「トリミングは撮影の負け」——そう思っている人にこそ見てほしい動画です。プロは、あえてトリミングで仕上げる場面を最初から織り込んで撮っていました。
建築・竣工写真家のNK Photo Channel 中村さんの「撮影中に考えていること」シリーズから、オフィスの打ち合わせブースを仕上げる回を紹介します(当社の動画ではありません)。1枚のカットが完成形に近づいていく過程を、判断の理由つきで見せてくれます。
(NK Photo Channel「撮影中に考えていること 構図の微調整」)
キーワードは「広角の歪みを出さない」
主役は緑色の枠に囲まれた打ち合わせブース。「できるだけブースに目が行くカット」をゴールに、現場と後処理の判断が進みます。
- 撮影段階で背後のカーテンを閉める(視線をブースに集中させるため)
- 画面左の隙間が気になる→カメラを前進させれば消せるが、広角レンズの歪みが出るのでトリミングで対処
- 床が少し多い→これも同じ理由でトリミング
- 照明の後ろに重なったライトは画像処理で消す
- 右奥の同型ブースの側面、情報の多い天井も少しずつ整理
「現場でカメラを動かすか、後でトリミングするか」を歪みという基準で使い分けるのがこの回の肝です。仕上がり優先で考えれば、トリミングは妥協ではなく設計の一部。撮影時に少し引いて撮っておく、という保険のかけ方も含めて、真似しやすい考え方です。
この動画が参考になりそうな人
こんな人・現場に
- オフィス・会議室・ショールームの写真を撮る総務・広報担当
- 広角レンズの歪みに悩んだことがある人
- 現場判断と後処理の切り分けを学びたい人
レンタルで試すなら
「前進すると歪む」がどの程度なのかは、実際に広角レンズで撮り比べると一発で分かります。週末に1本借りて、職場の会議室で試してみてください。
用途別に探すなら
歪みを光学的に解決したい人
→ ティルト・シフト系レンズを検索(シリーズ別記事「シフトレンズ紹介」で仕組みを解説しています)
広角レンズを比べたい人
📦 広角の「歪み方」は、借りて撮り比べるのが一番早い検証方法です。
