木漏れ日や窓の影を自在に投影。Falcon Eyes FTA-OS3オプティカルスヌートを活用した空間演出術
今回は「Falcon Eyes オプティカルスヌート FTA-OS3」を使った演出に適したLEDライトとスタンドの選び方、おすすめ機材について解説します。
照明選びのポイント
用途に応じて最適なライトは変わりますが、今回は、オプティカルスヌートというアクセサリー装着するという前提で、ボーエンズマウントのスタジオライトに特化して選びます。パネルライトやチューブライトは最初から除外しています。
その上で、以下の3点を押さえると選びやすくなります。
・明るさ
部屋の広さやライティングの役割によって必要な出力は変わります。映画の撮影等では1,000w以上の大光量ライトを使用したりしますが、一般的な室内のインタビュー撮影等であれば100〜200Wクラスが扱いやすく、複数灯でバランスを取るのが基本です。
・色(色温度と種類)
単色(デイライトなど)、バイカラー、フルカラーがあります。同出力であれば単色の方が明るく、単板チップを使用した単色ライトの方が、影もシャープに出やすい傾向があります。今回のようにスヌート+フィルターで演出する場合は単色がおすすめです。カラーフィルターで思うような色が出せない場合は、カラーフィルターを使わずに、フルカラーのライトとGOBOの組み合わせにしても良いでしょう。
・電源方式
AC電源のみか、バッテリー対応かも重要です。屋内で電源が確保できるならACで十分ですが、屋外や電源が不安定な現場ではバッテリー対応モデルが便利です。ですが、大光量照明は消費電力も大きく、小さなバッテリーではすぐ使えなくなりますので、バッテリーで運用する場合は使用時間とバッテリーの容量を計算することも大事です。 また、ソニーLバッテリー(NP-Fバッテリー)で運用できる照明もありますが、Lバッテリー対応の照明を使う場合は、照明用の高負荷対応バッテリーをお選びください。カメラの純正バッテリーはカメラ用に作られているため、消費電力の大きい照明機材を使用した際に、保護回路が働いて電源供給がシャットダウンしてライトがつかない場合が多々あります。
スヌートに合うおすすめLED照明
Falcon Eyes オプティカルスヌート FTA-OS3はボーエンズマウント対応の汎用アクセサリーのため、同規格のLEDライトであれば幅広く使用できます。今回は屋内使用を前提として、AC電源で運用するタイプの100~200Wクラスの照明をおススメいたします。
同メーカーで揃えるなら、以下の機材が扱いやすくおすすめです。
このモデルは120Wのデイライト固定タイプです。スヌートにはカラーフィルターが付属しているため、基本的にはライト側はデイライト固定の方が扱いやすく、意図しない色ズレを防げます。色温度が可変だと調整の自由度は上がりますが、タングステン色にカラーを重ねた場合、意図しない色に転ぶ原因になることもあります。
他にも以下のようなボーエンズマウント対応LEDが使用可能です。
安全に使うためのスタンド選び
スヌートやアクセサリーを装着すると前方に重量がかかるため、スタンドの安定性は非常に重要です。
最低でも高さ280cm以上のミディアムクラスを推奨します。スタンドは高さがあるほどパイプ径も太くなり、結果的に安定性が向上します。設置スペースとのバランスは必要ですが、安全性を優先して選ぶのが基本です。
また、灯体を接続するスタンドトップの部分は、海外製の照明機材を使用する場合ほとんどが16㎜オスタイプのものを選んでください。自分が使用する照明機材のスタンド取り付け部の形状も確認してスタンドを選びましょう。おすすめスタンドはこちらです。
しっかりしたスタンドを使用することで、転倒リスクを抑え、安全かつ安心してライティングに集中できます。
まとめ
オプティカルスヌートを使った木漏れ日表現では、「ボーエンズマウント対応の単色LEDライト」と「安定性の高いスタンド」の組み合わせが基本になります。特にライトはシンプルなデイライトタイプを選ぶことで、フィルター演出のコントロールがしやすくなります。
適切な機材選びで、より印象的なライティング表現を実現してください。

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