照明メーカー NANLITE(ナンライト) 公式チャンネルのライティング解説シリーズ、第2弾のまとめです。今回のテーマは「窓を背景にした逆光のインタビュー撮影」。前回(カフェ〈001〉)とアングルを変え、いちばん撮りにくい逆光シチュエーションにどう挑むかが分かる、実践的な内容です。
解説はNANLITE日本公式アンバサダーの鈴木佑介氏。窓を背にして逆光になる状況を、鈴木氏いわく「完全に物量勝負」のライティングで攻略していきます。
この動画でわかること
- 窓が背景=逆光になるときの照明の組み立て方
- 外光(自然光)の照度に室内側を合わせていくバランス調整の考え方
- ライトが窓に映り込まないようにする「高さ」の工夫
ライティングの組み立て(動画の流れ)
まずは全消灯。いちばん明るい光源は外の光で、上手(かみて=画面左奥)側から光が回り込んでいる状態からスタートします。
- ① キーライト:上手側から、FC-500B+60cmソフトボックスをキーとして当てる。光の方向性をまず作る。
- ② ふわっと回す光:隣に置いた65cmランタン(提灯型ディフューザー)付きの500Bを点灯。上手からの光をきれいに回して見せる。
- ③ カメラ横のフィル:カメラ横にパラボリック90cmソフトボックスを低め(フット気味)に設置。高く上げると窓に映り込むため、あえて高さを下げ、人物の影で機材を隠す。
- ④ カウンター奥の作り込み:本来は光がない奥側にも光を足し、画面全体の立体感を整える。
いちばんの学びどころ
ポイントは2つ。1つは外光は天気で変動すること。曇りで明るくなったり暗くなったりするため、その都度レベル(明るさ)を合わせ込む必要があります。もう1つは窓への映り込み対策。逆光=背景に窓がある構図では、ライトスタンドやソフトボックスが窓ガラスに映りやすいので、高さを下げて人物の陰に隠す——という現場のリアルな工夫が語られています。
「高さ上げちゃうと窓に映り込んできちゃうんですよ。なので、ちょっと高さを下げて人物の影で隠してます」
使用機材(動画概要より)
- FC-500B(60cmソフトボックス/65cmランタン)
- FC-300B
- FC-120B
- PavoSlim 60CL
- パラボリック90cmソフトボックス など
まとめ
逆光のインタビューは、光を「足して」窓の外と室内の明るさを近づけるのが基本。さらに、機材が窓に映り込まないよう高さでコントロールする——この2点を意識するだけで、難しい逆光シーンも破綻なく撮れるようになります。
使用機材のレンタル
この動画で使われている NANLITE 機材のうち、パンダスタジオレンタルで取り扱いのあるものはこちらからレンタルできます。
→ FC-500B のレンタル:
→ FC-300B のレンタル:
→ FC-120B のレンタル:
→ PavoSlim 60CL のレンタル:
このライティング、なぜ「借りて試す」のが向いているか
多灯ライティングは、スペック表だけでは現場での使い勝手が分かりにくいタイプです。明るさは足りるのか、色はきれいに混ざるのか、ソフトボックスやスタンド込みでこのセットに置けるサイズ感か——こうした「置いてみて初めて分かる」部分は、買う前に一度レンタルで試しておく価値があります。
この機材・このやり方が向いている人・現場
- カフェ・オフィス・応接間など「ロケ風の室内」でインタビューや対談を撮りたい人
- 照明部やDITなしで、内製チーム・個人で人物を撮ることが多い人
- 窓・外光のある現場で、自然なミックス光を作りたい映像制作者
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まずは主役の FC-500B から:
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出典:NANLITE JAPAN 公式チャンネル「〈002〉NANLITE カフェインタビュー撮影のライティングテクニック その2」
動画:https://www.youtube.com/watch?v=phD-8XpofXM
チャンネル:NANLITE JAPAN(公式アンバサダー:鈴木佑介 氏)
※本記事はNANLITE公式動画の内容を当社スタッフがまとめ・要約したものです。機材名は動画概要欄の表記に基づきますが、最新情報は公式サイトでご確認ください。
