NANLITE(ナンライト)公式チャンネルのライティング解説シリーズ、第3弾のまとめです。今回のテーマは「室外を映さない=外光を完全に遮断したインタビュー」。同じカフェのロケ地でも、暗幕で外光を断ち切ってスタジオのように光をコントロールする応用編です。前2回(自然光ミックス/逆光)と合わせて見ると、光のコントロール幅がよく分かります。
この動画でわかること
- 暗幕で外光を遮断し、室内を「スタジオ化」する考え方
- 外光ゼロの状態から、あえて自然光(デイライト)が入っているように作る方法
- 硬い光と天井バウンスを組み合わせて、自然な回り込みを作る手順
ライティングの組み立て(動画の流れ)
まず店のいちばん隅を背景にし、暗幕を立てて外光を完全カット。照明も消すとプラクティカル(その場の灯り)1灯だけの真っ暗な状態に。ここから「外光が差し込んでいる雰囲気」を人工的に再現していきます。
- ① 差し込みの光(デイライト想定):画面右・上手側から、FC-500B+フレネルで硬い光を一発。窓外から差し込む光のイメージ。
- ② 天井バウンスで柔らかく:硬すぎるので、500B+ランタンを天井バウンス気味に足して、光をふわっと回す。
- ③ 人物側のキー:FC-120B+60cmフレネルをデイライトとして当て、外側からの光=キーを作る。
- ④ フィル:キーで生まれた影をフィルライトで調整し、スタジオライクに仕上げる。
いちばんの学びどころ
「ロケ地でも暗幕を1枚立てれば、外光に左右されないスタジオになる」という発想がこの回の肝です。天気や時間帯で変わる自然光をあえて消して、自分で“自然光らしさ”を作り直す。再現性の高い画づくりをしたいときに有効なアプローチです。
「外からの光の影響を切っておいて、もう本当に外光が入ってこないスタジオのように作るという感じです」
使用機材(動画概要より)
- FC-500B(フレネル/ランタン)
- FC-120B(60cmフレネル)
- FC-60B
- PavoSlim 60CL / PavoSlim 60C
- 暗幕(外光遮断用) など
まとめ
自然光は便利な反面、コントロールしづらい光源。暗幕で一度リセットし、自分の意図で光を組み直せば、いつ撮っても同じ画が作れます。「再現性」を重視する撮影で特に効く、覚えておきたいテクニックです。
使用機材のレンタル
この動画で使われている NANLITE 機材のうち、パンダスタジオレンタルで取り扱いのあるものはこちらからレンタルできます。
→ FC-500B のレンタル:
→ FC-120B のレンタル:
→ FC-60B のレンタル:
→ PavoSlim 60CL のレンタル:
このライティング、なぜ「借りて試す」のが向いているか
多灯ライティングは、スペック表だけでは現場での使い勝手が分かりにくいタイプです。明るさは足りるのか、色はきれいに混ざるのか、ソフトボックスやスタンド込みでこのセットに置けるサイズ感か——こうした「置いてみて初めて分かる」部分は、買う前に一度レンタルで試しておく価値があります。
この機材・このやり方が向いている人・現場
- カフェ・オフィス・応接間など「ロケ風の室内」でインタビューや対談を撮りたい人
- 照明部やDITなしで、内製チーム・個人で人物を撮ることが多い人
- 窓・外光のある現場で、自然なミックス光を作りたい映像制作者
📦 動画と同じ機材をレンタルで試す
まずは主役の FC-500B から:
→ NANLITE 関連製品を検索(インタビュー・配信を整えるキー+フィルのライト)
→ 新着機材をチェック:新着機材一覧
🎓 映像制作・撮影技術のセミナーも定期開催中。→ セミナー情報はこちら
出典:NANLITE JAPAN 公式チャンネル「〈003〉NANLITE カフェインタビュー撮影のライティングテクニック その3」
動画:https://www.youtube.com/watch?v=bEiQFiUQG4U
チャンネル:NANLITE JAPAN(公式アンバサダー:鈴木佑介 氏)
※本記事はNANLITE公式動画の内容を当社スタッフがまとめ・要約したものです。
