PTZカメラで縦動画を撮る、と聞いてすぐイメージできますか。BOLINのブースで見せてもらった新しい屋内外兼用PTZは、カメラヘッドがロール方向に270度回るので、そのままSNS向けの縦動画が撮れます。1分半の短い取材動画ですが、PTZの「次」が詰まっています。
見どころは終盤、実際にコントローラーで新シリーズを操作して、ヘッドがロール方向にぐるりと回る場面です。文章で「270度」と書くより、映像で一度見た方が早いです。
BOLINの製品は現時点で新規取り扱い候補です。同じクラスの4K PTZでいま借りられる定番は、SONYとCanonです。
→ 4K PTZの比較基準に:
ラインアップ:小型の2シリーズから、フラッグシップRedline R9まで
展示は屋内用と屋外用のPTZカメラ。屋内用は小型の2シリーズからフラッグシップの「Redline R9シリーズ」まで。新製品として紹介されたのがR9-L420Nで、1インチセンサーを搭載した4K60対応の屋内用カメラです(型番・仕様は字幕由来・要確認)。
屋内外兼用の新シリーズ:防塵防水・光学30倍・ジンバル式手ぶれ補正
ブースの反対側にあったのが屋内外両対応の新シリーズ(字幕では「Range」)。防塵防水の4K60カメラで、光学30倍ズーム。Wi-Fi、ブラシレスモーター、ジンバル方式の手ぶれ補正を備えているとのこと。そして冒頭に書いたロール270度。片側に90度、反対側に180度回せるので、横位置のPTZをそのまま縦位置にできます。
屋外PTZで縦動画、というのはイベント会場やスポーツ現場のSNS配信を考えると、地味に効く機能です。横の中継用と縦のSNS用で2台立てていた現場が1台で済む可能性があります。
KBD Plus:255台制御、4インチタッチで4画面マルチビュー
もう一つの新製品がPTZコントローラーのKBD Plus。最大255台のカメラを制御でき、4インチのタッチ画面に4つの映像をマルチビュー表示。HDMI出力を使えば簡易的なスイッチャーとしても使えるという説明でした。小規模な現場でコントローラーとスイッチャーを1台にまとめたい人には気になる仕様です。
※BOLINのR9-L420N、屋内外兼用の新シリーズ、KBD Plusは、現時点では新規取り扱い候補として紹介しています。パンダスタジオレンタルでのレンタル開始が決定しているものではありません。商品ページ公開後、この記事にもリンクを追加する予定です。
→ コントローラーの比較基準に:
この機材が向いていそうな人・現場
- 屋外イベントの中継とSNS向け縦動画を、同じPTZ1台で済ませたい制作会社
- PTZコントローラーと小型スイッチャーを別々に持ち込んでいて、機材を1台減らしたい配信担当者
- 1インチセンサーの4K60 PTZで、既存のSONY・Canonと画質を見比べたい人
レンタルで試す価値があるところ
PTZカメラは、動きの滑らかさとオートフォーカスの挙動がカタログで分かりません。BOLINが入荷するまでは、SONY BRC-X1000やCanon CR-N500を借りて、自分たちの現場で「どこまで寄れるか」「どれくらいの速さで振れるか」を体で覚えておくと、新製品を見たときの判断が速くなります。
用途別に探すなら
4K PTZカメラを比較したい人
Canonの4K PTZを試したい人
展示会で見た新製品が入荷したかを確かめたい人
→ 新着機材一覧
BOLINは北京の展示会では見なかったメーカーです。前夜編で言っていた「まだ見たことがない企業との出会い」の1社目、ということになりそうです。
📦 PTZの「縦動画」が当たり前になる前に、いまのPTZの限界を知っておく。
IBC 2026取材シリーズの動画は、撮れたものから順にPANDASTUDIO TVで公開しています。
→ 新着機材一覧(展示会で見た製品の入荷チェックに)
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出典:パンダスタジオ IBC 2026 アムステルダム取材動画「IBC Day1 03 BOLIN Rough v01 2」(2026年9月11日収録)
※製品名・仕様・発売時期は取材時のブース担当者の説明(字幕)に基づくもので、収録時点の情報です。掲載のレンタル商品は商品一覧(2026年7月版)でIDの実在を確認済みです。
