プロフェッショナルな動画撮影の現場において、機材の信頼性とパフォーマンスは作品の品質を左右する重要な要素です。本記事では、ソニーの4Kハンディカム「SONY FDR-AX700」と、長時間の撮影を可能にする大容量バッテリー「SONY NP-FV100A」、そして大容量かつ高速なデータ保存を実現する「SanDisk 256GB SDXCカード」を組み合わせた最強のカメラセットについて解説します。業務用ビデオカメラとしての高い基本性能に加え、これらのアクセサリーがもたらす相乗効果により、企業VPやイベント収録など、あらゆるビジネスシーンで圧倒的な成果を生み出す理由を詳しく紐解いていきます。
SONY FDR-AX700がプロの動画撮影に選ばれる4つの理由
圧倒的な高画質を生む1.0型CMOSセンサー「Exmor RS」
SONY(ソニー)のFDR-AX700がプロ仕様の業務用ビデオカメラとして高く評価される最大の理由は、搭載されている1.0型積層型CMOSセンサー「Exmor RS」にあります。従来のハンディカム(Handycam)に採用されていた小型センサーと比較して受光面積が格段に大きく、暗所での撮影でもノイズを極限まで抑えたクリアな映像を記録できます。さらに、積層型構造による高速な信号処理能力により、4K動画撮影時におけるローリングシャッター現象を大幅に低減し、動きの速い被写体でも自然で歪みのない描写を実現します。
この大型センサーは、浅い被写界深度を活かした美しいボケ味の表現にも寄与します。人物のインタビュー撮影や製品のプロモーション映像など、被写体を際立たせたいビジネスシーンにおいて、シネマティックで奥行きのある映像表現が可能です。Exmor RSセンサーがもたらす圧倒的な高画質は、プロの動画撮影において妥協のないクオリティを提供し、視聴者の心を惹きつける魅力的なコンテンツ制作を強力にサポートします。
瞬時に被写体を捉える「ファストハイブリッドAF」
動画撮影の現場において、ピント合わせの正確さとスピードは失敗の許されない重要な要素です。FDR-AX700に搭載された「ファストハイブリッドAF」は、273点の像面位相差AFセンサーを配置し、画面の約84%という広範囲をカバーします。これにより、画面の隅にいる被写体や不規則な動きをする対象であっても、瞬時かつ高精度にフォーカスを合わせ続けることが可能です。
特に4K動画撮影では、フルHDと比較してピントのシビアさが求められますが、この高度なAFシステムにより、ワンマンオペレーションの現場でもピンボケのリスクを大幅に軽減できます。AFの駆動速度や追従感度も撮影意図に合わせて細かくカスタマイズできるため、スポーツ収録から動きの少ないインタビュー撮影まで、あらゆる状況に柔軟に対応できるのがプロ仕様たる所以です。
優れた描写力を誇る「ZEISSバリオ・ゾナーT*」レンズ
FDR-AX700の映像美を支えるもう一つの核が、専用設計された「ZEISSバリオ・ゾナーT*(ティースター)」レンズです。光学12倍のズーム全域において、画面の中心から周辺部まで高い解像度とコントラストを維持し、4K映像の緻密なディテールを余すところなく捉えます。さらに、ソニー独自の全画素超解像ズーム機能と組み合わせることで、画質劣化を抑えながら4K撮影時で最大18倍、HD撮影時で最大24倍までのズーム撮影が可能となります。
また、レンズ表面に施されたT*コーティングが、逆光時や強い光源がある環境下でのゴーストやフレアの発生を効果的に抑制します。これにより、屋外でのイベント収録や照明が複雑なステージ撮影など、厳しい条件下でもクリアで抜けの良い映像を確保できます。プロの厳しい要求に応える優れた光学性能が、作品の完成度を一段と引き上げます。
高度な映像処理エンジン「BIONZ X」による高精細な記録
大型センサーと高性能レンズから得られた膨大な光の情報を、最高品質の映像データとして処理するのが、進化した画像処理エンジン「BIONZ X」です。この強力なプロセッサーにより、4K(3840×2160)の高解像度データをリアルタイムかつ高速に処理し、細部のテクスチャまでリアルに再現します。また、ノイズリダクション性能も飛躍的に向上しており、高感度撮影時でもディテールを損なうことなくクリアな映像を維持します。
さらに、BIONZ Xの処理能力により、S-Log2/S-Log3やHLG(Hybrid Log-Gamma)といったプロフェッショナル向けの高度なピクチャープロファイル記録が可能となっています。これにより、撮影後のカラーグレーディングを前提とした広いダイナミックレンジでの収録や、即座にHDR対応ディスプレイで再生可能な映像の制作が実現し、ビジネスの多様なニーズに応える柔軟なワークフローを構築できます。
4Kハンディカムのプロ仕様を支える4つの本格機能
露出を自在にコントロールできる「内蔵NDフィルター」
プロの動画撮影において、被写界深度やシャッタースピードを意図通りにコントロールするためには、NDフィルターの活用が不可欠です。FDR-AX700には、クリア、1/4、1/16、1/64の4段階で光量を調整できる「内蔵NDフィルター」が標準装備されています。これにより、日差しの強い屋外での撮影でも、絞りを開けて背景をぼかしたり、適切なシャッタースピードを維持してパラパラとした不自然な動きを防止したりすることが容易になります。
外付けのフィルターをその都度着脱する手間が省けるため、天候や照明環境が刻々と変化するドキュメンタリー撮影やイベント収録の現場において、極めて迅速な露出調整が可能です。この内蔵NDフィルターの存在は、FDR-AX700が単なる家庭用ビデオカメラの枠を超え、業務用ビデオカメラとして第一線で活躍するための重要な要素となっています。
明るい屋外でも確実なフレーミングが可能な「有機ELビューファインダー」
直射日光下での撮影では、液晶モニターの視認性が著しく低下し、正確なピント確認やフレーミングが困難になることが多々あります。FDR-AX700は、高コントラストで色再現性に優れた約236万ドットの「有機ELビューファインダー(OLED Tru-Finder)」を搭載しており、明るい屋外環境でもクリアで正確な映像確認が可能です。
この高性能ビューファインダーは、ファストハイブリッドAFの合焦状況や、ゼブラパターン、ピーキングといったプロ向けの撮影アシスト情報を鮮明に表示します。また、接眼部にはアイセンサーが内蔵されており、ファインダーを覗き込むだけで自動的に液晶モニターから表示が切り替わるため、撮影中の無駄な操作を省き、被写体の動きに集中できる快適な操作環境を提供します。
直感的な操作性を実現するレンズリングとアサインボタン
業務用ビデオカメラに求められるのは、撮影者の意図を瞬時に反映できる優れた操作性です。FDR-AX700のレンズ部には、適度なトルク感を持った大型のレンズリングが配置されており、スイッチの切り替えによりフォーカスまたはズームのスムーズなマニュアル操作が可能です。これにより、シビアなピント合わせや、感情を表現するゆっくりとしたズームワークなど、プロならではの繊細なカメラワークを実現します。
さらに、本体の各所には機能を自由に割り当てられる6つのアサインボタンが配置されています。ホワイトバランス、アイリス、シャッタースピード、ピクチャープロファイルなど、頻繁に使用する機能を登録しておくことで、メニュー画面の深い階層にアクセスすることなく、ワンタッチで設定を変更できます。この直感的なインターフェースが、刻一刻と変化する現場での迅速な対応力を支えます。
業務用のマルチカメラ収録を効率化するプロ向けインターフェース
複数のカメラを運用する本格的なビジネス現場において、FDR-AX700は高い親和性を発揮します。標準サイズのHDMI端子を搭載しており、外部モニターやスイッチャーへの安定した映像出力が可能です。また、マルチインターフェースシュー(MIシュー)を活用することで、XLRアダプターキットなどのプロ用オーディオ機器をケーブルレスで接続し、高音質な音声収録システムを容易に構築できます。
さらに、タイムコード(TC)やユーザービット(UB)の記録にも対応しているため、マルチカメラでの編集時に映像と音声の同期作業を大幅に効率化できます。これらのプロ向けインターフェースが充実していることにより、小規模なワンマン撮影から、大規模なライブ配信やスタジオ収録まで、FDR-AX700は幅広いプロダクション環境にシームレスに統合できる拡張性を備えています。
長時間の動画撮影を支える「SONY NP-FV100A」の4つのメリット
業務用ビデオカメラに必須となる大容量バッテリーの安心感
動画撮影の現場において、バッテリー切れは最も避けるべきトラブルの一つです。特に4K動画撮影はカメラの処理能力をフルに活用するため、電力消費が激しくなります。そこで活躍するのが、ソニー純正の大容量バッテリー「SONY NP-FV100A」です。標準付属のバッテリーと比較して約3倍以上の容量(3410mAh)を誇り、長時間の連続撮影を強力にサポートします。
この大容量バッテリーを装着することで、撮影中にバッテリー交換を行う頻度が激減し、重要なシーンを撮り逃すリスクを最小限に抑えることができます。企業VPのインタビューや、長時間のセミナー収録、途切れることのないライブイベントの記録など、絶対に失敗が許されないビジネスの現場において、NP-FV100Aがもたらす安心感は計り知れません。
4K撮影時の連続稼働時間を大幅に延長する圧倒的なスタミナ
FDR-AX700で高画質な4K映像を記録する際、NP-FV100Aを使用した場合の連続撮影時間は実用上非常に長く、現場での大きなアドバンテージとなります。環境や設定にもよりますが、フル充電状態から数時間にわたる連続稼働が可能となり、長丁場のプロジェクトでも余裕を持って対応できます。
| バッテリー種類 | 容量 | 長時間の連続撮影適性 |
|---|---|---|
| 標準付属バッテリー | 約1030mAh | 短時間のスナップ撮影向け |
| SONY NP-FV100A | 3410mAh | 長時間のイベント・業務用収録向け |
このように、圧倒的なスタミナを持つNP-FV100Aは、長時間の録画が前提となる4Kハンディカムの運用において、システム全体の実用性を飛躍的に高める不可欠なアクセサリーと言えます。
バッテリー残量を分単位で正確に把握できるインフォリチウム技術
プロの撮影現場では、「あとどれくらい撮影できるか」を正確に把握することがスケジュール管理において極めて重要です。SONY NP-FV100Aは、ソニー独自の「インフォリチウム」Vシリーズに対応しており、カメラ本体と精密な通信を行うことで、バッテリーの残量をパーセンテージだけでなく「分単位」の撮影可能時間として液晶モニターに表示します。
この高精度な残量表示機能により、撮影の合間にバッテリー交換のタイミングを的確に判断でき、録画中の突然のシャットダウンを防ぐことができます。電圧の変化から予測する大まかな残量表示とは異なり、現在の消費電力に基づいたリアルタイムで正確な情報が得られるため、オペレーターはバッテリーの不安から解放され、フレーミングや演出といったクリエイティブな作業に専念することが可能になります。
プロの現場における予備バッテリーとしての運用と充電効率
長時間の現場では、カメラに装着しているバッテリーだけでなく、予備バッテリーの運用サイクルも重要になります。NP-FV100Aを複数個用意し、「SONY FDR-AX700 / SONY NP-FV100A / SanDisk 256GB SDXCカードセット」として運用することで、一方を使用中に専用チャージャーで他方を充電するというシームレスなローテーションが構築できます。
また、NP-FV100Aは急速充電にも対応しており、限られた休憩時間やセッティングの合間でも効率的に電力を回復させることができます。純正品ならではの安全性と高い充放電サイクル寿命を備えているため、過酷な使用環境下でも性能劣化が少なく、長期的なビジネス投資としても優れたコストパフォーマンスを発揮します。
4K動画撮影に「SanDisk 256GB SDXCカード」が必須となる4つの理由
高ビットレートの4K映像を余裕で保存できる256GBの大容量
FDR-AX700は、100Mbpsという高ビットレートでの4K(XAVC S 4K)記録に対応しており、これにより圧倒的な情報量を持つ高精細な映像を生み出します。しかし、高画質である反面、データ容量は非常に大きくなります。ここで必須となるのが、「SanDisk 256GB SDXCカード」のような大容量記録メディアです。256GBの容量があれば、最高画質の4K 100Mbps設定でも約5時間以上の連続記録が可能となります。
イベントの全編収録や、こまめなデータバックアップが難しい屋外ロケなどにおいて、記録メディアの容量不足は致命的なトラブルに直結します。256GBという十分な余裕を持つSDXCカードを使用することで、撮影中のメディア交換の手間を省き、データ溢れによる録画停止のリスクを完全に排除できます。大容量カードは、プロの現場における心理的な負担を軽減する重要な要素です。
コマ落ちを防ぐサンディスク(SanDisk)製カードの高速書き込み性能
4K動画撮影において容量と同じく重要なのが、SDカードの「書き込み速度」です。カメラから送られてくる膨大な映像データをリアルタイムで記録メディアに書き込む際、速度が不足していると録画が突然停止したり、映像にコマ落ち(フレームドロップ)が発生したりする危険があります。サンディスク(SanDisk)のプロ向けSDXCカードは、UHSスピードクラス3(U3)やビデオスピードクラス30(V30)といった厳しい規格をクリアしており、最低30MB/秒の連続書き込み速度を保証しています。
この安定した高速書き込み性能により、FDR-AX700の最高ビットレートである100Mbps(約12.5MB/秒)のデータ転送を余裕で処理できます。さらに、スローモーションやクイックモーションといった特殊な撮影モードにおいても、バッファ詰まりを起こすことなく確実な記録を約束します。世界中のプロフェッショナルから選ばれるサンディスクの技術力が、映像データの安全な保存を支えています。
業務用撮影の重要なデータを守る高い耐久性と信頼性
ビジネス用途の撮影において、記録されたデータはクライアントの資産であり、メディアの故障によるデータ消失は絶対に許されません。SanDisk 256GB SDXCカードは、過酷な環境下での使用を想定した厳格な耐久テストをクリアしており、耐衝撃性、耐温度性、防水性、耐X線性に優れた堅牢な設計が施されています。
真夏の屋外ロケや寒冷地での撮影、さらには空港のX線検査など、メディアにとって過酷な状況下でも、内部のフラッシュメモリーを確実に保護します。また、FDR-AX700はSDカードスロットを2基搭載(デュアルスロット)しており、2枚のSDカードへの同時記録(バックアップ録画)や、1枚目が一杯になったら自動で2枚目に切り替わるリレー録画が可能です。高信頼性のサンディスク製カードをデュアルで使用することで、データ保護のセキュリティレベルを最高限度まで高めることができます。
撮影後のPCへのデータ転送作業を効率化する高速読み出しスピード
動画制作のワークフローは、撮影して終わりではありません。撮影後には、数百ギガバイトに及ぶ巨大な映像データをパソコンや編集用ストレージに転送する作業が待っています。SanDisk 256GB SDXCカードは、最大200MB/秒(対応カードリーダー使用時)に達する驚異的な読み出し速度を誇り、このデータ取り込みの時間を劇的に短縮します。
- 編集作業への移行がスムーズになり、納品までのリードタイムを短縮
- 現場での即日プレビューやバックアップ作業が短時間で完了
- PCの占有時間を減らし、他のクリエイティブな作業にリソースを集中可能
このように、高速な読み出し性能は、ポストプロダクション業務の効率化に直結し、限られた時間の中で最大の成果を求められるプロのビジネス現場において、非常に大きな価値を提供します。
FDR-AX700・大容量バッテリー・SDカードのセットがもたらす4つの相乗効果
機材選定の手間を省き即日稼働できるカメラセットの強み
プロの動画撮影を始める際、カメラ本体だけでなく、それに適合する最適なアクセサリーを選定するには専門的な知識と時間が必要です。「SONY FDR-AX700 / SONY NP-FV100A / SanDisk 256GB SDXCカードセット」は、業務用ビデオカメラとしての性能を最大限に引き出すために不可欠なアイテムが最初から揃っているため、機材選定の迷いや互換性の確認といった手間を完全に省くことができます。
このカメラセットを導入することで、手元に届いたその日から即座にプロレベルの4K撮影プロジェクトを始動させることが可能です。機材手配にかかるリソースを削減し、企画や演出、クライアントとの打ち合わせといった本来注力すべきコア業務に時間を割くことができるため、ビジネスのスピードと効率を大幅に向上させる強力なソリューションとなります。
ソニー(SONY)純正バッテリーによる安定した電力供給とシステム連携
サードパーティ製の互換バッテリーが市場に多く出回る中、あえてソニー(SONY)純正のNP-FV100Aをセットアップに組み込む最大の理由は、カメラ本体との完全なシステム連携と安全性の確保にあります。純正バッテリーはFDR-AX700の電力管理システムと完璧に通信し、前述のインフォリチウム技術による正確な残量表示を実現するだけでなく、電圧の変動に対する保護回路も最適化されています。
非純正品を使用した場合に起こり得る、突然の電源断やカメラ本体へのダメージといった致命的なリスクを排除できることは、業務利用において極めて重要です。純正品同士の組み合わせによる安定した電力供給は、長時間の連続撮影においてもシステムの挙動を極めて安定させ、撮影現場での不要なトラブルシューティングからオペレーターを解放します。
長時間録画と大容量保存の組み合わせによる撮影中断リスクの回避
大容量バッテリー「NP-FV100A」と大容量メディア「SanDisk 256GB SDXCカード」がセットになることで得られる最大の相乗効果は、「撮影を止めなくてよい」という究極の安心感です。バッテリーの持ち時間とSDカードの録画可能時間がバランスよく長大化することで、数時間に及ぶイベントや講演会でも、途中でカメラを止めてメディアやバッテリーを交換するリスクを回避できます。
例えば、途切れることなく進行する舞台演劇や、長時間の定点観測撮影などでは、数分の撮影中断が致命的な録画漏れに繋がります。この最強のカメラセットは、電力とストレージの両面から長時間の連続稼働を保証し、オペレーターがカメラの残容量を気にすることなく、被写体の動きや構図の調整に100%の集中力を注げる環境を提供します。
企業VPやイベント収録など多様なビジネスシーンでの高い対応力
このカメラセットが持つ「高画質」「長寿命」「大容量」という3つの柱は、多種多様なビジネスシーンにおいて極めて高い適応力を発揮します。1.0型CMOSセンサーとファストハイブリッドAFによるシネマティックな描写は、企業のブランドイメージを高めるプロモーションビデオ(VP)制作に最適です。
また、内蔵NDフィルターや大容量バッテリーのスタミナは、屋外での過酷なロケや長丁場のスポーツイベント収録においてその真価を発揮します。さらに、デュアルスロットとSanDisk製SDXCカードの組み合わせによる堅牢なデータ管理は、絶対に失敗できないウェディング撮影や重要な記者会見の記録において、確実な成果を約束します。どのような現場に持ち込んでも期待以上のパフォーマンスを発揮する汎用性の高さが、このセットの最大の魅力です。
最強カメラセットをビジネス現場で最大限に活用する4つの実践テクニック
ファストハイブリッドAFを活用した効率的なワンマンオペレーション
FDR-AX700をワンマンオペレーションで運用する際、ファストハイブリッドAFの高度な設定を使いこなすことで、撮影の効率とクオリティを飛躍的に向上させることができます。まず、AFの「追従感度」と「駆動速度」を撮影シーンに合わせて調整することが重要です。例えば、動きの激しいスポーツ撮影では駆動速度を「高速」に設定し、インタビュー撮影などでは「標準」または「低速」にすることで、自然で滑らかなピント送りを実現します。
さらに、液晶モニターのタッチ操作を利用して、ピントを合わせたい被写体を直感的に選択する「タッチフォーカス」機能を活用すれば、複数の人物が交差するような複雑なシーンでも、狙った対象を確実に捉え続けることができます。これにより、フォーカス操作にかかる負担を大幅に軽減し、ワンマンでも構図や露出の調整にリソースを振り分けることが可能になります。
内蔵NDフィルターを駆使したシネマティックな映像表現の手法
内蔵NDフィルターは、単なる露出オーバーを防ぐためのツールではなく、積極的な映像表現のための強力な武器となります。屋外の明るい環境下でシネマティックな映像を撮影する場合、シャッタースピードをフレームレートの2倍(例えば24p撮影時は1/50秒、30p時は1/60秒)に固定し、適度なモーションブラー(動体ブレ)を残すのがセオリーです。
このシャッタースピードを維持したまま、被写界深度を浅くして背景を美しくぼかしたい場合(絞りを開ける場合)、光量が多すぎて白飛びしてしまいます。ここで内蔵NDフィルターを1/16や1/64に切り替えることで、適切な露出を保ちながら、絞りを開放付近に設定することが可能になります。このテクニックをマスターすることで、FDR-AX700の1.0型センサーとZEISSレンズが持つポテンシャルを最大限に引き出し、映画のような奥行きのある映像を自在に生み出すことができます。
SanDisk 256GB SDXCカードを用いた安全かつ確実なデータ管理手順
業務用の撮影データを安全に管理するためには、SanDisk 256GB SDXCカードの特性を活かした確実な運用ルールを設けることが不可欠です。まず、撮影前には必ずカメラ本体(FDR-AX700)のフォーマット機能を使用してSDカードを初期化し、ファイルシステムを最適な状態に保ちます。PCでのフォーマットは予期せぬエラーの原因となるため避けるべきです。
次に、デュアルスロットを活用したバックアップ体制の構築です。重要な案件では、スロットAとスロットBに同じSanDisk 256GB SDXCカードを挿入し、「同時記録モード」に設定します。これにより、万が一一方のカードに物理的なトラブルが発生しても、もう一方のカードに完全に同じデータが保存されているため、データ消失のリスクをゼロに近づけることができます。撮影後は、高速読み出し性能を活かして速やかに複数のストレージにデータをコピーし、3-2-1バックアップルール(3つのコピー、2つの異なるメディア、1つのオフサイト保管)を徹底することがプロの鉄則です。
NP-FV100Aのスタミナを活かした長丁場のイベント撮影マネジメント
大規模なカンファレンスや音楽ライブなど、数時間に及ぶイベント撮影において、NP-FV100Aの圧倒的なスタミナを最大限に活かすためのマネジメント手法を紹介します。まず、リハーサルや準備段階では小容量のバッテリーを使用し、本番開始の直前にフル充電されたNP-FV100Aに交換することで、本番中の稼働時間を最大化します。
また、カメラ側の省電力設定も併用することが効果的です。例えば、長時間の定点撮影でファインダーを使用しない場合は、液晶モニターの明るさを適切に下げ、不要なWi-Fi接続やNFC機能をオフにすることで、バッテリーの消費をさらに抑えることができます。インフォリチウム技術による正確な残量表示を常にモニタリングし、プログラムの切れ目や休憩時間など、安全にバッテリーを交換できるタイミングを事前にタイムテーブルに組み込んでおくことで、トラブルのない完璧な収録マネジメントが実現します。
よくある質問(FAQ)
FDR-AX700の4K撮影において、SDカードのスピードクラスはどのレベルが必要ですか?
FDR-AX700で最高画質である4K 100MbpsのXAVC S形式で記録する場合、SDカードは「UHSスピードクラス3(U3)」または「ビデオスピードクラス30(V30)」以上の性能が必須となります。本記事で推奨しているSanDisk 256GB SDXCカードはこれらの規格をクリアしており、コマ落ちや録画停止のリスクなく、安全かつ安定した高ビットレート撮影が可能です。
NP-FV100Aバッテリーの充電にはどれくらいの時間がかかりますか?
大容量バッテリーであるNP-FV100Aをカメラ本体に接続してUSB充電した場合、環境にもよりますがフル充電までに数時間(約5〜6時間程度)を要します。業務用の現場で効率よく運用するためには、別売りのソニー純正急速バッテリーチャージャー(AC-VQV10など)を使用することを強く推奨します。これにより充電時間を大幅に短縮でき、予備バッテリーのローテーションもスムーズに行えます。
FDR-AX700は暗い室内での撮影にも適していますか?
はい、非常に適しています。FDR-AX700は受光面積の広い1.0型CMOSセンサー「Exmor RS」と、ノイズ処理に優れた映像エンジン「BIONZ X」を搭載しているため、一般的な小型センサーのハンディカムと比較して、暗所でもノイズの少ないクリアな映像を記録できます。結婚式の披露宴会場や照明の暗いイベントホールなど、光量が限られた現場でもプロ仕様の高画質を維持します。
内蔵NDフィルターは自動で切り替わりますか、それとも手動ですか?
FDR-AX700の内蔵NDフィルターは、本体後方にある物理スイッチを使用して手動(マニュアル)で切り替える仕様です。クリア(オフ)、1/4、1/16、1/64の4段階から、撮影環境の明るさや意図する被写界深度に合わせて撮影者が直感的に選択します。カメラが露出オーバーを検知した際に画面上にNDフィルターの使用を促すアイコンが表示されるため、初心者でも迷わず適切な設定が可能です。
SanDisk 256GB SDXCカードでフルHD(1920×1080)撮影をした場合、録画時間はどのくらいになりますか?
フルHD(XAVC S HD)の標準的なビットレートである50Mbpsで撮影した場合、256GBのSDXCカードでは約10時間以上の連続録画が可能です。4K撮影(100Mbps)時の約2倍の録画時間を確保できるため、画質よりも長時間の記録が優先されるセミナー収録や監視用途などにおいて、メディア交換の手間を極限まで減らすことができます。
