NANLITE(ナンライト)公式チャンネルのライティング解説シリーズ第5弾のまとめです。前回(〈004〉)と同じ応接間ですが、今回は窓を映さない構図+被写体がメガネを着用。映像で地味に悩まされる「メガネへの照明の映り込み」を、どう避けるかが学べる実践編です。
この動画でわかること
- 厚めのメガネをかけた被写体での反射の逃がし方
- キーライトを真横に回して映り込みを避ける考え方
- 上下から挟むライティング(キー+フットライト)で陰影を整える方法
- 奥と手前で色温度を変えてカラーコントラストを作るテクニック
ライティングの組み立て(動画の流れ)
メガネの映り込みはおおむね斜め45度から入るのがやっかいなポイント。そこで光の角度を工夫して反射を逃がします。
- キーライト:PavoSlim 240Cを、後ろのプラクティカルより色温度を高めに設定。奥がオレンジ・手前がブルー寄りになり、カラーコントラストで被写体が締まる。
- 反射対策:正面から当てるとメガネに映るため、キーを真横に回す。正面に光を回したいときはFC-120B+フレネルレンズを天井バウンスさせ、直接光を避ける。
- 光のカット:下からの映り込みはフラッグでカット。バーンドア(羽根)だけで切れない部分を補う。
- フットライト:顎下が暗くなるので、PavoSlim 60Cを下から。上下で挟むように当て、顔の影を均す。
いちばんの学びどころ
メガネ反射は「光源の角度」で決まります。正面からの直接光を避け、横回し+天井バウンスで間接的に回すのが基本。さらに上下で光を挟むことで、立体感を保ちつつ反射を最小化できます。インタビューやセミナー収録など、メガネ着用者を撮る機会は多いので、覚えておくと確実に役立ちます。
「メガネの映りは大体その斜め45度が映ってきちゃうので、今キーライトが割と真横に回ってます」
使用機材(動画概要より)
- PavoSlim 240C … キーライト
- FC-120B(フレネルレンズ/天井バウンス)
- PavoSlim 60C … フットライト
- FC-60B / PavoSlim 60CL
- フラッグ(光カット用) など
まとめ
メガネ=反射との戦い。「斜め45度を避け、横回し+バウンスで光を間接化し、上下で挟む」。この型を持っておけば、メガネの被写体でもクリアな表情を撮れます。色温度差でカラーコントラストを付ける小ワザも、画づくりの引き出しとして◎。
使用機材のレンタル
この動画で使われている NANLITE 機材のうち、パンダスタジオレンタルで取り扱いのあるものはこちらからレンタルできます。
→ FC-120B のレンタル:
→ FC-60B のレンタル:
→ PavoSlim 60CL のレンタル:
→ PavoSlim 240C:動画の PavoSlim 240C 相当は現在取り扱い対象外。近い現行パネルとして
このライティング、なぜ「借りて試す」のが向いているか
多灯ライティングは、スペック表だけでは現場での使い勝手が分かりにくいタイプです。明るさは足りるのか、色はきれいに混ざるのか、ソフトボックスやスタンド込みでこのセットに置けるサイズ感か——こうした「置いてみて初めて分かる」部分は、買う前に一度レンタルで試しておく価値があります。
この機材・このやり方が向いている人・現場
- カフェ・オフィス・応接間など「ロケ風の室内」でインタビューや対談を撮りたい人
- 照明部やDITなしで、内製チーム・個人で人物を撮ることが多い人
- 窓・外光のある現場で、自然なミックス光を作りたい映像制作者
📦 動画と同じ機材をレンタルで試す
まずは主役の FC-120B から:
→ NANLITE 関連製品を検索(インタビュー・配信を整えるキー+フィルのライト)
→ 新着機材をチェック:新着機材一覧
🎓 映像制作・撮影技術のセミナーも定期開催中。→ セミナー情報はこちら
出典:NANLITE JAPAN 公式チャンネル「〈005〉NANLITE 会社の応接間などでのインタビュー撮影のライティングテクニック その2」
動画:https://www.youtube.com/watch?v=1t3-Szi2O_I
チャンネル:NANLITE JAPAN(公式アンバサダー:鈴木佑介 氏)
※本記事はNANLITE公式動画の内容を当社スタッフがまとめ・要約したものです。
