普通のレンズじゃない。Kase・MEIKE・LAOWAで見つけた“試したくなる機材”たち|China P&E 2026 レポート

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パンダスタジオの創業メンバーの1人。東京都立産業技術大学院大学で修士号を取得。電気通信大学大学院、熊本大学大学院、グロービス大学院でも学ぶ。PANDASTUDIO.TVでは、主に、BlackMagic Design製品を担当しスタジオ構築や配信を担当。

中国レンズ、すごい盛り上がってる。

でも、今回の3社は、単に「新しいレンズが出ました」という話ではありません。

Kaseは、フィルター屋さんなのに150mmのミラーレンズを出している。
MEIKEは、85mm F1.4のパンダカラーからGFX向け中判レンズまで並べている。
LAOWAは、同軸光源マクロ、プローブマクロ、3D、放送用40倍ズームまで出てくる。

もう、普通のレンズ紹介では収まりません。

今回は、China P&E 2026で取材した中から、Kase / MEIKE / LAOWA の3社をまとめて紹介します。

どれも新製品中心のため、現時点でパンダスタジオレンタルにすべて並んでいるわけではありません。
ただし、各メーカーの既存製品や関連ジャンルの機材は、パンダスタジオレンタルで探せるものがあります。

この記事では、動画を見ながら、
「今後レンタルに並んだら面白そうな機材」
「いま借りられる近いジャンルの機材」
という目線で見ていきます。

※この記事で紹介している新製品は、展示会現地での説明・表示をもとにしています。正式な製品名、発売時期、価格、対応マウント、レンタル開始有無は公開前に必ずご確認ください。


1. Kase:フィルター屋さんの本気。150mmミラーレンズと“割れない”UVフィルター

最初は Kase(カセ) です。

Kaseといえば、フィルターやマグネット式フィルターシステムのイメージが強いメーカーです。
ただ今回のブースでは、フィルターだけでなく、かなり面白い新製品をいくつも紹介してもらいました。

まず出てきたのが、150mm F5.6の反射式ミラーレンズ

焦点距離150mm。
F5.6固定。
マグネット式レンズキャップ。
最短撮影距離は1.5m。

そして、ミラーレンズらしい ドーナツ型ボケ が楽しめるレンズとして紹介されました。

150mmのミラーレンズというだけでも少しニッチですが、ここにマグネット式キャップを合わせてくるあたりが、Kaseらしいところです。

次に面白かったのが、可変式マグネットアダプターリング

67mmから82mmまでの複数口径に対応し、複数のレンズでマグネット式フィルターを使いやすくするアクセサリーです。

フィルター径が違うレンズを何本も使っていると、現場ではこれが結構面倒です。

このレンズには67mm。
こっちは77mm。
こっちは82mm。
NDを付け替えたいけど、ステップアップリングを探す。
キャップも外す。
また付け直す。

そういう細かいストレスを減らす道具として、マグネット式フィルターやアダプターリングはかなり実用的です。

さらに、撮影用ベストも紹介されました。
カメラやレンズを収納できる、現場向けのアクセサリーです。

そして後半の見どころが、Kaseの MGUV 第4世代フィルター

低反射性能の向上に加えて、120gのスチールボールを1.2mの高さから落としても割れない、という耐久性デモが行われました。

フィルターって地味です。

でも、屋外撮影やイベント現場では、レンズの前に付いている一番外側の機材です。
ぶつける。
触る。
汚れる。
落とす。
バッグの中で他の機材と当たる。

そう考えると、フィルターの耐久性はかなり大事です。

Kaseが気になった人へ

Kaseの新製品そのものは、現時点では展示会で見つけた注目機材として紹介しています。
パンダスタジオレンタルでの取り扱い状況は、公開前に確認してください。

→ Kase製品 レンタル:Kase製品一覧
→ レンズフィルター一覧:

レンズフィルター

フィルターやマグネット式アクセサリーは、実際に自分のレンズで使ってみないと相性が分かりにくい機材です。
着脱のしやすさ、現場での安心感、径違いレンズとの組み合わせなどは、レンタルで試せるとかなり便利です。


2. MEIKE:パンダカラーの85mm F1.4?新レンズが一気に出てきた

次は MEIKE(メイケ) です。

MEIKEブースでは、新製品をかなりまとめて紹介してもらいました。
フルフレーム、APS-C、M43、中判まで、かなり広いラインナップです。

まず登場したのが、フルフレーム対応の 85mm F1.4 第2世代モデル

第2世代では、絞りリングロック、クリック有り/無段階の絞りリング切替、Hyper SDMモーターなどが追加・改良されているとのことでした。

85mm F1.4は、ポートレート用途ではかなり気になる焦点距離です。

背景を大きくぼかす。
人物をしっかり浮き立たせる。
イベントやインタビューで少し距離を取って撮る。

そんな用途で使いやすいレンズです。

そして、今回かなり印象に残ったのが、黒と白のツートンカラー。

いわゆる パンダカラー です。

パンダスタジオ的には、これは拾わざるを得ません。
動画内でも「弊社のパンダ的なカラーリングにもよく合います」と話しています。

続いて紹介されたのは、APS-C向けの F1.2シリーズ
35mm、58mm、25mmなどの展開が予定されているとのことでした。

APS-CでF1.2というのは、かなり明るいです。

背景をぼかしたい。
暗い場所で撮りたい。
小さめのカメラでも印象的な画を作りたい。

そういう需要に刺さりそうです。

さらに注目なのが、GFX向けの中判レンズ 58mm F1.8

中判カメラ向けに、今後30mm、45mm、60mm、80mm、110mmなどのシリーズ展開も予定しているとのことでした。

GFX向けレンズは、そもそも選択肢が限られます。
そこにサードパーティ製レンズが増えてくると、かなり面白いです。

そのほか、M43向けの25mm F1.7、35mm F1.7、56mm F1.7、APS-C向けのAirシリーズも紹介されました。

MEIKEは、今回見た中でも「新製品の数が多い」ブースでした。

MEIKEが気になった人へ

MEIKEの新製品そのものは、まだ発売前・導入前のものも含まれます。
パンダスタジオレンタルでの取り扱い状況は、公開前に確認してください。

→ MEIKE製品 レンタル:MEIKE製品一覧
→ レンズ一覧:

レンズ

特に85mm F1.4やAPS-C F1.2シリーズのような明るいレンズは、買う前に一度使ってみたいタイプです。
ボケの出方、AFの感触、カメラとのバランスは、数字だけでは分かりません。


3. LAOWA:これは普通じゃない。同軸光源マクロから40倍ズームまで出てくる

最後は LAOWA(ラオワ) です。

今回のLAOWAブースは、かなり濃いです。
というより、濃すぎます。

LAOWAといえば、超広角、マクロ、プローブレンズ、シネマレンズなど、もともと個性的なレンズを作るメーカーです。

今回の動画では、李社長に直接お話を聞くことができました。

まず紹介してもらったのは、マクロレンズの新製品群。

1〜5倍5〜10倍 の高倍率マクロレンズ。
そして、変倍してもワーキングディスタンスやピントが大きく変わらない パーフォーカル設計 が特徴として紹介されていました。

高倍率マクロは、普通の撮影とはかなり違います。

花や昆虫だけではなく、部品、素材、基板、印刷、工業製品の細部など、かなり細かいものを見るためのレンズです。

さらに面白かったのが、同軸光源タイプのマクロレンズ

側面から光を入れ、内部の45度ハーフミラーで、レンズ方向から照明を当てる仕組みです。

普通に横から光を当てると、凹凸のある被写体には影が出ます。
でも、レンズと同じ軸から光を当てると、影を抑えながら細部を撮影しやすくなる。

これはかなり専門的です。

半導体チップや細かいディテールのある被写体など、普通のライトでは撮りにくいものに効きそうです。

その後も、LAOWAブースは止まりません。

APS-C用の 7.5mm F2.8 AF
4.5mm〜10mmのフィッシュアイズーム。
15〜35mm系のプローブマクロ。
フルサイズ10mm系の広角レンズ。
180mmマクロ。
200mm F2の大口径レンズ。

さらにシネマレンズコーナーでは、シフトレンズ、マクロシリーズ、広角シリーズ、Rangerシリーズ、アナモルフィックレンズ、3D / VR向けレンズ、放送用ズームレンズまで出てきます。

最後には、現在販売中の 25-600mm に加え、今後発売予定という 20-800mm F5.6、40倍ズームレンズ も紹介されました。

20-800mm。
40倍ズーム。

もう数字だけで強いです。

LAOWAは、まさに「世の中にないレンズを作ろう」としているメーカーという印象でした。

LAOWAが気になった人へ

LAOWAの新製品は、特殊なレンズが多いため、実際に自分の用途に合うかどうかを試す意味が大きいです。

→ LAOWA製品 レンタル:LAOWA製品一覧
→ マクロレンズ一覧:

ペリスコープレンズ

→ シネマレンズ一覧:
シネマレンズ

特にマクロ、プローブ、フィッシュアイ、シフト、アナモルフィック、放送用ズームのようなレンズは、スペックを見ただけでは判断しにくいです。

「面白そう」で買うには高い。
でも、使ってみると一気に撮れる画が変わる。

こういうレンズこそ、レンタル向きです。


3社をまとめると:どれも“試してから判断したい”機材だった

Kase、MEIKE、LAOWA。
今回の3社は、ジャンルがかなり違います。

Kaseは、フィルターとアクセサリーの実用性。
MEIKEは、フルフレーム、APS-C、M43、中判まで広がる新レンズラインナップ。
LAOWAは、マクロ、魚眼、プローブ、3D、放送用ズームまで含む特殊レンズの世界。

でも、共通していることがあります。

どれも、スペック表だけでは判断しにくい。

フィルターの付け外しや耐久性。
85mm F1.4の重さやAFの感触。
APS-C F1.2のボケ方。
GFX向け中判レンズのバランス。
同軸光源マクロの見え方。
プローブマクロの使い勝手。
40倍ズームの実際の運用感。

こういうものは、文字と写真だけでは分かりません。

だからこそ、展示会で見る意味があります。
そして、レンタルで試す意味があります。


用途別に見るなら

レンズ保護・ND・PLなど、フィルターまわりを見直したい人

Kaseのようなマグネット式フィルターや、耐久性の高いUVフィルターが気になります。

→ レンズフィルター一覧:

レンズフィルター

→ Kase製品 レンタル:Kase製品一覧

ポートレートや人物撮影で明るいレンズを使いたい人

MEIKEの85mm F1.4やAPS-C F1.2シリーズのようなレンズが気になります。

→ MEIKE製品 レンタル:MEIKE製品一覧
→ 中望遠レンズ一覧:MEIKE製品一覧

マクロ・特殊撮影・シネマ系のレンズを試したい人

LAOWAのマクロ、プローブ、フィッシュアイ、シネマレンズ系が候補になります。

→ LAOWA製品 レンタル:LAOWA製品一覧
→ マクロレンズ一覧:

ペリスコープレンズ

→ シネマレンズ一覧:
シネマレンズ


今回紹介した動画

Kaseブースインタビュー

150mm F5.6の反射式ミラーレンズ、可変式マグネットアダプターリング、撮影用ベスト、MGUV第4世代フィルターの耐久性デモなどを紹介しています。

埋め込み位置のおすすめ:
Kase見出し直下。
動画下に「フィルターやマグネット式アクセサリーを探すなら」として、Kaseメーカーリンクとフィルターカテゴリリンクを置く。

→ Kase製品 レンタル:Kase製品一覧
→ レンズフィルター一覧:

レンズフィルター


MEIKEブースインタビュー

85mm F1.4 第2世代、パンダカラー、APS-C F1.2シリーズ、GFX向け中判58mm F1.8、M43向けレンズ、Airシリーズなどを紹介しています。

埋め込み位置のおすすめ:
MEIKE見出し直下。
動画下に「明るいレンズや中判向けレンズを探すなら」として、MEIKEメーカーリンクとレンズカテゴリリンクを置く。

→ MEIKE製品 レンタル:MEIKE製品一覧
→ レンズ一覧:

レンズ


LAOWAブースインタビュー

1〜5倍、5〜10倍マクロ、同軸光源マクロ、フィッシュアイズーム、プローブマクロ、シフト、アナモルフィック、3D / VR向けレンズ、放送用40倍ズームなどを紹介しています。

埋め込み位置のおすすめ:
LAOWA見出し直下。
動画下に「マクロ・特殊レンズを探すなら」として、LAOWAメーカーリンク、マクロカテゴリ、シネマレンズカテゴリを置く。

→ LAOWA製品 レンタル:LAOWA製品一覧
→ マクロレンズ一覧:

ペリスコープレンズ

→ シネマレンズ一覧:
シネマレンズ


まとめ:この3社は、レンタルで試したくなる理由がある

今回のKase、MEIKE、LAOWAは、どれも新製品中心の取材でした。

だから、この記事を書いている時点で、紹介した製品がそのまま全部パンダスタジオレンタルに並んでいるわけではありません。

でも、それで終わらせるのはもったいない。

Kaseのフィルターやアクセサリー。
MEIKEの明るいレンズ。
LAOWAの特殊レンズ。

このあたりは、まさに「試してから判断したい」機材です。

買う前に、現場で使ってみる。
自分のカメラに付けてみる。
自分の撮影に合うか確認する。

それができるのが、レンタルの強みです。

China P&E 2026では、中国レンズメーカーの勢いをかなり感じました。
ただ、その勢いは「安いレンズが増えた」というだけではありません。

フィルターの実用性。
AFレンズの多様化。
中判への展開。
マクロや特殊レンズの深掘り。
放送用ズームのような業務用領域への広がり。

かなり幅が出てきています。

今後、パンダスタジオレンタルでも、こうした面白い機材が増えていくかもしれません。
まずは、現在取り扱いのあるメーカー製品や関連カテゴリをチェックしつつ、新着機材にもご期待ください。


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→ Kase製品 レンタル:Kase製品一覧
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