4月24日にパンダスタジオお台場で開催されました、ブラックマジックデザインの製品で実現するインハウス動画制作の最前線 with Intel の アーカーイブ公開が公開されました。
イベント概要
ブラックマジックデザインは、インテル株式会社と共同でインハウス製作に焦点を当てたハイブリッドセミナーを開催します。
動画制作・ライブ配信をインハウスで制作されている、花王株式会社の長瀬敬太様をゲストスピーカーに招き、インハウス制作の舞台裏について伺います。
インハウス制作にお悩みの方や、これから社内で動画を用いたマーケティングやコンテンツ制作をご検討されていらっしゃる企業に向けて、インハウス制作のメリットや具体的なブラックマジックデザイン製品の活用事例をご紹介いたします。
講座内容
花王株式会社長瀬様のプレゼンのほか、インテル様、ブラックマジックデザインによる、製品やソリューションのご紹介なども予定しております。現地にいらしていただいた方は直接長瀬様やメーカー側にご質問を投げかけていただけます。
AIによる動画の要約:
花王株式会社の長瀬氏が、自社内で行っているインハウス配信やイベント配信の推進について説明しました。彼は95年に入社し、営業職やSEを経て、現在はDX戦略部門に所属しています。
昨年、ダヴィンチリゾルブの認定トレーナー資格を取得し、社内での配信活動を強化しています。
コロナ禍の2021年に配信チームが設立され、現在10名で運営しています。チームはオンデマンド配信をメインとするグループと新しい挑戦をするグループに分かれています。チームの主なミッションは、経営陣の意向を形にして発信することです。
社内スタジオを構築し、誰でも簡単に配信できる環境を整えました。スタジオは複数あり、さまざまな機材を導入しています。特に、ブラックマジックの機材で統一し、操作の簡略化を図っています。必要な情報はシェアポイントで一元管理し、社員が自由に利用できるようにしています。
内政化の結果、起動力が向上し、撮影や配信が迅速に行えるようになりました。社員が自分で配信できることで、コミュニケーションが活性化し、ブランドの認知度向上にも寄与しています。特にインスタライブなどの頻度の高い配信が効果的であり、内製化の効果を実感しています。
岡野さんは、効率的な映像制作のためのツールを紹介しました。ブラックマジックデザイン社はオーストラリアの放送機器メーカーで、カメラ、スイッチャー、編集ソフトなどを提供しています。インハウスでの利用に適した製品として、ATEM Mini Proやダヴィンチリゾルブが挙げられました。
ATEM Mini Proは、配信や編集の入門機として最適で、グリーンバックの合成も可能です。ダヴィンチリゾルブは無料版があり、多くの企業で採用されています。無料版でも十分な機能を提供しますが、有料版にはAIツールが充実しており、字幕作成やノイズ除去などの機能が利用できます。
特に字幕作成機能は、オーディオから自動で字幕を生成し、フォントの変更や一括修正が簡単に行えます。また、音声のノイズ除去機能も優れており、携帯電話で録音した音声でもプロ並みの音質に改善できます。
さらに、iPhone向けのブラックマジックカメラアプリを紹介しました。このアプリはクラウドと連携しており、撮影した映像をクラウド経由でダヴィンチリゾルブに送信し、チームでの共同作業を容易にします。
最後に、岡野さんは、Intel社との共同プロジェクトについて触れ、ダヴィンチリゾルブの認定PCとしてエイスースやエスサーのモデルを紹介しました。これにより、企業内での映像制作環境の整備が進められています。
セミナーは、インハウスの映像制作に関する質疑応答で締めくくられました。
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