ATEMオペレーターのためのIP通信・ネットワーク講座⑥
ポート番号

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パンダスタジオの創業メンバーの1人。東京都立産業技術大学院大学で修士号を取得。電気通信大学大学院、熊本大学大学院、グロービス大学院でも学ぶ。PANDASTUDIO.TVでは、主に、BlackMagic Design製品を担当しスタジオ構築や配信を担当。
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PANDASTUDIO.TVのCEOの西村正宏のWeb上ニックネーム。東京都中央区在住。兵庫県たつの市出身。早稲田大学大学院で情報工学の修士号。駒澤大学大学院で経営学の修士号を取得。IT,インターネット、AI、映像機器、音響機器を愛す。

講座の最終回はポート番号。「IPアドレスもよく分からないのに、ポート番号って何?」という方へ。住所と部屋番号のたとえを使って、配信トラブルの切り分けに役立つこの概念を整理します。

IPアドレスが「住所」なら、ポート番号は「部屋番号」

前回までで、IPアドレスは荷物(パケット)の宛先=住所だと学びました。でも、住所だけでは集合住宅や宅配ボックスのどこに届ければいいか分かりません。受け取ったパソコン(OS)も「この荷物を誰に渡せばいいの?」と困ってしまいます。そこで使うのがポート番号=部屋番号。これがあることで、受け取ったデータをブラウザ・メール・プレイヤーなど、適切な処理先へ振り分けられます。

RTMPのデフォルトは1935

前回紹介したRTMPでは、デフォルトのポート番号は1935です。配信設定で目にする数字には、こうした意味があります。

代表的なポート番号

用途ポート番号
HTTP(一般的なWeb閲覧)80
HTTPS(暗号化されたWeb閲覧)443
RTMP(配信)1935

ファイアウォールとポートの関係

ポート番号は、セキュリティ管理にも使われます。ファイアウォールは、どのポートの通信を許可し、どれを遮断するかを制御する仕組み。映像配信では、適切なポートが空いていないと接続できない——これが配信現場でつまずく代表的な原因の一つです。

トラブル時はポートも疑う
「設定は合っているのに配信先に繋がらない」というとき、会場のネットワークでRTMPのポート(1935)などが塞がれている可能性があります。ポート番号を理解しておくと、トラブルの切り分けが一段スムーズになります。

講座のまとめ

全6回を通じて、IPアドレス・サブネットマスク・ゲートウェイ・DNS・DHCP・プロトコル(RTMP/SRT)・ポート番号という、配信に欠かせないネットワークの基礎を一通り押さえました。これらを理解しておくことが、安定した配信と、いざというときのトラブル対応力につながります。

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※本記事は講座動画の内容をもとに構成しています。仕様・在庫状況は変更される場合があります。最新情報は商品ページをご確認ください。

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