トキナーのレンズを調べると、標準ズームが見当たりません。代わりに並んでいるのは、8mmの魚眼、11mmスタートの超広角、そして300mm・600mm・900mmの超望遠。動画の最後で、ケンコー・トキナーの田原さんは「超広角とか超望遠とか、”超”がつくラインナップだけを今作ってるメーカー」と話していました。
この動画は、ケンコー・トキナーのホームページを見ながら、現行のトキナーレンズを順番に確認していく内容です。メーカーの人の目線で「このレンズはここが特徴」と整理してくれるので、どれを借りてみるか迷っている人のガイドとしてちょうどいいと感じました。
※この動画はパンダスタジオの動画ではありません。ケンコー・トキナーのデモンストレーター田原栄一さんのチャンネルの公開動画(メーカー社員による製品紹介・#pr表記あり)を、参考になった動画として紹介しています。
見どころは5分すぎ、SZ PROシリーズのサイズ比較の画面です。300mm・600mm・900mmが並んでいて、300mmは「交換レンズの小さいやつよりも短い」と言われるほど。超望遠と聞いて想像する大きさとはまったく違います。
動画で紹介されている現行トキナーのうち、超広角ズームのatx-m 11-18mm F2.8は、パンダスタジオレンタルで取り扱いがあります。
→ atx-m 11-18mm F2.8:
超広角:8mm魚眼と、11mmスタートのF2.8ズーム
一番ワイドなのはSZ 8mm F2.8 FISH-EYE MF。APS-C用の対角魚眼で、動画ではフードを外してフルサイズのα7に付けると「円周魚眼風」になる、という使い方にも触れていました。完全な円周にはならず、上下が少し欠けるそうです。
魚眼ではない超広角だと、11mmスタートが一番ワイド。ミラーレス用のatx-m 11-18mm F2.8 Eは、一眼レフ用のAT-X 11-20より一回り小さくできた理由として「ズームでレンズ前面が前後する構造にした」と説明されていました。11mm側で前に出て、18mm側で引っ込むタイプです。
→ 魚眼を試すなら:
超望遠:SZ PROシリーズの300・600・900mmと、500mm
望遠側は、標準域を飛ばしていきなり300mmから始まります。動画で特に時間を割いていたのが、反射光学系(レフレックス)を使ったSZ PROシリーズ。APS-C専用・マニュアルフォーカスで、300mmが235g、600mm F8が545g、900mmでも725gと説明されていました。
マニュアルフォーカスにしている理由も話していて、ミラーレスのマウントに合わせて作るだけで済み、AFを機種ごとに専用設計するとコストが上がる、だから「コンパクトかつ写りがいいというメリットを生かしつつ手軽に作る」ためだそうです。メーカーの事情まで聞けるのは、この動画ならではでした。
フルサイズ対応はSZ 500mm F8(と、2倍エクステンダー付きの400mm)。マウント交換式のTマウント構造で、一眼レフにもミラーレスにも使えるようにしてある、とのことです。
超望遠の4本を比べるとこうなる
| レンズ | 対応 | 動画内の説明 | パンダスタジオレンタル |
|---|---|---|---|
| SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF | APS-C | 235g。交換レンズの小さいものより短い | 取り扱いあり |
| SZ 600mm PRO Reflex F8 MF CF | APS-C | 545g | 取り扱いあり |
| SZ 900mm PRO Reflex F11 MF CF | APS-C | 725g。900mmとは思えない軽さ | 取り扱いあり |
| SZ 500mm F8 Reflex MF | フルサイズ | Tマウント式でマウント交換可 | 取り扱いあり |
→ まず1本なら一番小さい300mmから:
もう1本の「超」:100mmマクロ FiRIN
動画の終盤で「もう1本だけ」と付け足されたのがFiRIN 100mm F2.8 FE MACRO。広く写すか、超望遠で引きつけるか、マクロですごく近づくか。どれもキャラクターが強いラインナップだ、というまとめでした。
→ FiRIN 100mmマクロ:
この機材が向いていそうな人・現場
- キットの標準ズームで撮り続けて1年、写真が「どれも同じ画角」に見えてきたAPS-Cミラーレスのユーザー。トキナーの極端な画角は、そこから抜け出すきっかけになります
- 野鳥や月を撮ってみたいが、500mm級の白レンズを担いで歩く体力も予算もない人。SZ PROなら300mmで235gです
- 狭いワンルームや店舗の内観を、引きが取れないまま広く撮りたい不動産・飲食店の担当者。11mmからのF2.8ズームが候補になります
レンタルで試す価値があるところ
超広角も超望遠も、スペック表の焦点距離だけでは「自分に使いこなせるか」が分かりません。8mm魚眼の歪みを面白いと感じるか、マニュアルフォーカスの900mmでピントを追えるか、レフレックス特有のドーナツボケを好きになれるか。どれも一度撮ってみないと判断できない種類のことです。
トキナーは1本ごとに性格がはっきりしているぶん、買って合わなかったときのダメージも大きい。まず1本借りて、週末に撮ってみるのが一番確実だと思います。
トキナーのレンズをレンタルで
→ atx-m 11-18mm F2.8(ホワイトもあります):
用途別に探すなら
トキナーのレンズをまとめて見たい人
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→ 新着機材一覧
📦 「広く写すか、超望遠で引きつけるか、マクロですごく近づくか」。
トキナーの3つの方向から、まず1本。自分の撮りたいものに一番近い「超」を借りてみてください。
