V-1HDから10年、何が変わった?PRONEWSの「V-1-4K徹底レビュー Part1」で入出力を確認した|参考になった動画(Roland V-1-4K編)

※本記事はパンダスタジオレンタルのデータベースを元にAIを活用して制作しています。 リンク経由のレンタルや購入で収益を得る場合があります。

この記事を書いた人・監修した人

パンダスタジオの創業メンバーの1人。東京都立産業技術大学院大学で修士号を取得。電気通信大学大学院、熊本大学大学院、グロービス大学院でも学ぶ。PANDASTUDIO.TVでは、主に、BlackMagic Design製品を担当しスタジオ構築や配信を担当。

「スイッチャー以外は全部4Kなのに、スイッチャーがHDだから配信もHD止まり」。動画の中で配信エンジニアの酒井さんが自分の環境を振り返って言っていたこの一言、レンタルの現場でもよく聞きます。カメラもPCもモニターも4Kなのに、真ん中の1台だけが足を引っ張っている。

PRONEWSの「[最速] Roland V-1-4K徹底レビュー!Part1」は、ローランドのオフィスでV-1HDとV-1-4Kを並べて、10年分の進化を実機で確認していく動画です。Part1は本体と入出力、Part2はROI機能とアプリ。この記事はPart1の方です。

※この動画はパンダスタジオの動画ではありません。「PRONEWS」さんの公開動画を、参考になった動画として紹介しています。


動画で見た方が早いのは、V-1HDとV-1-4Kを横に並べて持ち上げる場面です。横幅はほぼ同じ、奥行きと高さが斜めパネルの分だけ増えている、ボタンがゴムからカチッと押せるタイプに変わっている。写真1枚では伝わらない「一回り」の実感が3分台に詰まっています。

動画に登場するRoland V-1-4Kは、パンダスタジオレンタルで取り扱いがあります。「うちの4Kカメラで本当に混在運用できるのか」は、借りて自分の機材を挿してみるのが一番早いです。

→ Roland V-1-4K:

Roland V-1-4K


V-1HDの「後継」ではなく「4K対応の追加モデル」

冒頭で伊藤さんが整理しているのがここです。V-1HDは2015年12月発売。動画内では「ビデオスイッチャーの歴史を本に書くならV-1HDは外せない」というくらいの定番機として語られていて、V-1-4Kはそのコンセプトを引き継いだ4K対応の追加モデルという位置づけ。HDのV-1HDが消えるわけではない、という説明でした。

実機で確認していた変更点を、動画の順に拾うとこうなります。

  • クロスポイントのボタンが4個から8個に
  • ボタンがシリコンから、押した感触のあるボタンに。色の視認性も上がっている
  • パネルに傾斜がついた(その分、奥行きと高さは一回り大きい)
  • 音声入力がRCAからXLR(キャノン)に
  • ヘッドホン端子がノブ付きで前面に
  • アサイナブルパッド8個×バンク4で、最大32個の機能をショートカット登録できる
  • アウトプットフェードのボタンに誤操作防止のガードがついた

酒井さんが「持ち上げた感じもそんなにずっしり来てない、十分ハンドキャリーできる」と言っていたので、V-1HDと同じように現場に持ち込む使い方は変わらなさそうです。

入力5・出力5、そして全部の入力にスケーラー

Part1の本題は入出力です。HDMI入力5・出力5で、入力1〜5の全部にスケーラーが入っている。つまり4KとHD、さらにフレームレートも混在して入れられます(最大4K60p)。5番はGraphics Presenter用のフィルキー入力を兼ねていますが、その機能を使わなければ他の入力と差はない、という説明でした。

出力側は役割が決まっています。

出力役割備考
OUT 1プログラム(固定)システムフォーマットと同じ信号が出る
OUT 2プレビュー(固定)同上
OUT 3・4バスをアサイン可能プログラム分配、入力1〜5のスルーアウトなど。ダウンコンバートのオン/オフを個別に設定できる
OUT 5マルチビュー(固定)オペレーター用
USB(Type-C)UVC出力OUT 4と同じ映像。USB専用スケーラーで4KのままでもHDに落としてもPCへ送れる

酒井さんが「これはありがたい」と反応していたのが、OUT 3・4のダウンコンバートです。会場のプロジェクターがフルHDまでしか受けられないケースはよくあって、配信は4K、会場返しはHDという運用が、手前に分配器やコンバーターを置かずに1台で組める。企業セミナーの現場ではこれだけで機材が1〜2個減ります。

USBはストリームとホストの2端子。用途がはっきり分かれている

V-1シリーズに無かったのがUSB端子です。Type-CのUSB STREAMはPCに挿すとドライバー不要でWebカメラとして認識され、最大4K60pで出せる。iPadやPCのリモートアプリもこの端子を使います。もう1つのUSB HOSTは「USBメモリーを挿す端子」と考えると分かりやすい、と伊藤さん。静止画の取り込み、本体のアップデート、設定の保存と別個体へのコピーに使います。

LANの端子も新設されていて、リモートアプリの接続に加えてPTZカメラを最大5台までコントロールできます。メーカーの混在ができるのがローランドらしいところで、5台それぞれに違う制御プロトコルを割り当てられる。酒井さんが「タリーが出るだけでありがたい」と言っていたように、スイッチングしているチャンネルに合わせてPTZカメラのタリーが光るのは、ワンオペの現場で地味に効く機能です。

「4K需要はまだ少ない」に対するローランドの答え

個人的に一番聞きたかったのがここです。酒井さん自身が「自分の現場では4K配信の需要はまだ高くない」と正直に言ったうえで、なぜ今4Kモデルなのかを質問しています。

伊藤さんの答えは、カメラもPCもモニターも当たり前に4Kになった今、スイッチャーだけが大きい・高いというボトルネックになっている、というもの。そして「4K対応のカメラを持っているのにHDでしか使っていない」ケースが多いと感じているので、4Kで入れてHDで出す使い方を新しく入れた、と続きます。これがPart2のROIにつながります。

酒井さんの受け止め方が実務的でした。企業セミナーや長尺の収録で4Kのスイッチングアウトが残っていれば、後から編集でデジタルズームがきくし、発表会をスイッチングしながら収録する業者にとっては自由度がまるで違う。「これがないからフルHDになっちゃってる感が自分の中にもある」という言葉は、4Kを使いたいけど踏み切れていない人の代弁だと思います。

この動画が参考になりそうな人・現場

  • 会社にある4Kカメラを、スイッチャーの都合でHDでしか使えていない企業のセミナー配信担当者
  • V-1HDを長く使っていて、置き換えるなら何が変わるのかを実機比較で知りたい人
  • 「配信は4K、会場のプロジェクターはHD」を分配器なしで組みたいイベント業者

レンタルで試す価値があるところ

入出力の仕様はカタログにも書いてあります。でも「自分のカメラを4K30pで、PCをHD60pで挿したときに本当に混在で通るか」「会場のプロジェクターにOUT 3をダウンコンバートで出したときの遅れや相性」は、現場の組み合わせでしか分かりません。V-1HDから乗り換える人は、8個になったクロスポイントとアサイナブルパッドに手が慣れるかどうかも、1回借りて触っておくと本番が楽です。


Roland V-1-4Kのレンタルはこちら

→ Roland V-1-4K:

Roland V-1-4K

比較対象になっていたHDモデルも引き続き借りられます。HDで十分な現場なら、こちらの方が予算は抑えられます。

→ Roland V-1HD:

Roland V-1HD VIDEO SWITCHER HD


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📦 「うちのカメラ、4Kで使えていない」に心当たりがあるなら、スイッチャーを1回借りて確かめてみてください。
Part2のROI機能の記事もあわせてどうぞ。

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