韓国KOBA Show 2026を歩いてきた。日本の展示会とはちょっと違う、でも妙に熱い。

展示会の訪問記

韓国の展示会、正直ちょっとなめてました。
いや、もちろんKOBA Showという名前は知っていました。
放送・映像・音響・照明系の展示会で、韓国ではかなり大きいイベントだということも分かっていました。

でも、実際にソウルのCOEXに着いて、会場に入って、Bホール、Cホール、Dホールと歩いてみると、思っていたよりずっと面白い。

「日本の展示会と似ているところ」と、
「いや、これは韓国っぽいな」というところが、かなり混ざっている。

今回パンダスタジオでは、KOBA Show 2026の現地取材として、まず会場全体をざっくり歩いてきました。
この記事では、会場練り歩き動画3本分をまとめて、現地の雰囲気をざっくり紹介します。


まずはBホール。オーディオ、ライティング、舞台系の空気が強い

最初に入ったのはBホールです。

KOBA Showは、B・C・Dの複数ホールを使って開催されていました。
Bホールは、看板にも「Audio & Lighting」といった雰囲気があり、どちらかというとオーディオ機器、舞台照明、LED、スモークマシン、舞台演出系の展示が多い印象でした。

歩いていてまず目についたのは、LED関連の展示です。

シースルーLEDのようなものがあったり、舞台用のLEDパネルが吊られていたり、照明が動いていたり。
日本の映像機材展でよく見るカメラ・スイッチャー・配信機材中心の空気とは少し違って、もう少し「舞台」「演出」「イベント施工」に近い感じがあります。

それから、映画館の椅子のような展示もありました。
これがちょっと面白い。

「映像機材展」と聞いて想像するものだけではなく、空間そのもの、イベント会場そのものを構成するようなものも混ざっている。
このあたりは、日本の展示会ではあまり見ない組み合わせかもしれません。

オーディオ系では、いろいろなブランドを扱っている代理店ブースのようなところもありました。
字幕上では「ヒビノグループ」と読める場面もあり、韓国の展示会で日本でもおなじみの名前が出てくるのは、ちょっと面白いところです。


来場者が若い。これはかなり印象的だった

Bホールを歩いていて、もうひとつ印象に残ったのが、来場者の年齢層です。

全体的に若い人が多い。
学生さんっぽい方も多く、女性の来場者もかなり目立ちました。

映像・放送機材系の展示会というと、日本ではどうしても業界関係者、技術者、メーカー担当者、制作会社の人たちが中心になりがちです。
もちろんKOBA Showも業界向けの展示会ではあるのですが、会場の雰囲気としては、もう少し若い人たちが自然に歩いている感じがありました。

これは、韓国の映像・配信・クリエイター文化の裾野の広さと関係しているのかもしれません。

あと、会場内にコーヒーを飲むブースやカフェ的な空気があるのも韓国らしい。
韓国は本当にカフェ文化が強いので、展示会場の中でも「コーヒーを飲む場所」が自然に存在している感じがありました。


C・Dホールへ。ここから一気に映像機材っぽくなる

次に向かったのがCホール、Dホールのあるフロアです。
最初は2階かなと思っていたのですが、どうやら3階。エスカレーターを上がっていくと、ここから一気に映像系メーカーの空気が強くなります。

入ってすぐに目についたのが、SIRUIのブース。
中国系のレンズメーカーとして、日本でもかなり見かけるようになってきたメーカーです。

このあたりから、カメラ周辺機器、レンズ、マイク、映像伝送、エンコーダー、照明アクセサリーなど、いわゆる映像制作・配信まわりの展示が増えてきます。

小さなブースがぎゅっと並んでいて、その中にクレーンやリグ、マイク、ケーブル、照明などが詰め込まれている。
この「密度が高い感じ」は、KOBA Showの面白さのひとつでした。


BOYA、Saramonic、Hollyland、Kiloview。おなじみのメーカーが普通にいる

C・Dホールを歩いていると、日本でもパンダスタジオのお客様におなじみの名前がどんどん出てきます。

BOYA。
Saramonic。
Hollyland。
Kiloview。

BOYAのマイクがその場で売られているような展示もありました。
展示会で販売もしているんですね。ここはちょっと日本の展示会とは違う雰囲気です。

SaramonicはBOYAと同じグループのブランドとして、パンダスタジオでもマイク関連でよく出てくる名前です。
実機が並んでいて、実際に触れたり見たりできるのは、やはり展示会の良さです。

Hollylandのブースはかなりにぎわっていました。
ワイヤレス映像伝送やライブ配信まわりでは、日本でも利用者が増えているメーカーです。
会場でも人が多く、注目度の高さを感じました。

Kiloviewもありました。
パンダスタジオでも、エンコーダーやボンディングエンコーダーの文脈でおなじみのメーカーです。
こういうメーカーが韓国の展示会でも普通に存在感を出しているのを見ると、アジア圏の映像・配信機材市場がかなり近くなっている感じがします。


SMDVの社長に遭遇。展示会はこういう偶然があるから面白い

途中で出てきたのがSMDVです。

SMDVは韓国のメーカーで、昔から撮影機材まわりでは知っている人も多いブランドです。
以前はホットシューアダプターなどの印象が強かったのですが、最近はワンタッチ系のソフトボックスでも日本で人気があります。

動画の途中では、SMDVの社長さんらしき方と挨拶する場面もありました。

こういうの、展示会っぽくて良いですよね。
歩いていたら知っているメーカーの人がいて、挨拶が始まって、撮影が一回止まる。

きれいに編集された展示会レポートもいいですが、こういう「現場で起きたことがそのまま映っている感じ」は、個人的にはかなり好きです。


Blackmagic Designブースは、やっぱり人が多い

そして、会場練り歩き3本目で登場するのがBlackmagic Designのブースです。

やっぱり広い。
このエリアの中では、かなり大きいブースに見えました。

ブース内には、DaVinci Resolveの講習コーナーや、テストシューティングのコーナーがありました。
来場者もかなり多く、やはり皆さん関心があるのはDaVinci Resolveの新機能や、Blackmagic Cameraまわりの展示のようです。

面白かったのは、iPhoneのBlackmagic Cameraアプリに、ズームデマンドやフォーカスデマンドを組み合わせた展示があったことです。

Blackmagic Cameraアプリは、スマートフォンを単なる記録用カメラではなく、かなり本格的な映像制作の入り口にしてしまう存在です。
そこにズームデマンド、フォーカスデマンドを組み合わせる展示は、スマホ撮影とプロ機材の境目がどんどん曖昧になっている感じがして、非常に今っぽい。

このあたりは、パンダスタジオとしても引き続き追いかけたいところです。


SONY、Panasonic、LUMIX。ブースの作り方にも個性が出る

Blackmagicの次に見えてきたのがSONYのブースです。

動画内でも触れていますが、ブースの雰囲気がかなりおしゃれ。
「カフェみたい」という言い方が出ていましたが、たしかに機材をただ並べるだけではなく、ブランドの世界観を見せる作り方になっていました。

その隣にはPanasonicブース。
LUMIX関連の展示もありました。

このあたりは、日本のメーカーでもありますが、韓国の展示会でどう見せているのかを見るのはなかなか面白いです。
同じメーカーでも、国内展示会と海外展示会では見せ方が違うことがあります。

展示会を見るときは、製品そのものだけでなく、ブースの作り方、導線、説明員の立ち方、来場者の集まり方まで見ると、かなり勉強になります。


大きなクレーンやレール機材が、かなり近い距離で置かれている

KOBA Showを歩いていて面白かったのが、大きなクレーンやレール機材の展示です。

しかも、それがかなりコンパクトなブースに、所狭しと置かれている。

日本の展示会だと、安全面やスペースの問題もあって、大型機材はある程度ゆったり見せる印象があります。
でもKOBA Showでは、わりと近い距離感で大物機材が並んでいる。

これは迫力がありました。

室内で大きなクレーンが置かれていて、その横を来場者が普通に歩いていく。
この密度感は、動画で見てもかなり面白いところです。


DJIブースも人が多い。韓国でもドローン・撮影機材への関心は高そう

会場中央あたりにはDJIのブースもありました。

ここもかなり人が多い。
ドローン、ジンバル、カメラまわりの製品は、やはりどこの国でも注目度が高いですね。

動画内では「韓国はドローン飛ばせるんですか?規制は?」というような会話も出ていました。
結論としては、日本と同じように規制はあるようです。

機材そのものだけではなく、「その国でどう使われるのか」「規制や運用はどうなのか」まで含めて見ると、海外展示会の見方は少し変わってきます。


全体として、規模は巨大すぎない。でも密度が高い

ここまでBホール、Cホール、Dホールと歩いてみて感じたのは、KOBA Showは「ものすごく巨大」というより、密度が高い展示会だということです。

もちろん韓国では大きな展示会です。
ただ、NAB Showのようなとんでもない規模感というよりは、現実的に歩き回れるサイズ感の中に、映像・放送・音響・照明のメーカーがぎゅっと詰まっている印象でした。

だからこそ、歩いていて見やすい。
そして、ブース同士の距離が近いので、偶然の発見も多い。

「あ、ここにHollylandがある」
「あ、Kiloviewもいる」
「あ、SMDVの社長だ」
「あ、Blackmagicのブースはやっぱり人が多い」

こういう小さな発見が連続していく感じです。


日本の展示会と似ている。でも、ちょっと違う

KOBA Showを歩いていて一番面白かったのは、日本の展示会とかなり似ているのに、どこか違うところです。

メーカーは同じ。
製品ジャンルも近い。
映像、配信、音響、照明という大きな枠組みも同じ。

でも、会場の空気、来場者の年齢層、ブースの密度、販売のされ方、大型機材の置かれ方、コーヒー文化の入り方がちょっと違う。

この「ちょっと違う」が、海外展示会の面白さだと思います。

日本で普段見ている機材も、韓国の展示会で見ると、少し違って見える。
同じHollylandでも、同じBlackmagicでも、同じDJIでも、現地の人の集まり方やブースの熱量を見ることで、また別の印象が出てきます。


個別ブース編も順次公開予定です

今回の動画は、まず会場全体をざっくり歩いた練り歩き編です。

このあと、Fika Clip、SidusLinkPro、Godox、Deity、Hollylandなど、個別ブースのレポートも順次まとめていく予定です。

特にSidusLinkProは、Aputure製品そのものというより、照明コントロールアプリの新バージョンとして見るのがポイントです。
3Dビジュアライザーの追加など、現場で照明を組む人にとってはかなり面白い方向に進んでいます。

Deityのフィールドレコーダーや、Hollylandの展示も、映像制作・配信の現場目線で見ると気になるところが多そうです。


まとめ:KOBA Show、思ったより現場感があって面白い

KOBA Show 2026をざっくり歩いてみて感じたのは、
「韓国の映像・放送・配信まわり、かなり元気だな」
ということです。

Bホールではオーディオ、ライティング、舞台系の展示。
C・Dホールでは映像制作、カメラ、マイク、エンコーダー、配信、照明、ドローンまわりの展示。
そして、Blackmagic、SONY、Panasonic、DJIといった大手から、Hollyland、Kiloview、SIRUI、BOYA、Saramonic、SMDVのような実用機材メーカーまで、かなり幅広く見ることができました。

日本の展示会とは少し違う。
でも、現場で使う人間からするとかなり近い。

この距離感が、KOBA Showの面白さかもしれません。

パンダスタジオでは、引き続きKOBA Show 2026の現地レポートを公開していきます。
映像制作、ライブ配信、スタジオ構築、機材レンタルの目線で、気になった製品やブースを紹介していきますので、ぜひ続きもご覧ください。

本記事はAIが作成したものをもとに、PANDA TIMES編集部が加筆・修正、編集を加えて作成しています。リンク経由のレンタルや購入で収益を得る場合があります。

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パンダスタジオの創業メンバーの1人。東京都立産業技術大学院大学で修士号を取得。電気通信大学大学院、熊本大学大学院、グロービス大学院でも学ぶ。PANDASTUDIO.TVでは、主に、BlackMagic Design製品を担当しスタジオ構築や配信を担当。

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