ROIの説明で一番短くて一番分かりやすかったのが、この1分半の英語動画でした。ブースにカメラが3台、登壇者が3人。ROIをオンにした瞬間にクロスポイントが3つから6つに増える。それだけです。
米国の展示会InfoComm 2026で、AV業界メディアのrAVe [PUBS]がRoland ProAVのカイルさんに話を聞いた「Roland Showcases V-1-4K Video Switcher With ROI Processor For Up to Four Shots」。日本語の解説動画が30分かけて説明していることを、ブースの実機で一言にしています。
※この動画はパンダスタジオの動画ではありません。「rAVe [PUBS]」の公開動画を、参考になった動画として紹介しています。動画は英語です。
40秒過ぎ、パネル登壇者3人の引き画にROIをかけて、引き+登壇者3人それぞれの寄り+残りのカメラ2台で6ソースになる場面。これは動画で見た方が早いです。
Roland V-1-4Kは、パンダスタジオレンタルで取り扱いがあります。パネルディスカッションの配信を控えているなら、リハーサルで1回試す価値があります。
→ Roland V-1-4K:
カイルさんが1分半で言ったこと
英語なので、要点を日本語にしておきます。
- V-1-4KはオールHDMIの4Kスイッチャーで、どの解像度・フレームレートも4K60pまでスケーリングして受けられる
- 2021年に出たV-1HD+の、4K版のプロセッサーという位置づけ
- ブースには3台のカメラ入力。HDMI IN 1の引き画でROIをオンにすると、IN 1が4つのクロスポイントになる
- 結果、3入力から「引き+パネリスト3人の寄り+残り2カメ」の6ソースを選べる
- 「カメラは1台でも、4台分を売れる(You can have one camera but sell four)」
最後の一言が展示会らしくて好きです。レンタルの現場に置き換えると、カメラ1台とV-1-4Kを借りるだけで、4カメ相当の画が作れるという話になります。カメラマンの人数と三脚の本数がそのまま減ります。
持ち帰り:パネルディスカッション(登壇者3人)のROI割り当てテンプレ
ブースの構成をそのまま、自分の現場に当てはめる表にしました。IN 1の引きカメラを登壇者3人が収まる位置に固定し、あとは枠を4つ置くだけです。
| クロスポイント | ソース | 設定の目安 |
|---|---|---|
| 1 | IN 1・ROI 1 | 100%(3人全員が入る引き) |
| 2 | IN 1・ROI 2 | 上手の登壇者に寄り。画質を保つなら200%前後 |
| 3 | IN 1・ROI 3 | 中央の登壇者に寄り |
| 4 | IN 1・ROI 4 | 下手の登壇者に寄り |
| 5・6 | IN 2・IN 3 | 司会カメラ/スライドPCなど、残りの入力 |
→ この配置を試すなら:
日本の解説動画との違い
日本語の解説動画(PRONEWS、システムファイブ、機材屋チャンネル)は、ROIの制約(IN 1限定、フルHDモード限定、200%が画質の基準)まで丁寧に説明しています。この動画にはそこまでの情報はありません。「ROIとは何か」を30秒で理解して、制約は日本語動画で確認する、という順番で見るのが効率的です。
この動画が参考になりそうな人・現場
- 登壇者3〜4人のパネルディスカッションを、カメラ1〜2台で配信しなければならないイベント担当者
- ROIという言葉を初めて聞いて、まず概念だけ知りたい人
- 海外の展示会での見せ方を、自社の機材紹介の参考にしたい人
レンタルで試す価値があるところ
「3カメが6入力になる」は仕組みの話で、実際のパネルディスカッションでは登壇者が身を乗り出したり、席を立ったりします。切り出し枠の中に人が収まり続けるか、iPadで追いかけられるか。ここは自分の会場で登壇者の椅子の間隔を再現して試さないと分かりません。リハーサル日に借りて、本番の配置で枠を4つ作ってみてください。
用途別に探すなら
ローランドのスイッチャーを見比べたい人
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→ 新着機材一覧
📦 「カメラ1台で4台分」を、自分の登壇者で確かめてみてください。
