はいみなさんこんにちは。パンダスタジオの中村おりおです。
はい今日はですね、こちらのお話をしたいと思います。
複数のSIMを使ってきれないWANを作る
まあ、きれないというのはちょっと言い過ぎ、強いいい方でですね。現実的には切れにくいという感じだと思います。
複数SIMを使ってきれないWANを作るこちらご紹介していきたいとおもいます。
使用機材
これを使います
・Peplink Balance 380 ロードバランスルーター
・Peplink MAX HD4 マルチSIMルーター (送信側の端末)
こんな感じで使います。↓
画像のマルチルーターがMAX HD4 にあたります。これに複数のSIMあるいは固定のLAN ケーブルを差しておきます
本社側はBalance 380のロードバランスルータを置いておきます。
そうすると複数のSIMを使いながら通信をしてくれます。
複数のSIMはボンディング、つまり束ねて使うことができますので、どれかのSIMが少し調子が悪くなっても、他のSIMがカバーしてくれるという働きになります
そのため、非常に安定してた通信が可能になります。
また、設定によって、すべての通信を端末Aから1回本社側に投げるということができるのでこのよう本社側経由で外部に出ていくということができます
マルチシムルーターだけですと、マルチシムであっても、単体が単純に外に出ていくだけなので上手い事バランスしてくれないんですが、受け側にロードバランスルーターがいることによって、複数のSIMをいい感じでバランスして外に出るということで切れにくいWANが実現できるということですね
使ってみる
今回はこんな感じで組んでみました。
複数シムルーターに、固定のインターネット回線とソフトバンクのSIMを入れています。
それから受け側には、パンダスタジオ浜町のBスタジオの回線を入れています、画像のグローバルIPアドレスで通信しています。
マルチシムルーターのWeb管理画面があるので、実際どうなっているか見てみましょう。
現在、2つの端末がオンラインになってます。ルーターとマルチSIM送信機がという形ですね。 クライアントリストを見ますと、マルチSIMのルーターの下には、192.168.50.13 というIPの端末がいます、今配信をしている ATEM Mini Proですねその他に管理用のPCが配下あるという形になっています。
それでは、確認君を使って、送信側マルチSIMルーターの直下の端末からアクセス元IPをみてみましょう。
本社側のNUROの回線で外に出ている扱いになっている事がわかます。
また、実際の速度がどんな感じかというと、、、計測してみましょう。
WAN側固定回線を切断してみる
それではWANの線をちょっと抜いてみましょうか。
送信機側にはあえて固定のインターネット固定回線とSIMを差しています。
これをSIMだけにしてみましょう。
ではちょっと抜いてみますね、今WAN側のケーブル抜きました。
実際ステータスもWAN側が、Disconnect になりました。
ソフトバンクSIMだけの通信になりました
この状態でさっき58Mbpsの回線速度がありましたが、一つ回線が抜けましたから、
今はソフトバンクだけになりました。
速度が遅くなりましたね。
この配信の配信中にLANケーブルを一回引っこ抜いたわけですがで、このように、放送は維持されています。
※↑生配信していた動画のアーカイブ
ボンディングという技術を使って、束ねられているので、例えば出先から配信なんかをする時に、急にどっか一つの線が調子悪くなくなっても切れづらい、そういうことを実現できるというわけですね
これが、今回紹介した PePlink製品の特長ということですね
はい、以上で、複数SIMを使ってきれないWANを作る という話でした
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