PTZカメラの操作は、たいていジョイスティックです。倒した量で速度が変わり、狙った位置で止めるには慣れが要る。カナダのRemote Camera Technology(RCT)がIBC 2026で見せていたのは、ジョイスティックの代わりに位置そのものを直接操作するシステム。「実際のカメラを操作するような感覚」で、離れた場所のPTZが動きます。
1分ちょっとの短い取材ですが、最後に「日本のInter BEEにも来ますか?」と聞いて「Panasonicブースに出展します」という答えを引き出しています。日本で実機を見られる可能性がある、という情報です。
動画で見てほしいのは操作の手元。ジョイスティックを倒すのではなく、カメラの位置を手で決める動きが映っています。スポーツやライブパフォーマンスのように動く被写体を追うとき、この違いが効くという説明でした。
RCTのシステムは現時点で新規取り扱い候補です。比較の基準になる「いつものジョイスティック操作」は、SONY・Canonの純正コントローラーでいま試せます。
→ ジョイスティック操作の基準に:
「位置を直接操作する」から滑らかに動く
担当者の説明はシンプルです。Panasonic、Sony、CanonのPTZカメラを操作する製品で、ジョイスティックの代わりにこのシステムで位置を直接操作する。位置を直接動かすので滑らかな動きが得られる。カメラが手元にあるように操作できるが、実際のカメラは離れた場所に置ける。スポーツやライブパフォーマンスなど、動く被写体を追う際にも使える。
「制作会社が優れたPTZカメラを活用するうえで、大きな可能性を広げる技術」という言い方をしていました。PTZの画質は年々よくなっているのに、操作系がジョイスティックのままで「動きが機械っぽい」と言われる現場は多い。そこに切り込んだ製品です。
Inter BEEでも見られる(Panasonicブース)
取材班の「日本のInter BEEにもいらっしゃいますか」に、「はい、Panasonicブースに出展します」と即答。11月のInter BEEで実機を触れる可能性が高いので、PTZ運用をしている方は覚えておいてください(出展情報は公開前に確認)。
※RCTのPTZ操作システムは、現時点では新規取り扱い候補として紹介しています。パンダスタジオレンタルでのレンタル開始が決定しているものではありません。商品ページ公開後、この記事にもリンクを追加する予定です。
→ Canonの純正コントローラーと比べるなら:
この機材が向いていそうな人・現場
- ダンスやライブの配信でPTZを使っているが、ジョイスティックの動きが「追いつかない・機械的」と言われている配信オペレーター
- PTZ3台を1人で操作していて、切り替えの瞬間の画角合わせに毎回冷や汗をかいている人
- Inter BEEで新しい操作系を見る前に、いまのジョイスティック操作の限界を把握しておきたい人
レンタルで試す価値があるところ
PTZの操作系は、映像を見ても分かりません。自分の手で動かして、狙った位置で止まるかどうか。RCTの実機はInter BEEまで待つとして、それまでにSONYやCanonの純正コントローラーで「いまの操作で何が不満か」を言葉にしておくと、新しい操作系を触ったときの評価がはっきりします。
用途別に探すなら
PTZコントローラーをメーカー横断で見たい人
Panasonicのリモートカメラ系を見たい人
展示会で見た新製品が入荷したかを確かめたい人
→ 新着機材一覧
欧米系の企業は「日本にまだ参入していない」ことが多い、と前夜編で言っていましたが、RCTはInter BEEに来る側の会社でした。11月に日本で続報が取れれば追記します。
📦 Inter BEEで触る前に、いまのジョイスティックの不満を言葉にしておく。
IBC 2026取材シリーズの動画は、撮れたものから順にPANDASTUDIO TVで公開しています。
→ 新着機材一覧(展示会で見た製品の入荷チェックに)
→ 映像制作・撮影技術のセミナー情報
→ PANDASTUDIO TV でIBC 2026取材動画をチェックする
出典:パンダスタジオ IBC 2026 アムステルダム取材動画「IBC Day1 09 RCT Rough v01 2」(2026年9月11日収録)
※製品名・仕様・発売時期は取材時のブース担当者の説明(字幕)に基づくもので、収録時点の情報です。掲載のレンタル商品は商品一覧(2026年7月版)でIDの実在を確認済みです。
