大口径の標準ズームといえば24-70mm F2.8。でも、24-70を付けたカメラを一日首から下げていると、だんだん肩に食い込んできます。この動画を見て、「70mmまで要らないなら、半分の重さで済むのか」と気づかされました。
前半は、ケンコー・トキナーの田原さんが、2015年のトキナー一眼レフ用標準ズームAT-X 24-70mm F2.8 PRO FXを振り返る内容です。後半は、トキナーが標準ズームを作っていない今、ケンコーが代わりに勧めるミラーレス用のSAMYANG AF 24-60mm F2.8 FEの紹介に移ります。
※この動画はパンダスタジオの動画ではありません。ケンコー・トキナーのデモンストレーター田原栄一さんのチャンネルの公開動画(メーカー社員による製品紹介・#pr表記あり)を、参考になった動画として紹介しています。
見どころは5分20秒すぎ。AT-X 24-70の仕様表を見たあとに、SAMYANG 24-60の仕様表へ切り替わる場面です。1kgを超えるレンズのあとに「わずか494g」と読み上げられると、同じF2.8の標準ズームでここまで違うのかと実感します。
動画の後半で紹介されるSAMYANG AF 24-60mm F2.8は、パンダスタジオレンタルで取り扱いがあります。
→ SAMYANG AF 24-60mm F2.8:
AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX:重くても性能にこだわった時代
2015年、ニコンの3,000万画素を超えるカメラが出た時代に、その解像度に合わせて性能にこだわって作ったのがAT-X 24-70 PRO FXだった、と動画では説明していました。ガラスモールド非球面を3枚、超低分散ガラスを3枚。空の青の再現を「トキナーブルー」とアピールしていた時代で、フィルター径は82mm、重さは1kgを超えていました。
「とにかく重くても性能にこだわるぞといった時代でありました」という言い方が印象的でした。2020年前後に各社がプロ用ミラーレスを出して一気に切り替わる前の、一眼レフが主流だったころのレンズです。最短撮影距離は0.38mで、その前のAT-X 28-80(0.5m)よりは寄れるようになった、とのこと。
SAMYANG AF 24-60mm F2.8 FE:70mmを捨てて半分以下の重さに
トキナーは今、標準ズームを作っていません。そこでケンコーが扱う大口径標準ズームとして紹介されたのが、シュナイダー・クロイツナッハとSAMYANGの協業で作られたAF 24-60mm F2.8 FEです。
望遠端が60mmで短いのは「デメリットのようにも見えますが、なんせ軽さを追求しています」。重さは494g。AT-X 24-70と比べると半分以下です。さらに、広角側では0.18mまで寄れるのが新しいレンズの強みだ、と話していました。
2本を並べるとこうなる(動画内の説明から)
| トキナー AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX | SAMYANG AF 24-60mm F2.8 FE | |
|---|---|---|
| マウント | 一眼レフ用(ニコンF/キヤノンEF) | ミラーレス用(ソニーE) |
| 重さ | 1kgを超える | 494g |
| 最短撮影距離 | 0.38m | 広角0.18m/望遠0.32m |
| フィルター径 | 82mm | 72mm |
| 望遠端 | 70mm | 60mm |
| パンダスタジオレンタル | 取り扱いなし(旧製品) | 取り扱いあり |
60mmと70mmの差を取るか、半分の重さと広角での寄りを取るか。旅行や一日中歩くスナップなら、後者の割り切りが効いてくると思います。逆に70mmまで欲しい人は、同じSAMYANGのAF 24-70mm F2.8 FEもパンダスタジオレンタルで扱っています。
→ 70mmまで欲しいなら:
この機材が向いていそうな人・現場
- α7系に純正の24-70 F2.8 GMを付けて旅行に行き、2日目からカメラをホテルに置いて出かけるようになった人
- 料理や商品を寄って撮りつつ、そのまま店内全景も撮りたい飲食店のSNS担当。24mm側0.18mの寄りが効きます
- ジンバルに載せる動画用の標準ズームを探していて、重さでバランスが取れずに困っているワンマン撮影者
レンタルで試す価値があるところ
60mmで足りるかどうかは、自分の撮り方次第です。ポートレートで70mmを多用する人には物足りないかもしれないし、街歩きなら60mmで十分かもしれない。重さの差も、数字より「一日持ち歩いたときの疲れ方」で感じるものです。
24-60と24-70の両方をパンダスタジオレンタルで扱っているので、同じ日に撮り比べることもできます。どちらを買うか迷っている人ほど、借りて比べる価値があります。
SAMYANG AF 24-60mm F2.8 のレンタルはこちら
→ SAMYANG AF 24-60mm F2.8:
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→ 新着機材一覧
📦 「なんせ軽さを追求しています」。
70mmを手放して得た半分の重さが、自分の撮影に合うかどうか。一日持ち歩いて確かめてみてください。
