撮り始めたら、曇ってきました。
スマホで空を撮ると、月がどこにあるのか分からないくらいの薄曇り。普通なら「今夜はやめよう」で終わる空です。それでもDWARF miniは月を撮ってくれました。しかも設定は、アプリの中のAIに「月の撮影をしたいんだけど」と頼んだだけです。
前回、東京・日本橋の庭で北アメリカ星雲を撮った続きで、今回は月。1分半の短い動画ですが、「曇っていても、こんな感じで撮れる」が一発で分かります。
見どころは、スマホで撮った「肉眼だとこう見えてます」の空と、DWARF miniで撮れた月の写真を並べるところ。文章で「薄曇りでも撮れた」と書くより、この2枚を見比べた方が早いです。
動画で使っているDWARF miniは、パンダスタジオレンタルで取り扱いがあります。「うちの空でも月くらいなら撮れるのか」は、借りて一晩ベランダに置けば答えが出ます。
→ DWARF mini:
アプリのAIに「月を撮りたい」と頼んで、設定を端末にコピーしてもらう
先日のアップデートで、DWARF miniのアプリにAIが入りました。今回の設定は、そのAIに頼んだだけです。頼み方は動画の中で言っているとおりで、だいたいこの3ステップです。
- 「この月の撮影をしたいんだけど、どんな設定がいいですか」と聞く
- 「その設定を入れてください」「端末の方に設定をコピーして」と頼む
- あとはアプリがやってくれるので、撮る
結果、撮れた写真がちゃんと月でした。動画内でも「意外と撮れますね」「非常にいい感じにできました」と、自分で少し驚いています。曇っている夜に、設定値をひとつも自分で決めていないのに、です。
正直に言うと、AIに頼まなくてもよかった
撮り終わってから気づいたのですが、DWARF miniには天体撮影モードの中に「月(ムーン)」があります。それをタップすればよかっただけっぽいです。動画でもそう言っています。
ただ、それを知らない状態で「月を撮りたい」と日本語で頼めば、AIが相談に乗って設定まで入れてくれる。初めて触る夜に「どのモードだっけ」と探す時間がなくなるのは、それはそれで便利です。慣れたら月モードをタップ、迷ったらAIに聞く、の二段構えでいいと思います。
どこまで曇っていたら無理なのか
今回の空は、スマホで撮ると月の場所がぼんやり分かる程度の薄曇りでした。動画内の言い方だと「完全にどん曇りじゃ難しいですけど」。つまり月の光が雲を透けて届いていれば撮れる、雲が厚くて月の位置が分からなければ無理、という線引きです。
晴れていれば、月の模様(クレーター)まではっきり見えるはず、というのが動画の見立てです。今回の写真は「曇りでもここまで」の下限サンプルとして見てください。
曇りの夜に出すかどうか、の判断表
| 空の状態(スマホで撮ってみる) | 撮れる見込み | やること |
|---|---|---|
| 月がはっきり見える | 模様まで期待できる | 月モードをタップして撮る |
| 月の場所がぼんやり分かる薄曇り | 今回のように月の形は撮れた | AIに「月を撮りたい」と頼んで設定を入れてもらう |
| 月の場所が分からないどん曇り | 難しい | 雲が切れるのを待つか、別の夜にする |
AIへの頼み方は、動画で言っていた文言をそのまま使えます。「月の撮影をしたいんだけど、どんな設定がいいですか」「その設定を端末にコピーして」。この2つで足ります。
→ この表の「薄曇り」で一度試してみるなら:
DWARF mini が向いていそうな人
- 子どもと「今夜、月を撮ろう」と約束したのに、当日ちょっと曇ってしまった親。薄曇りなら撮れる可能性があるので、約束を守れます
- 天体望遠鏡の設定画面(露出、ゲイン、追尾)を見ただけで閉じたことがある人。日本語で「月を撮りたい」と頼めば、設定はAIが入れます
- 東京のマンションのベランダで、星雲は淡すぎて諦めたが「月なら」と思っている人。月は明るいので、街の光でも撮れる被写体です
レンタルで試す価値があるところ
スマート望遠鏡は、スペック表を読んでも「自分の空で何が撮れるか」が分かりません。今回の「薄曇りで月の形が撮れた」も、あくまでこの夜のこの空の話です。それと、アプリのAIがどこまで頼りになるかは、アップデートで変わっていく部分で、これも触ってみないと分かりません。
月は一晩あれば結果が出ます。買う前に一度借りて、自分のベランダの空と、AIの現状を確かめるのにちょうどいい機材です。
DWARF mini のレンタルはこちら
→ DWARF mini:
→ もう少し大きな望遠鏡で、月の模様をしっかり狙いたい人は:
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📦 曇りの夜でも、月なら撮れる。手軽に天体写真が撮れるDWARF mini、ぜひ皆さんもパンダスタジオレンタルで借りてみてください。
まずは一晩、ベランダに置くところから。
