがRTMPとSRTです。
RTMP:YouTube配信でおなじみ
普段あまり意識していなくても、YouTubeへ映像信号を送るときにはRTMPという通信方法が使われています。その証拠に、配信用のStream URLは rtmp:// で始まっています。動画を“視聴”するときは http://(HTTPというプロトコル)ですが、映像を“送る”ときはRTMP——という役割の違いがあります。ATEMスイッチャーからYouTubeへ映像を送る場面でも、このRTMPが使われています。
SRT:不安定な回線に強い次世代プロトコル
もう一つが、次世代の配信プロトコルとして注目されるSRT。最大の特徴は、遅延に強く、映像品質を保ちながら不安定なネットワークでも配信できること。回線が不安定になりがちな屋外中継や遠隔地からの配信で、その強みが活きます。
RTMPとSRT、どう使い分ける?
| プロトコル | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| RTMP | YouTube等で広く使われる定番。Stream URLは rtmp:// | 安定した回線での一般的なライブ配信 |
| SRT | 遅延に強く、不安定な回線でも品質を保ちやすい | 屋外・遠隔・回線が不安定になりやすい現場 |
RTMPとSRTという主要プロトコルを理解しておくと、現場の回線環境に応じて「安定性」と「柔軟性」を選び取れるようになります。用途や環境に合わせて使い分けましょう。 SRT対応機材も試せます
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※本記事は講座動画の内容をもとに構成しています。仕様・在庫状況は変更される場合があります。最新情報は商品ページをご確認ください。
